「あなたは乳癌です」のあとの会話。乳がんって?
医師から、「あなたは、少し言いづらいですが乳癌です」のあと、淡々と乳がんについての説明と治療法について聞かされました。
今後の自分のためにもまとめておこうと思います。
乳がんとは?
人間は女が始まりなので、おっぱいの造りは男性にも残っています。男性でも乳がんになる可能性もあります。
乳首から放射状に乳腺が張り巡らされ、その乳腺の中に癌細胞が発生すると乳がんになります。
乳腺の中に留まっていると非浸潤がん、乳腺を突き破り外の細胞まで出てしまったものを浸潤がん。
後から知るのですが、
私が加入していた生命保険では浸潤か、非浸潤かで保険金の額が何百万か、0円かどちらかになってしまうところでした、、、、
保険の話はまた後日、、、
私の場合、マンモトームという検査でおっぱいに針を刺して一部分を採取、検査していましたが、
そこで取れた部分は"非"浸潤がんだったそうで、早期発見と言われ安心して良いと。
ただ、手術で全部取ってみると中には浸潤しているものもあるかもしれないので、手術をしないとハッキリとした診断やステージ判定はできないと。
実際、後にリンパ節転移が発覚したのですが…
乳がんの治療
治療としては手術、放射線療法、化学療法の3種
第一選択は悪い部分を取ってしまおう、と手術を勧められました。
手術にも2種類。
乳房の中の悪性の部分のみ取って、あとは残しておく温存術
全て取ってしまう全切除術
この2種類ですが、私の場合はシコリが複数あり、範囲が広かったため、全切除術のみの適応と言われました。
また、手術中にがん細胞が他の部位へ飛んでいないかを確かめるためにセンチネルリンパ節という、がん細胞の通り道を悪いものがないか、確認作業をします。
もしも悪いものが乳腺の外に続く通り道に存在する場合はリンパ節ごと切除しすることもあります。
さて、手術いつにする?コロナの影響は大きかった。
ここまで一通り丁寧に説明してくれた医師から、手術は早くても3ヶ月は待たないと出来ないと言われてしまう29歳の冬。
この時点で令和4年の2月、コロナは第6波。
コロナ第2波、第3波の段階から既に手術や入院がスムーズにいかず、医療逼迫の状況だったためどんどん後送りになっていることはなんとなく分かってはいたものの3ヶ月もこのまま待つのか、、
これから仕事はどうしよう。
自分と同じ、癌を抱えた方の看護を続けるのか、どうしたものか。
頭を抱える冬でした。