チームヘラクレスノート 第二節
Mリーガー4人とVtuber12人がタッグを組んで戦う夢の麻雀リーグ戦、神域リーグ。
4チームに分かれ全30半荘を戦い抜き優勝を争うこのリーグ戦。
ここではその中のひとつ、自分の推しチームであるチームヘラクレスの試合内容と結果を軸にした記事をまとめたいと思います。
いわゆる「神視点」の本放送、第二節の模様はこちら↓
第一節終了時の各選手の戦績とチームポイントはこちら。
ヘラクレスは2位と好スタートを切った。
そして迎えた第四試合、ヘラクレスは前回出場がなかった渋谷ハジメが初登板。
アキレスが咲乃もこ、ゼウスが鴨神にゅうを起用し、これでアトラス以外はチーム全選手が一巡する形となった。
そのアトラスは初戦で見事なジャイアントキリングを決めた歌衣メイカが2回目の登場。
歌衣と咲乃が打ち合いを見せる中で迎えた東4局、渋谷の親番。
4巡目にしていきなり三・六筒の好形リーチをかけるも咲乃と鴨神に当たり牌を悉く吸収され、この時点で山から当たり牌が消えるという憂き目にあう。
それでも2回聴牌で粘って親番を続けた渋谷にチャンスが訪れる。
東4局2本場、六・九索の両面リーチ。
これをツモ上がりし、嬉しい裏ドラのおまけつき。
2200オールで上位との点差を縮める。
歌衣と咲乃がトップ目を争って激しいデッドヒートを繰り広げる中で迎えたオーラス・南4局。
渋谷最後の親番にして大チャンス配牌が到来。
手が進み四暗刻も見えてくる中、二筒で聴牌が入る。
ここは早さを取りリーチ。
立直タンヤオ一盃口赤ドラと打点も充分。
しかもモロ引っ掛けという最高のリーチ。
ここで山に1枚しかなかった二筒を見事ツモり4000オール。
一気に捲って暫定トップに立つ。
さらにその後の南4局1本場、歌衣からのロンで東トイトイ7700は8000を上がり、2位との差を広げていく。
2本場で鴨神が3000・6000の上がりを決めラスから猛追するも届かず、第四試合は渋谷がそのまま逃げ切り、見事自身の初陣を白星で飾った。
続く第五試合、ヘラクレスは因幡はねるが2回目の登板。
前回3着の雪辱を晴らすことは出来るのか。
前回も戦ったルイスや定期麻雀コラボをしている天開との同卓と、いつメン感が強い対戦となった。
アキレスは咲乃が連投で勝負に出る。
ルイスが天開から満貫上がりを決め迎えた東2局、因幡は好配牌を引くもツモ運に泣かされる上、他家からの二軒リーチの対処にまわるなど苦しい展開。
ここは持ち前の守備力を以てしっかり回避。
そして東3局、因幡の親番。
局も終盤に差し掛かり、手牌も整ってきたところだったが9巡目でダマテンをかけていた咲乃に当たり牌のひとつである七萬が捕まり放銃。
これがタンピン赤2の満貫手となる。
手が整ってきたが故の止められない放銃だったとはいえ手痛い失点となった。
南場に突入してもツモ運に泣かされ聴牌までが遠い因幡だったが、オーラス南4局にチャンスが訪れる。
ラス目の天開から先制リーチを受けている状態の中、3着キープがテーマとなる因幡は執念の追っかけリーチで真っ向勝負。
天開とのめくり合いに挑む。
しかしその直後、天開が当たり牌の九萬をツモって勝負あり。
リーヅモ赤ドラに裏が乗り2000・4000の満貫手に。
順位を一つ上げたところで対局は終了。
因幡は最後まで運が向かず悔しいラスとなったが、途中細かい部分の修正で上がれるチャンスがあったところ以外は牌切りの手順も概ね間違っておらず、内容は前回より格段に良くなったと松本監督からのお墨付きもあり、また本人も前回よりは何かしらの手ごたえを感じたようだ。
技術や実力的には他の相手と十二分に渡り合えるものを持っているはずなので、次回こそ運が向くことを期待したい。
そして第二節最終戦、第六試合は千羽黒乃が2回目の登板。
アトラスは第四試合に続き歌衣が参戦。
まずは東場、天宮がいきなり3000・6000の跳満手をツモり波乱を予感させる派手なスタートを切る。
そして東2局…
なんと歌衣がこのリーグ戦通じて初となる四暗刻上がりを達成。
漢気麻雀の申し子が魅せ、ここで2位以下を大きく突き放すトップ目に立つ。
続く東3局、役満親被りを食らった天宮も負けじとドラゴンガールの本領を発揮。
中ドラ3の2000・4000をツモり必死に食らいつく。
しかしこのまま黙っていられないのは我らが千羽黒乃も同じ。
東4局でまずはリーヅモドラの1000・2000の手を上がると、ここから怒涛の反撃を開始。
続く南1局、親番の千羽は南と白の早い仕掛けから5巡目にして四・七萬の聴牌を取る。
その後七萬をツモり4000オールの満貫手に。
トップ目歌衣との差をじわじわと詰め始める。
さらに南1局1本場、千羽は前の局同様早い仕掛けで手牌を染め上げていく。
三副露作ったところで聴牌。九萬単騎待ち。
しかしそこに西が入ったことで待ちを西単騎に変更。
次のツモ順で西を掴んだ天宮、一度は放銃を回避したものの自分の手が進んだことで手放してしまい痛恨の放銃。
發トイトイホンイツ赤ドラで親っパネ18000。
千羽はトップ目まであと1700点にまで迫る。
続く南1局2本場で千羽はFraに満貫手を放銃してしまい、親番とトップ目が離れてしまうことに。
そして天宮の親連で迎えた南2局1本場、千羽に最大のピンチが訪れる。
Fraがチャンタ三色役牌、待ちが西と中という強い形でのリーチ。
2巡凌ぐもののここで安牌が尽き、この中では比較的安全であろう發か中切りの二択を迫られる。
どちらも生牌で一見安全度は同じに見えるが、実際は天国か地獄かの二択。
中を切れば最低でも跳満直撃でトップが遠のくどころか順位も入れ替わりかねないこの場面、千羽が選んだのは…
發だった。
千羽はこの大事な場面で見事放銃を回避し自身もチームも救った。
実況席で解説の朝倉プロが軽く指摘していたように、千羽本人も勘で選んだのではなく白が二枚切れていることから裏ドラ効率を導き出した結果、比較的安全な發を切るに至ったと試合後に語っている。
(詳しくは本放送の他、ヘラクレスの応援楽屋配信も併せてご覧ください)↓
千羽が放銃を回避して流局も見えてきた終盤、天宮が西を掴んでしまい放銃。
12000のマイナスでハコに沈む。
その後の千羽は上がりも聴牌もなかなか取れない展開が続き、Fraに500点差まで詰め寄られたものの辛くも逃げ切り2着をキープしたまま対局は終了。
激しい打ち合いとなった第六試合は、四暗刻上がりを決めた歌衣が最後まで大崩れせずトップを守り切り、五試合目終了時点でチームポイントでトップに立っていたヘラクレスはアトラスに再逆転される形となった。
この先も頑張れヘラクレス!
そして次回神域リーグ第三節は6月6日(月)18時スタート!
最後に、初陣をトップで終えた渋谷と激闘を2着で終えられた千羽の活躍は当然素晴らしかったが、ではラスだった因幡が素晴らしくなかったのかと言われればそうではない。
前述した通り、牌切りの手順も概ね良かったし致命的なミスもなかった。
只々運に見放された、敗因はその一点だけだったと思う。
麻雀はとにかく運の要素が大きくものを言うゲームである。
どんなに強いと言われるトッププロが手順を間違えてなかったとしても、〇連続逆連対ということも当たり前のようにある。
因幡は前回、そして今回とハードラックに見舞われてしまったが、運は必ず収束するものである。
今の不運がふとした拍子で豪運に転じた瞬間、卓上で華麗に跳ね回り相手を蹂躙する組長兎が我々ヘラクレス推しの目の前に現れてくれると信じている。
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ここまで読んで下さりありがとうございました。
まだまだ自分も麻雀勉強中の身なので表現が拙い部分があるかもしれませんがご了承ください。
前回の記事でスキをくれた方々、ありがとうございました。
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読んで下さる方は次回もよろしくお願いします。
ではまた!
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