【後編】Pluto EP9の感想
はじめに
NamtanとFilmが主演を務めるタイGLのPluto。
Aioonと出会ったあの日から”戦い”続けてきたMay。ついに父親へ立ち向かいました。
そして、AioonはMayを連れてお泊まり。逃げ出したあの日の埋め合わせは出来るの?
Ep9後半です。
ほっこりが多めのEp9前半の感想はこちら。
Plutoの心
太陽も沈み空には星が輝きます。バンの屋根に座るAioonとMayは約束通り一緒に星を見ます。
Pluto seriesのスタートとなったEp1冒頭シーンの続きですね。
Mayの肩を抱き、星を見上げながらAioonが話し出します。
「これまで太陽系の一部だったのに、切り離されちゃった存在。可哀想だなっていつも思ってたんだ…
辺りを囲む電球の光も星のように見えてとてもロマンチックなシーンです。2人も幸せそうで嬉しい。
「わたしにとってPlutoがどれだけ素敵な存在か分かる?」とMay。
「人間が太陽系の仲間に入れるかどうかなんて関係ないの。Plutoはずっとそこで回り続けてる…
Ep5ではPloyと比べて自分が劣っていると感じたAioon。"みんなもわたしのことMayに相応しくないって思ってるよ"…と言うAioonにMayは同じように話していました。
Mayを抱きしめる手を解いてポケットからあるものを取り出すAioon。
Ep9前半でも出てきましたが、Film(May)の"見えているのに見えないフリをする"演技にとても驚きました。Aioonと目が合いそうになると焦点を外すように視線をずらします。
視力が回復し見えるようになっていく過程を入れる脚本もとても良いです。
ポケットから取り出したものを手にAioonは話します。少し緊張している様子。もしかしたら誰かにこんな事するのも初めてかもしれないね。
「冥王星の表面にはねー
私にとってはそれはーーと続けながら、Mayの手にネックレスを置き、Mayの両手を添えて優しく包み込みます。
手にしたネックレスを感じながら笑顔になるMay。そしてAioonはネックレスの想いを伝えます。
Aioon…もうそれは、プロポーズだ…。
着けてあげるとMayにネックレスを着けるAioon。
ネックレスを着け終えて、あの日と同じ言葉をMayに伝えます。
愛してるの言葉を聞いてMayの視線がAioonと交わるように見えるこのシーンもお気に入りです。
このシーンEp7の青いドレスの時のようにMayは「May rak(Love) Oom」とは答えません。本当は「May rak Ai」と言いたかった。けど、言えないから黙ったままなんじゃないかな。
交わる体温
そして、あの夜の続きから始まります。
唇や首筋に優しくキスを落としていく2人。抱きしめて、触れて、気持ちも高まり服を脱ぎ、愛し合います。
Plutoのラブシーンはとても美しいです。Ep7青いドレスの時もそう感じましたが、映像的な激しさは控えめだけど、シリーズを通しての作品のトーンととても合っているなと感じます。仕草、表情などから感情の高まりやお互いを求める気持ちが伝わってきてドキドキします。
おばあちゃんからの電話
いつもタイミングが悪いんだよとAioonも言ってましたが今夜は大丈夫そうです。
AioonとMayの2人が愛し合うなか、病室のOomの様子が…
久しぶりに見る景色に目を細め、ここはどこで自分はどうなっているのかぼんやりとするOom。このシーンもBGMと藍色の画面色、カメラアングル全部好き。幻想的な雰囲気を感じます。
ひとまずの検査結果は問題ないこと、明日の精密検査で問題がなければICUから出られるはずとお医者さんから説明を受けるおばあちゃん。
お医者さんたちが出て行ったあと、おばあちゃんは嬉しそうにOomに話しかけます。
嬉しそうなおばあちゃん。ずっと信じて待ってたもんね!よかったねおばあちゃん!
ここは…どこなの?と掠れる声で尋ねるOom。
なんだって?まさか…とおばあちゃんも不安になり始めます。
その言葉に戸惑いながら、おばあちゃんはOomに何か覚えてる事はあるかい?と尋ねます。
Mayは?Mayどこ?Mayに会いたい、と起き上がろうとするOom。横になってまずは安静にしなきゃとOomをなだめるおばあちゃん。
Oomは記憶が混乱してるの?それとも記憶喪失になっちゃったの…?
Oomとの約束
愛し合った翌朝。
Aioonより先に目が覚め覚めるMay。
身体を起こし、まだ寝ているAioonをこっそりではなく見つめます。
Aioonの頭を撫でながら呟きます。
Mayに髪をいじられてAioonも目を覚まします。早起きだねと声をかけるAioonに、だって早起きしたらOomともっと一緒にいられらるでしょ?と可愛い答えのMay。
起きた瞬間からイチャイチャしててわたしも幸せです。
AioonはMayに手を伸ばし、Mayのために書き始めた小説について話します。
「最初はね、この小説がどんな結末になるのか分からなかったんだ…
「…ご褒美のこと言ってる?」と笑うMayに、それもあるけどさ…とつられて笑うAioon。
Ep5。Aioonが頑張って書けるように、1章書き終えるごとにご褒美をあげるとMayが提案してました。
完成させたらどんなご褒美が待ってるの?と尋ねるAioonに、それを聞いたら1日で終わらせたくなるかも?と焚き付けてましたね。
なぁに?と尋ねるMayにシャワーを浴びたあと話すよとAioon。
ニコニコの笑顔で返事をするMayがとっても可愛いです?Ep8前半の最後で"明日ガールフレンが出来るよ"と電話で話していたように、Mayに自分がAioon(初恋の人)だ伝えたうえで、ガールフレンドになって欲しいとお願いするつもりなんでしょう。
おばあちゃんどうしたの?何かあったのとすぐに折り返します。
おばあちゃんからの電話でOomが目を覚ました事を知るAioon。
ほんとに?!Oomはもう大丈夫なの?すぐに退院できるの?と矢継ぎ早に質問するAioonにおばあちゃんは続けます。
…覚えているのはMayの事だけで、
それを聞いてとても複雑な表情をするAioon。
Oomが目を覚ました事で、もう自分がOomのフリをする必要がなくなる…Mayと会えなくなる事にショックを受けてるの?
Oomとの約束であるMayと別れなくちゃいけないこと?それでMayが傷ついてしまわないか心配してるの?
Ep8。OomはMayと別れろって言ってなかった?とおばあちゃん。言い淀むAioonに「いつまでもOomでいるわけにはいかないよAi。ある日Oomが起きてMayと別れたら、どっちにしても彼女は傷つくでしょう」と話しています。
その"ある日"がついに来ました。
白杖で近くをお散歩していたMayが戻ってきます。
「May!」と駆け寄ってMayを抱きしめるAioon。
何が起きたのか分からない様子のMayも心配そうにAioonを抱きしめます。
Mayと呼ぶAioonの声が切なくてMayを失いたくない気持ちが伝わってきます。つらくなってきました。
そして、落ち込んだ気持ちのまま帰り支度を進めます。大きなため息と共にバンに乗り込むAioonに
大丈夫?と声をかけるMay。弱々しく笑いながら全く大丈夫じゃなさそうな顔で大丈夫だよ…と答えます。ちょっと泣いてしまいそうなAioon。
そしてMayは朝の会話の続きをはじめます。
笑顔でAioonの言葉を待つMayと辛そうなAioonの表情のコントラストで悲しさ倍増。
目に涙をため言いづらそうにAioonは答えます。
Oomが目を覚ましたことでMayに伝えようと思ってた自分の正体とガールフレンドになって欲しいお願いは言えなくなってしまいました。
Mayも一瞬ショックを受けた様子。
ピアノ伴奏のBGMが相まって泣きそうなわたし。
それでもすぐに笑顔で答えます。
「待つよ」とMayの優しい話し方に、ここでもまた泣きそうになるわたし。Aioonも前を向いたまま静かに涙をこぼします。
Mayのその言葉に感極まるAioon。
ポロポロと涙が溢れて止まりません。Mayに気づかれないように静かに泣くAioon。私も泣く。Aioonが泣くと泣いちゃうんだってー。
静かに泣き続けるAioonに焦点を合わせるMay。
なんとか落ち着こうと呼吸を整えようとし、Mayの方を向いて心の中で思います。
(Mayの目が見えなくて良かったなんて初めて思った。)
それでも堪えきれずに静かに泣き続けるAioon。
その様子をじっと見つめるMayも泣いてしまいそうです。
目の前で愛する人が何かに傷ついて泣いている。だけど、目が見えないふりをしているので涙を拭ってあげることも出来ない。どうして泣いているのか分からないから言葉もかけてあげられない。
何もしてあげられないMayの痛みも伝わってきて苦しいです。
OaboomとAioon
お泊まりから戻ってきたAioonはOomの病室を訪ねます。Oomの具合はどう?とおばあちゃんに聞くもAioonに今は大丈夫、ただ意識を取り戻したばかりだからまだ安静にしてないと。とおばあちゃんは答えます。
掠れた声でAiと呼ぶOom。ベットに駆け寄り、頭を撫でながらOomに声をかけます。
Aioonの声が優しい。お姉ちゃんだね。そんなAioonの様子に「わたしのこと嫌いなんじゃなかった?」と言うOom。
Ep1ではちょっとぎくしゃくしていた2人ですが、AioonはいつでもOomを大切に思ってる。たった2人の姉妹だもん。
Oomもそれを分かってます。
それを聞いたAioonもまったくこの子は…といった風に「まぁ?たまにムカつく時もあるけどね」と軽口をたたきます。
おばあちゃんにしっかり怒られます。可愛いですね。
おばあちゃんはOomに話しかけます「お医者さんが言うにはね、リハビリをがんばって筋力が戻れば普通の生活に戻れるって。
Oomも微笑みます。「Paulの両親にも感謝しなくちゃ」と口を滑らすAioon。「誰のこと?」と訪ねるOomに「何でもないよ!ほら、いいから早く元気になってよOom。だってさーー
と誤魔化します。もちろんおばあちゃんには小突かれます。
AioonはふざけてOomには呆れられておばちゃんに怒られる。3人で暮らしていたときはこんな感じだったのかな。
Oomが目を覚ましたと聞いて集まるみんな。
Pang、Aioon、おばあちゃん、Janの4人は病室の外で今のOomの状況について話し合います。
おばあちゃんが続けます。「原因はおそらく精神的な強いショックじゃないかって…」
でも…これで良かったのかもしれない、とおばあちゃんは続けます。
「もし目が覚めて結婚式の日に夫が亡くなったと思い出したら、あの子はどんだけ悲しむか…またあの子に辛い思いをさせるなんて耐えられないよ…」
Oomを心配するおばあちゃん。みんな言葉に詰まってしまいます。
それで…とJanはAioonに尋ねます。
「OomがMayを覚えてたときのはなしーー
JanはOomが覚えているMayの記憶が気になってるみたいです。
答えに迷うAioon「もう少し良くなるのを待とう。
とりあえずみんなPaulについて話すのは控えた方が良さそうだね…」
Oomが目覚めて嬉しいはずなのに…こんな事になるなんて。
お泊まりから帰ってきたMay。
そこへTonがやってきてOomの件を伝えます。
「じゃあこれで、OomはAiに話をするはずだわ」と嬉しそうなMayとは反対に渋い顔をするTon。
「…でも、彼女は記憶喪失になってる。Paulのことは何も覚えてなくて唯一覚えているのは…
その言葉にショックを受けるMay。
待ってMay。Oomの心配は?Aioonの事しか心配してない。ちょっとOomが気の毒だよ…。
本当の話
食事をするPangとJan。
PangがOomに対してぶいぶい文句を言っています。
「事故の前はAiにMayと別れてほしいって言ってたのに、事故の後はMayのことばっかりじゃん」
「もしかして、OomはMayとよりもどしたいのかな?」首を振りため息混じりにJanがPangに尋ねます。
その理由まだ知りたい?とJanが尋ねます。うんうん頷くPangにシンクロ。Ep7でも聞いてましたね。「私はただ、友達の罪を償いたいだけ」と話すJan。Oomの罪ってなんだ?
「OomがAiに『Mayと別れて』ってお願いしたのは、とJanが話しはじめます。
「そして、MayはAiがOaboomじゃないって初めから分かってる」
分かるよPang。びっくりしたよね。私もすごいびっくりした。驚くPangにJanは続けます。
「Mayの初恋の人がAiだって知ってるよね?
「もし彼女がまた一からそれを知ることになったら、誰の気持ちを考えるべきだと思う?」
うわぁーーーEp8の病室でのMayとのやり取りはやっぱりMayを励ましてたのか。嫌なやつとか言ってごめんOom。これまでAioonが可哀想だとばかり思ってましたがOomの気持ちを思うと心が痛いです。
そんな話の最中、やって来たのはまさか
2人もPimに気が付きます。Pimちょっとびっくりしたような怒った顔してる?
PangとJanはお互いに見やりなんとも気まずい状況。でも、待って待って。今は心のリソースが足らない。OomとAioonの事で気持ちがいっぱいいっぱい。
渦中のAioonは、Mayとメッセージのやり取り中。
『小説を書き終えたよMay。ご褒美を用意して、私のお願いを聞く準備しておいて。』
Oomの記憶が戻るのを待って、AioonもまだMayにガールフレンドになってもらおうと諦めてません。
Mayからの返信を貰ってご機嫌なAioon。
小説が完成したんだね。わたしも読みたい。
その様子を見るOom。
「なんでもないよ」と答えるAioon。そしてOomはAioonに言わなきゃいけないことがあるのと話を切り出します。Oomに近寄り目線を合わせるAioon。
「分かったよ、いいから話してごらん」と優しくOomを促します。お姉ちゃんですね。
「私のガールフレンドは弁護士で…」と、"ガールフレンド"の言葉に視線を逸らしてしまうAioon。
え?と聞き返すAioonに怒らないでとOom。
「怒らないで。Mayのこと許してあげて」とAioonに伝えます。Oomはずっと怒らないでと言い続けてます。Ep1の制服を取り替えてAioonの喧嘩の仕返しをOomが受けてきた時もそうでした。すぐにやり返しに行く人だと知っているからですね。
Mayとは、まだ付き合っている時の記憶なんだろうか。
Janの言っていた通り、OomはどこまでMayとの記憶があるんでしょうか。
ついにBenの事件とMayとの繋がりを知ってしまったAioon。しかも被告人の弁護士だったなんて…
どんどん話が繋がっていきますね。緊張します。
失明の原因
Benのお母さんの遺影。AioonはBenに会いにきました。中に入ると、障害があっても生活できるよう設備がきちんと整っています。
「よぉ」とAioonに声をかけながら車椅子に乗りやってくるBen。「久しぶり。元気そうじゃん」とBenの姿をみて答えるAioon。
部屋の中を見まわしながらAioonは尋ねます。
KoはKosolの事ですね。
Benは助けてくれる"誰か"についてAioonに説明します。その人はバットマンの弁護士で最初は関わりたくなかったこと。でもAioonがBenのために仕返したとKosolから聞いて、その弁護士からの助けを受けることにしたそう。
何のことか分からないAioonにBenが続けます。
「Koが話してたんだ。お前が『彼女の頭を殴れ』って言ったって。それでー-
うっわあぁーーーーー!やめてーー!!!
思い出さないでAioon!!!!
2023年。Benのお母さんのお葬式。
バットマンが英雄の様に取り上げられているニュースを見ながら文句を言い合います。
「みんなどうかしてる。悪人を崇拝するようになったの?」と言うPangに「そいつの顔が良くて金持ちだからでしょ」とAioon。
「Benが言うには、被告の弁護士が賠償金をほとんどゼロにまで減らしたんだって」とPang。3人とも辛そうです。高校時代にBenのお母さんの手伝いをしてお小遣いをもらってました。近しい人の死です。
Benの治療費が足らないって…」と、Kosol。
自殺が保険金の支払い対象にならないってこと知らなかったんだ、と続けます。
あぁ…Benのお母さんが亡くなった理由ってこれだったのか…。
「その弁護士ってどんな奴なの!?Benとおばさんのために仕返ししてやる!」と憤るAioon。
「やめなって。おばあちゃんが悲しむでしょ」とPangに止められるも悲しみに暮れるBenの背中をみて悔しさが止まりません。
その時の記憶を思い出しショックを受けるAioon。
目に涙を溜めて唖然とするAioonとは反対に、軽やかに話すBen。
Koが言うには、彼女に会ったけど警察に通報されなかったって話してたし、とBen。
Ep3.MayとKosolは出会ってます。
通報しなかったんじゃなくて、見えないから出来なかったんじゃないでしょうか。だからKosolは見えてる?って確認してたのか?!
「Ai!」と叫びながやってきたのはKosol。
あぁ…。揃ってしまった。もうこの先はつらい未来しか見えない。あぁ…
尋ねるAioonに「ごめん…っ」と言葉をつまらすKosol。Aioonの目にどんどん涙が溜まっていきます。
「彼女の失明の原因がわたしだって知ってたのに、
「でも私が言い出さなかったらあんたもやらなかったでしょ?」とAioon。何も言えないKosolに苦しそうに伝えます。
「あんたが応援してくれたんじゃない…彼女の事、自分の気持ちに正直になれって。」Aioonは泣きながら続けます。
「ねぇ、知ってる?私は彼女を愛してるの。」
「彼女が目えなくなったの私のせいだって…今になって気づいて、こんな自分をどうやって許せばいい?
「どうやって生きていったらいいの!Ko!!!」泣き叫ぶAioonに心臓を掴まれるくらい苦しい気持ちが伝わってきます。あーーむりーーーー。
泣き崩れるAioonの悲痛な叫びで後半が終了。
まとめ
Ep7で"もうOomで居たくない"と涙を流すAioonにMayが伝えた言葉。
「もしあなたの愛する人が亡くなった原因がわたしだって知っても、それを許せるほどを愛してくれてる?」
Mayは自分の失明の原因が愛する人だと知っても、それを許せるほど愛せるのでしょうか?
Oomの思い、Aioonの決断が気になります。心が疲れた。次回も楽しみです。
PS:Plutoの構成がすごい話
今回のEp9で、Janから聞かされた「OomがAiに『Mayと別れて』とお願いしたのは2人を引き合わせるため」と情報のupdateがありました。
改めてPluto seriesのストーリー構成がすごく緻密で計算されていることにびっくりしました。まとめておきます。
2人を引き合わせるためにOomが持ち出したのはいつかの"埋め合わせ"の約束でした。
そもそも"埋め合わせ"をする原因となったのは、AioonがOomの制服を着てふざけて遊んでいた時、喧嘩の”仕返し”をOomが受けたから。
その、”仕返し”のもとなった喧嘩は、バンコクのプラネタリウムでいじめっ子たちに絡まれていた”May”を助けたこと。
そしてOomが別れて欲しいとお願いして、引き合わせたかった相手はいじめっ子たちに絡まれていた”May”。
すべては最初から繋がっていたんだね。これを運命と呼ぶの?
そしてEp1の冒頭。Oomの結婚式での2人の会話を改めて考えます。
「理由は聞かずにただ私のふりをして恋人と別れて来て欲しい」
Oomの想いなんて知らないAioonは結婚したのに恋人と別れてないなんて最低。自分の問題は自分で片付けな「そんなお願いは聞けない」と一度は断ります。
でもOomは、何とかしてAioonをMayと合わせたいから引き下がらない。
それは、Aioonが家族のこと、Oomの事を大事にしてるって分かってるから。妹からの”お願い”なら聞いてくれるお姉ちゃんだと知っているから「妹としての頼みなら?」と言ったんだと思います。
はぁ…ほんとに面白いストーリー。記憶をなくしてまっさらな気持ちでもう一度観たいです。