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【LAA_エンゼルス】#6_エンゼルスと愉快な試合_14連敗
コンテンドの意思を見せたにもかかわらず、2月に入っても大物を取ってこないエンゼルスさんに頭痛がする毎日です。
2023年のTDLでゲームチェンジャーレベルとは言えない選手を乱獲して大した上澄みができなかったのを忘れてないといいんですが大丈夫ですかね?
大谷のWAR10を取り戻してやっとこさ五割を切るようなチームのはずなんですが、コンテンドに対して何かビジョンはあるのか非常に不安です。
???「ベリンジャーはどうなんだ?」
ミナシアン「そのお金でほかのポジション3人取るべきです」
…
本題ですが、暇なのであの2022年悪夢の14連敗を振り返っていました。
なぜそんな苦行をしていたのか私にもわかりません。
そしてタイトルには「愉快」とありますが、全く愉快ではないです(真顔)。
ではいきましょう。
2022年開幕直後の好調
毎回noteで悲惨なシーズンだのなんだの言っていますが、実は2022年の5月までは非常に調子が良かったのです。
(好調の期間短すぎない?)
今年のLAAは一味違うなと、全てのエンゼルスファンが希望に満ちていましたし、その根拠がありました。
好調の理由:トラウト2号の存在
なんとこの時、エンゼルスの打線は以下のドリームチームのような上位打線が組めていたのです!
1番トラウト(2号)
2番トラウト(本物)
3番大谷
そのカラクリの正体は彗星のごとく現れたテイラー・ウォードさんの存在にあります。
今でこそ主力の一人として定着していますが、2022年突如覚醒した打撃でのパフォーマンスは鮮烈なものでした。
(元キャッチャーということもあり、外野守備はかなりヤバかったけど)
以下に彼の5月までの成績を紹介します。(赤枠)
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https://www.fangraphs.com/players/taylor-ward/17548/splits?position=OF&season=2022
なんと121打席でOPS1.164(!!!)という怪物ぶりだったのです。
そして開幕2か月の3人のOPSがこちら。
1番:OPS1.164(ウォード)
2番:OPS1.057(トラウト)
3番:OPS0.790(大谷)
2022年は「投谷」寄りかつ、みなさんご存知「6月谷」の直前だったため控えめなOPSですが、3人の平均したOPSは1.0を超えており打撃成績はとにかく破壊力満点でした。
この上位打線を軸にエンゼルスさんは5/25までで27勝17敗の貯金10と絶好調でア西の首位争いに加わります。
悪夢の幕開け
一点差オンパレード
そんなエンゼルスさんは5/26から悪夢の二週間を迎えます。
結論としては14連敗を食らった挙句、監督まで解任され、借金生活に突入し二度と浮上することはありませんでした。
(借金16フィニッシュ)
以下に14試合のスコアをまとめましたので掲載します。
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まず黄色で色付けしましたが14試合のうち7試合が一点差負けというエンターテイナーぶりです。
逆にどうやるのか教えてほしいくらいです(呆れ)。
これがどれほどの精神的ダメージがあるか、野球ファンの方なら想像に難くないでしょう。
2022/6/6_PHI戦
極めつけは赤色のPHI戦3カード目です。
この日は8回表までに6-2でリードを取り、遂に連敗ストップが見えてくる試合展開でした。
しかし満塁のピンチで「スーパースター」ブライス・ハーパーに起死回生同点グランドスラムを浴びます。
ほんと100回見てもハーパーってかっこいいですね(現実逃避)。
この時打たれたのはイグレシアス(現ATL)ですがランナーを溜めたのは皆さんご存知アーロン・ループさんです。
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ヒットと味方のエラー、四球でアウト一つだけ取って帰っていき、結果として同点グラスラに繋がりました。
(エラー絡みのため自責0)
エンゼルスさんもただでは終わらず9回表にタイムリーで勝ち越しに成功しますがそれもつかの間2度目の悪夢が訪れます。
9回裏2アウトフルカウントまでこぎつけましたがここで打席には期待のルーキーのブライソン・ストット。
ハーゲットさんが投げた変化球は吸い込まれるように真ん中甘めに入り、起死回生(これも2度目)逆転サヨナラ3ランをぶちこまれます。
ストットほんといい選手ですよね(現実逃避)。
普通にスター街道走ってますし打たれるのもしょうがない、、というわけにはいかずこれで11連敗を喫します。
(ループさん、ハーゲットさん頼みますよホント)
大型連敗あるあるの、途中で超ド級の負け方をするアレがこの試合でした。
話が逸れますがPHI戦見直した際、マーシュ(現PHI)の姿を見て懐かしい気分になりました。
トレードの対価としてオホッピーもたらし、スター軍団のPHIで躍動しWSまで経験した彼は、未だにLAAでも根強い人気がありますし私も大好きです。(これも2度目の現実逃避)
連敗の要因
振り返りましたが、全てです。
1,先発炎上(6/5など)
2,中継ぎ炎上(6/6など)
3,先発中継ぎどちらも炎上(5/30など)
4,貧打(6/7など)
5,投打崩壊(6/4)
どうしろと言うのでしょう(絶望)。
この二週間で負け方のバリエーションは出尽くしてしまったといっても過言ではありません。
まとめ
2022年のエンゼルスを結果だけ見てしまうと、「いつも通りの体たらくなシーズンだった」で片付いてしますのですが、実はこんなこともあったと知っていただけるきっかけとなれば嬉しいです。
こんなトピックばかり取り上げてエンゼルスファンが増えるのかは不明です。
このnoteが参考になりましたら評価いただけると幸いです。