【Mr.Children】miss you tour 2024 arena tour~in Osaka at Sep.19 2024~
miss you tour 2024 arena tour
~in Osaka at Sep.19 2024~
※ネタバレありのライブレポです
オープニング
ケモノミチを思わせる草をかき分けてザッザッと進む映像から、海に潜ってあがってきてっ…ていうモノクロの映像。 主人公は何かから逃げているかのような息づかい。
今回はメンバーがステージに登場するのもしっかり見えるし突然演奏が始まる感じもない。やっぱり聴かせる系の曲!?
…と思ったら、、、
1.叫び祈り
!?!?えっ!?インストじゃない!?
桜井さんが叫んでる!!!ジェンのドラムが響いてる!!!
突然すぎて曲名もすぐ思い出せず…このままWake me up!が始まる?とかぐるぐる考えてた。
2.I MISS YOU
檻?がステージに登場して、メンバーはその中に。みんなシックな服装。いつも華やかな衣装の桜井さんも上下黒の服で、初めて見たグリーンに見えるギターが映えてた。
切なげにI miss youを繰り返す桜井さん。
オレンジの火の粉のような光の渦のような映像がメンバーを覆ってる。
今回も映像と照明がすごい。
いよいよmiss youが始まる…と思ったら、まさかのイントロが。。
3.REM
え!?このタイミングで!?ってビックリした!
この曲はみんな手拍子するけど、途中から合わなくなってくるから聴くことに徹する。
ナカケーのベースが格好いい曲。
照明は赤のイメージが強かったけど、今回はオレンジっぽかった。
君を愛してるのフレーズの時、画面に桜井さんが大きく映し出されて女性はみんな(恐らく男性も)心を鷲掴みにされたはず!
・出口を探しているんですが
・僕は何故血を流してるの?
・君はどこにいるの?君を愛してるよ
ダークな歌詞だけど、愛する人を探して彷徨ってるような歌詞。
ここからどんな展開に…?
4.アンダーシャツ
え!?このイントロ!?まじで!?ってパニック。まさかこんな昔の曲を聴けるなんて…って感動もあった。桜井さんと田原さんが向かい合って演奏するギターが格好いいを超えてセクシー。
戦争のない国→お花畑の国に言い換えてた。こういうちょっとしたところまで配慮するミスチルはさすが。
発売当初の若い桜井さんが歌うのとはまた違って、特に「ジン」って言う桜井さんが妙にセクシーだった。
・泣いて 笑って 叫んで
…って1曲目からちゃんと繋がってる。
何か言葉にできない想いを叫んでる感じ。
5.Everything(it's you)
ドラムが鳴った瞬間、涙腺が…。
振り幅すごすぎて感情がついていけない。叫んでたし彷徨ってたところから、急にラブソング!
暗い中で桜井さんにスポットライト、サビは白い照明で会場全体が明るく照らされた。
ギターソロは最高に格好つけるのかと思ったら、ちょっと余裕のある表情でサラッと弾いてる桜井さん。これもまた歳を重ねたからこその大人の魅力。
~MC~
ありがとー!
本っ当に楽しみにしてました。
一瞬でも1秒でも早くみなさんに会いたいと思っていました。
次の曲は20年前につくった曲です。
6.靴ひも
学生時代を思い出す曲。
これまでのモノクロ感の曲から、少しだけ色がついた感じで、会場も何だか温かくほっこりした雰囲気に。
スクリーンの映像はカラフルな靴ひもが。
・君の色で濁っている
・今1番 好きな色 僕の色
スクリーンの靴ひもがバス停を描いて、そのまま教室?机と椅子を描いて何の曲?と思ったら教室の黒板に文字が…
7.Fifty’s map ~おとなの地図
またmiss youのモノクロの世界に。
スクリーンには4人姿がモノクロで映し出される。
・バイクで闇蹴散らし 窓ガラス叩き割
何となく学生時代を思い出すエモい歌詞。
・求められるクオリティ
大人になった現実。きっと大人のみんなは自分と重ねていたはず。
・似てる仲間がここにいる
メンバーだけじゃなくて、会場にいるお客さんも仲間に入れてもらえてるような、そんな感覚になった。
8.青いリンゴ
また少しだけ色がついた曲。メロディも少しポップになって、ライブ感が出てきた。
スクリーンの左側は青いリンゴを想像させる淡い色の映像で、右側はメンバーが映し出される。
初めてでお客さんはどうしていいのかわからず聴き入ってたら、ジェンが手拍子の合図出してくれた!こういうジェンのさりげない優しさが嬉しい!
ここから一気にアップテンポの曲かなーと思ったら…
9.つよがり
サニーさんの演奏から始まり、また少しモノクロな雰囲気に。
桜井さんは最後までセンターマイクを強く握りしめながら歌ってた。
20周年の時のライブを思い出させるようなしっとり色気のある大人の演出。
2番のAメロのサニーさんとのハモりがすごく好きな曲で、お客さんはみんな聴き入ってた。
歌い方は原曲に近かった気がする。
暗転
サニーさんのキーボードとともに、スクリーンにはマンションの窓に灯りがついていく映像。そこからキィーッとドアを開ける音と、部屋の灯りが付く。
そんな夜の街の街灯の下に椅子が…
10.Are you sleeping well without me?
桜井さんが歩いて出てきて椅子に座って歌いはじめる。
withoutのoutを強調して歌っていたのが印象的だった。
・without me?
・君が恋しくて
つよがりの時の「君」はもういないのかな?
そう思わせる歌詞と静かに切なげに歌う桜井さん。
11.LOST
バンドメンバーはほとんどスクリーンにも登場せず、桜井さんが主役のストーリーを見てるような感覚。
・今日も立ち尽くしている
「君」はもういなくて、それだけじゃなく夢も見失ったかのような無気力感が伝わってくる。
そんな中でも、しゃがみこんで2匹の犬をなでる仕草の桜井さんには救われるような気持ちになった。
ここでもジェンが手拍子の合図をしてくれた。
12.アート
桜井さんはまた椅子に座ってる。
けど、映像には桜井さんの後ろに不気味な白い影。歌う桜井さんの背景がところどころモザイクになってる。
何か尋問を受けているかのような様子に、開き直りにも見える演技をしながら歌う(もはやセリフのよう)桜井さん。
サビに入ると狂気的な歌い方が増してステージを歩き回る桜井さんの演技力にも圧倒された。
原曲通りピー音は入ってたけど、近くの人は普通に聞こえてザワついたとか(笑)スタンド席にはギリ聞こえませんでした(笑)
後半、スクリーンには顔面大きな目の人の形をした生き物(20世紀少年を思い出した)が複数映し出されてさらに不気味。
モノクロの映像から少しずつ赤(血の色)が増えてくる。歌詞通りの世界観が見事に表現された3分半。
13.雨の日のパレード
傘を開いて座っている人(桜井さん)が濡れないように差し出す映像。
無機質なモノクロ映像から、傘だけポタポタ赤く染まっていくのがアートの血と被ってちょっと不気味で、え?こんな曲だったっけ?って感情とか思考がついていけなくなった。
ナカケーは大きな管弦楽器(ウッドベース?)を弾いててビックリ!
ライブでは原曲の高音ハモりがなくて、また少し違う印象に感じられた。低音ボイスの桜井さんも素敵。
後半は少しずつ色とりどりの傘が舞っていく映像で、ようやくほっこり。
エソラを思い出すカラフルさに、乱された心もやっと落ち着いた。
静かな会場に雨の音が。
前方の席だけライトに照らされて、雨が降ってるような演出は後方から見ててすごくリアルだった(←このタイミングだったか曖昧)
サニーさんのキーボードが静かに響く。
14.血の管
え、この曲!?
アートからの血がまだ繋がってた!?
旋律は優しいけど、血って…発売当時も少し恐怖を感じてたのを思い出した(歌詞は決して怖いものではないけど)
ステージは桜井さんとサニーさんだけにスポットライトが。
・彩りを増すばかり
過去の記憶に思いを馳せて、モノクロの世界からは抜けだせてない。
・独りを感じる
まだまだ暗闇にいる感じ。
スクリーンには雨の滴なのか波紋のようなオレンジ色の渦の映像
15.party is over
ぶら下がった灯りが左右に揺れてる映像。
「君」との日々=partyっていう例えがさすがミスチルだと感じる曲。
・未練なんかない そう言い切ってしまえば 嘘になってしまうのかもな
・心の中まで空っぽさ
・過去に留まって
・過去に拘って
ずっと引きずってる想いに対して、さあ前を向いて歩こうって自分に言い聞かせて進もうとしてる。
頭ではわかってるけど気持ちがついていかない…そんな感情が表現されてるこの曲は、みんなの心に強く響いたはず。
最後は揺れるランプの紐を桜井さんが掴む仕草で暗転。
今回は映像とリアルのリンクが素晴らしくて、世界観にグッと引き込まれた。
16.We have no time
しっとりムードから一転、バンドサウンドで会場が温まる。
その反面、パーティーが終わってバンドが去って行く…ってまだまだこれからだよね?このライブは終わらないよね?って気持ちにもなった。
ブルースリーのところは似てないイラスト?アニメーションだった(笑)
・何とかなんじゃない?
・まだまだいけんじゃない?
ちょっと投げやりにというか、そう思い込もうとして頑張って前を向いてるのかな。
アルバムだけではここまでのストーリーを読み解けなかったけど、ライブで1つの物語を見てるような感覚で色々な気付きがあった。
17.ケモノミチ
ここから一気にテンション上げていく曲かと思ったら、まだまだmiss youの世界。
心に訴えかけてくる桜井さんの歌い方が胸に刺さる。
アルバムのリード曲で大好きな曲だったけど、ライブではまた全然違う!めちゃくちゃ格好いい!
PVが印象的だったから、あの光景をイメージしてたけど、スクリーンには虹色の鳥がカラフルな靴ひもを引っ張って横切っていく。あの鳥は未完の時の…?でもちょっと違って色んなパーツを組み合わせたような、進化論の生き物を思い出す感じ。
・君にLove Songを送ろう
・誰にSOSを送ろう
・声もなく叫ぶよ
まだまだ想いを引きずってもがいてる感じ。
18.365日
桜井さんがアカペラで歌い出すストレートなラブソング。
ミスチルからの想いが、優しい旋律なのに力強く感じられる。
ライブ中はそう思ってたけど、このmiss youのストーリーを改めて振り返ると「君」への想いを綴ってる気がした。
・言葉を持たぬラブレター
・想いのすべてよ どうか君に届け
最後は、綿菓子がはがれて落ちてきてかのような白い光の映像がキラキラ降り注いでキレイ。
19.記憶の旅人
君はここにいるよって出だし間違えた気が…(笑)
君はここにいる、君のいた場所に、君は何してるの…めっちゃ君って言うやん!って、こんないい曲を初めて生で聴いたのに思ってしまった。桜井さん、ごめんなさい(笑)
さっきの白いキラキラは、この曲では舞い落ちる雪に。桜井さんに重なってすごくキレイ。
映画の切なさも相まって世界観にグッと引き込まれた。
今回のライブは想いや気持ちを込めてお客さんの心に届ける曲が多くて、メロディ、歌詞を噛み締めながら聴き入った。
最後は映画と同じくランタンの映像が幻想的だった。
・これ以上 足踏みしてちゃダメなことぐらい わかっているって それでもずっと
・君の想いを 切ない願いを ずっと手放さずに 抱きしめて生きよう
ここで「君」への想いを歌ったストーリーは幕を下ろした。
世界観を崩さないように?
ささやき声で、桜井さんからの「どうもありがとう」。お客さんからの笑いと拍手、メンバーを呼ぶ叫び声が止まらない。
「大阪は本当に元気で…ツッコんでくれるでしょ?だからMCは短めに…(笑)」すかさずジェンのチーン!2人のやりとりが微笑ましい。
ジェンが、ありがとうございますとか口パクで色々喋ってるのを見て桜井さんが、「すごーい!全部わかった!みんなもわかったでしょ!?わからなかった人は周りの仲間に聞いて!」ってバッサリ話を終わらせて(笑)近くのお客さんからは、えっ!?教えてくれへんの?って声が漏れてた。
今回も『THE 顔で歌うドラマー』は健在でした!
「誰かを否定したり批判するばかりの世界ではない、お互いを讃え合っていければと思っています」(ちょっとうろ覚え)
20.The song of praise
久しぶりのコール&レスポンスはすごくすごく感慨深くて涙腺が緩みながら叫ぶように、みんなでoh~!oh~!
お互いを讃え合うことの素晴らしさを噛み締めながらのコール&レスポンスは、この想いがメンバーに届くように全力で。
周りは1人参戦が多かったけど、みんなしっかり声を出して全力で腕を振ってた。
スクリーンにはメンバー4人の顔写真に、吹き出しのイラスト。(Thanksgivingのジェンのコーナーみたいな)
ウルウルしてたのに一気に笑顔になった。ジェンの吹き出しだけ、最後の方は「#&%@」みたいになってて可愛かった!
「久しぶりに聴いて、すごくいいなーと思った曲です、End of the day」←さりげなく自画自賛する桜井さん(笑)
21.End of the day
ライブで聴くのはかなり久しぶり!
イントロの音が可愛くて、ウキウキする曲。
みんなで手拍子&Oh No!!Oh Yes!
会場の一体感とか、ライブ感が出てきてテンションが上がった!会場が幸せで溢れてた。
楽しく聴いてノリノリだったから、流れ的に次はエソラとか幻聴かなーって想像してたら…一転、このイントロ。
22.未完
スタジアムで聴いた未完って何年前!?とか少し懐かしい気持ちになりながら、さっきの鳥の映像ともリンクして色々と繋がっていく。
桜井さんがジャカジャカ弾くギターもテンションが上がる!
・いっそ飛べない鳥の羽なんてもがれちまえばいい
・胸の中の約束の場所を
…ここまで歌い終わったあと演奏が止まり桜井さんのMC。
Thanksgivingツアーの1999年、夏、沖縄の演出に似てる…神妙な話は悲しくなるから嫌だなと思いながら耳を傾けた。
「僕たちは2年前に30周年を迎えて、半世紀へのエントランスというツアーを回って、半世紀つまり50周年に向けて走り出しています。たどり着けるのか、どこまでも行けるのかわかりませんが、すごく良い状態でやれています。心にそして背中に羽が生えたように、どこにでもたどり着けそうな、そんな気がしています。みなさんもまた明日から日常に戻って、この景色を羽の存在を忘れてしまうかもしれません。そんな時はまた戻ってきてください。その想いが明日だけでも、1週間でも、それが1年、2年と続けばもっといい…。
また一緒にライブをやりましょう。」(←言い回しは曖昧だけど、こんなニュアンスの内容だった)
決して頑張れっていう簡単な言葉で片付けない、桜井さんらしい優しくて、でも力強いメッセージにじーんときて涙腺が崩壊。
そこからそっとギターを持ち、いっそ飛べない鳥の羽なんて…と静かに歌い出したかと思ったら、一気にバンドサウンドに。
自由!自由!自由!はシャウトにも近い叫び声。
これで本編終わりかな…って雰囲気が漂うほどの爆発力と、暗転後の静寂。
お客さんの一部は座り始めてる。
そんな中ブルーフラワーの音が…
23.終わりなき旅
半世紀に向けて、まだまだ終わらない旅を続けるという意思表示のような曲。
これは何度聴いても聴き入ってしまう。
・あなたを必要としてる人がいる 人がいる
ライブでは定番の歌詞
胸に抱え込んだ迷いが…のところだったかな?ラスサビ?ワンフレーズ歌わせてくれた?(←曖昧)
最後の終わりなき旅はみんなで大合唱。
そして桜井さんのおーわーりなーきたーび&叫び声、ジェンの渾身のドラム、田原さんの曲に浸りながら弾くギター、ナカケーの右手を高く上げて弾くベース。
バンドサウンドが最高に格好いい!!!
どーもありがとー!!!
Mr.Childrenでした!
みんな手を振ってさっと帰って行く中、ジェンはファンサービスに抜かりがない(笑)たくさん手を振って挨拶して帰って行く。
メンバーが帰った瞬間、お客さんは手拍子。
アンコール!って叫んでる人もいる。
見渡した限り、スマホライトは全くなくて一安心。
桜井さんとサニーさんが早々にステージに。
「アンコールの大きな拍手、どうもありがとう。ここからは小編成ですがHallelujahという曲をやりたいと思います。
僕はキリスト教というわけではないですが、このハレルヤという言葉には、誉め讃えよ、賛美や喜びを表す言葉です。(←曖昧)
そんな思いを込めてつくった曲です。」
en1.Hallelujah
ライブで聴きたいと思ってた曲。
小編成と言いながら、後半はメンバーも加わってみんなでハレルヤの合唱。
ナカケーはドラム?太鼓?叩いてた!?今回は色んな楽器演奏しててレアなナカケーが見れて嬉しかった。
最後はお客さんがハレルヤ、そこに桜井さんが歌い(掌みたい)、最後はお客さんのハレルヤに桜井さんがハモる。
メンバーはみんなにっこにこの笑顔。
会場が一体になった最高の空間だった。
あとでツアーQで歌ってる映像を見返してみたけど、当時は色気たっぷりのセクシー桜井さんだった。久しぶりに見てキュンキュンした(笑)
アウトロ終わった瞬間、サニーさんのキーボードから…
en2.優しい歌
久しぶりにライブで聴けてテンション上がった!
桜井さんは左右に移動してスタンドのお客さんにも手を振ってる。
サビのAh~Ahはお客さん。
この曲だったかな?ラスサビの優しい歌~はお客さんに振ってくれた。
これまでのmiss youのストーリーとは違い、心をフラットにしてただただ純粋に楽しんで聴けた1曲。
en3.Sign
サニーさんのキーボードから。
・残された時間が僕らにはあるから
・大切にしなきゃ
・僕に向けられてるサイン
・すべてのものから送られるサイン
・僕を強くするサイン
ミスチルからの気持ちだけじゃなく、お客さんみんなの気持ちをも代弁してくれるかのような曲。
ライブでは何度も聴いてるけど、毎回感動させてもらえる曲。
もうすぐライブが終わってしまうという寂しさが湧いてきた。
~メンバー紹介~
メンバー紹介させてください!
キーボード&コーラス、そしてボーカル、サニー!
サニーさん、正面、左右に丁寧なお辞儀が長すぎて一瞬スポットライトが消えてまた点けてもらってた(笑)
ドラムス 鈴木英哉、ジェーン!
少し喋ってたような…顔芸してたような…(←記憶が曖昧)
ベース 中川敬輔!
各方向にペコペコお辞儀。何かジェンのあとでやりづらそう(笑)
ギター 田原健一!
手を振りながら丁寧にお辞儀。
田原さんから低めのトーンで…
ボーカル&ギター 桜井和寿!
本当に今日はありがとう!って話す桜井さんに対して、お客さんのメンバーを呼ぶ声と拍手が鳴り止まない。桜井さんは笑顔で頷いてる。ジェンとナカケーは嬉しそうな笑顔、田原さんは会場全体を見渡してる。
そんな中、桜井さんから「最後に新しい曲をお届けします。in the pocket」
en4.in the pocket
映画を思い出しながら聴いてたけど、好きな色を手に取って描いていいんだ ってフレーズはあのカラフルな鳥にも繋がってたのかな。
絡まった靴紐も出てくるし、色んなところで繋がっていく。
・去年の上着のポケットに迷いは置いてきたんだ
・昨日のシャツのポケットに悲しみを置いていくんだ
初めて聴いたとき、何でこんな表現思いつくの!?ってすごく印象的だった歌詞。ポップな曲調だけど、ただ楽しいだけじゃない人間味のあるそっと寄り添ってくれるような曲。
これですべての曲が終了。
メンバーが中央に集まってきた瞬間、エンドロールにin the pocketが流れ始めた。お客さんはすぐにノリノリで手拍子!
左側から、田原さん、サニーさん、桜井さん、ジェン、ナカケーの順に並んで手を繋いでお辞儀。サニーさんが端っこじゃなく、メンバーの間に入るのも不思議な感じ(笑)ここでサニーさんは帰ってメンバー4人に。ステージ右側→左側に移動して手を振りながらお辞儀。移動中ジェンはずっとin the pocketを口ずさみながら、お客さんを煽ってる!
最後、中央に戻ってきて「どーもありがとー!楽しかったです!気を付けて帰ってください!またねー!」と挨拶をして手を振りながら帰って行く中、ジェンは足を上げながら踊ってて「はい、どうぞ!」みたいな感じでお客さんに促してきた(笑)お客さんはみんな笑ってたら、もう1回踊って「ほら!はい!」って何度も振ってきて、お茶目すぎた(笑)もうとっくにメンバーは帰っててステージはジェン1人。で、慌てて帰って行くっていういつもの光景(笑)
サービス精神&楽しませたい精神の塊だから、今回は喋る機会もなくてもっとお客さんと絡みたかったのかな?
こんな感じで、miss youのライブは終了。
終わってからはステージの写真撮影OKで、規制退場もなかったから各々が自由に撮影してた。こういうちょっとした工夫とか、お客さんを喜ばせたいっていう気持ちが嬉しい。
今回のライブはとにかく圧巻の構成だった。このセットリストを予想できた人はきっといないはず。それぐらい期待を大きく裏切って、みんなが想像していない内容、パフォーマンスだった。
ライブというより、miss youっていう物語のような演劇のようなものを見ていたような感覚。
これまでのライブとはまた違う、新しいミスチルを見せてもらえたとともに、miss youの世界観通り、メンバーの大人の魅力や葛藤を最大限に見せつけられた感じだった。
歳を重ねることに対して悲観的になるわけではなく、まだまた半世紀に向けて走り出したばかりのMr.Children。どこまで進化し続けるのか、今後どんな景色を見せてもらえるのか楽しみでしょうがない。
走り出したらすごい勢いで予期せぬステージに進みそうなミスチルだから、置いて行かれないようにちゃんと羽をなくさずに追いかけて行こうと思う。
【本編】
1. 叫び 祈り
2. I MISS YOU
3. REM
4. アンダーシャツ
5. Everything (It's you)
6. 靴ひも
7. Fifty's map ~おとなの地図
8. 青いリンゴ
9. つよがり
10. Are you sleeping well without me?
11. LOST
12. アート=神の見えざる手
13. 雨の日のパレード
14. 血の管
15. Party is over
16. We have no time
17. ケモノミチ
18. 365日
19. 記憶の旅人
20. The song of praise
21. End of the day
22. 未完
23. 終わりなき旅
【encore】
en1. Hallelujah
en2. 優しい歌
en3. Sign
en4. in the pocket