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{本誌114話} resurrectio 感想

今回は、本誌114話の感想をかきます。
※本誌114話のネタバレを含みます。ご注意ください。


・異能偽装について

なるほど、もしあれがホーソーンが関わっているのだったら納得です。
そうなると、A戦でカルマ(赤毛の少年)が殺されたときもそう見える。
なら、真の異能はなんなのか。
今フョードルについて私が注目しているのは

  • 数百年前から生きている

  • 不老不死か

  • 死を偽造できる

数百年前から生きているのは、シグマの情報にて確認済み。
今わかっていないのは不老不死、死の偽造について。
不老不死は数百年、シグマの見ているものがフョードルならば可能性はある。
死の偽造については、ヘリに乗っていて刺されていたのは明らかにフョードルだ。ならば本誌最新話最後に出てきたのは誰なのか。
顔半分に縫い目のようなものが。
あれは抜け殻か。
ならば、本物のフョードルはどこにいるのか。
一つ、誰かに乗り移った。
二つ、直前に逃げ身を隠している。
前者はそれがフョードルの異能だとしたら、つじつまが合う。
後者は私の憶測でしかないが、フョードルには異能がない。
例を挙げるとギルドのラヴクラフト。
私は、彼は不死だと考える。
フョードルはラヴクラフトと同じ人知を超えた存在。
異能者の消去が目的ならばフョードルは消えずその後を見ることができる。
神の下僕と名乗るフョードルに相応しい計画と私は思う。
太宰治とフョードル。
異能を無効化する太宰治。
太宰治と似ているが対と見えるフョードル。
だから私は、フョードルは異能があると偽装している。

噂のあの男

フョードルがヘリの中で言っていた唯一、傷をつけられたという『あの男』。
シグマの記憶の中、おそらく数百年前。
槍で刺した男は明らかに傷をつけている。
ヘリで言っていた『あの男』が槍で刺していた者なのであれば、その後数百年間無傷ということになる。
それは、いくらフョードルでも厳しいのではないか。
『あの男』が槍で刺していた者でないなら、シグマが見ているフョードルらしき人物は偽物ということとなる。
このことから私は

  • シグマが見ているフョードルらしき人物は偽物

だと考えている。
まったく別のところとは考えにくいので近くにいそう。

欧州勢の登場

欧州にムルソーがあるのだったら、欧州勢の登場も近いのではないか。
この件が落ち着いたら、次は最終決戦。
白紙の本の奪い合いだと考える。
間違いなく、欧州勢は関わってくるだろう。
ならば、その前振りにムルソー組の誰かと接触しそうなものだ。
ゴーゴリはあくまで中立的な立場なので考えにくい。
シグマも関わったからといって何も動かなそう。
ならば、中原中也・太宰治・フョードルの誰か。
中原中也が関わるとすれば太宰治がらみだと考えるので、今後関わりそうなのは、やはり太宰治・フョードルのどちらか。
物語的に太宰治な気がするが、フョードルも関わる可能性は十分にあると考える。

まとめ

フョードルについては、また近日考えをまとめたいと思っている。
あくまでここに書いてきたものは私の憶測でしかない。
早く終着を見たいので、5月が待ち遠しい。
akaneでした。


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