【創作の中毒×中毒の創作(2)】

「どんなルールですか?」
 三田は聞いた。
 
 医師は、ルールを守らないと、大変なことになるというのだ。
 
 三田は、マッドサイエンティストのような笑みを浮かべた精神科医と、診察室で向かい合っている。
 医師の両脇に立っている、グロい人体模型が不気味だった。 
 魔界から来た、素っ裸のグロい傭兵といった感じだ。
 
 青山霊園の側という立地も、悪い意味で雰囲気を作り上げてしまっている。
 

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