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洋裁学校を出ていない普通の主婦が、型紙から洋服を作れるようになるには?
「服作りは何歳から始めても上手くなる。」
どうも。
手描きイラストと洋裁、ゆずの木です。
前述のように、私は大学卒業時に一冊の雑誌に心打たれて服作りをしたくなりました。
しかし、目覚めた時には煌めく学生時代は終了していたので、
いまさらもう一度洋裁学校で学び直す、なんて事は贅沢の極み。
そこで、私のように大人になってから洋裁を学びたくなった人に向けて、今回は書くとします😃。
洋裁とソーイング
簡単に洋裁手順を図にしてみました。
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水面下の作業はプロが済ませてくれています。
ご覧のように、氷山全体を「洋裁」とするなら、
最後の本縫いは氷山の水面に浮かんだ
部分だけです。
このnote内では、仮に氷山全体を「洋裁」、
表面上に見えている本縫いを「ソーイング」と呼ぶとします😃。
最近流行りの縫い代付き工業パターンは、水面下の面倒くさくて地味な作業を全部プロが整えてくれて、あとは綺麗に縫うだけにしてくれています。
で、この氷山の上部分に関する情報は、YouTubeやブログなどで、情報公開される事が多くなりましたね。
しかし、一から型紙を引いて服を作るのは、水面下の部分です。
この部分はなかなかYouTubeには出て来ていません⚠️⚠️
洋裁の習得方法
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私が勝手にまとめたのですが…
大きく分けて四つほどでしょうか。
地元洋裁教室
いちばん身につく。
ぜったい身につく。
学習費用は先生によってバラバラです。
派手に宣伝していらっしゃらない先生は良心価格の方が多いですよ。
なかなか見つからないんですよね。
ホームページお持ちでなかったり、ご自宅で教えられる先生が多いため、情報が非公開だったりします。
口コミ、紹介が多いので、地元のソーイング仲間がいたら、常に情報を集めておくと良いです。
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技術にはガチ厳しかったです。
通信教育
私は文化服装学院の服装コースとパターンコースを修了しました。
本当に本当に学びが深くて、テキストと受講者手帳は宝物です。
成績優秀者は表彰、指導員となる事ができ、後輩受講生を支援する制度もあります。
文部科学省認定講座のため、切手代が安いのも嬉しいポイントです。
他にもトミー式、すでにサービス終了した、がくぶんさんのリフォーマー講習など受講しましたが、残念ながらこちらはあまり私には身につきませんでした。
地元の先生に習う前だったから、かもしれませんが、
文化服装学院の通信教育は、ミセスのスタイルブックなどと作図方法が重なるので、副教材が大変豊富と言えます。
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独学
だいたい洋裁を楽しむみなさん、こちらなのでは?
YouTubeが豊富ですよね。
10年前には考えられない豊かさです。
前述の「ソーイング」の部分に関しては、無料で見られるチャンネルが多いですね。
「洋裁」全体の作図や補正に関する事は非常に高い技術を含んでいますから、まず無料では検索できないと考えてください。
私も地元先生に習うのに、大分頭を下げました。
同時に、この高い技術を持った方に簡単に
「型紙引いてよ。」
などと言うのは大変失礼なんで、絶対に辞めましょうね。
ローマは一日にしてならず。
洋裁は10年、20年と続けないとなかなかすぐに上手くなれない技術です。
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悩みの原因は水面下にあります。
ただやはり、
前述の「ソーイング」に関する事は独学でできても、作図や補正は大変難しく非公開情報が多いですから。
その時は地元洋裁教室を必死のパッチで笑、探しみてください。
文化の服装コースを受講すると、年に一度指導員先生方の名簿が配布されます。
連絡するのは勇気いるよね😅。優しい先生ばかりです。
ちなみに私も指導員です。
その他
最後にその他。
ニットソーイング教室も、
「ソーイング」に関するお教室と言えます。
手芸店併設教室が多いです。
型紙や布はお教室で買わなければならないところが多いです。
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最近チラホラ?動画配信系オンライン教室は気になりますね。
可能性が広がりそうです。
あと、近親者がプロ。
これは生まれ育ちの問題だから😅どうにもならない。
羨ましがるしかないでしょう😅。
まとめ
さあ、ザッと書きましたが、いかがでしたか?
表題の
「洋裁学校を出ていない主婦が、型紙から洋服を作るには?」
の答えは、
①の地元洋裁教室
か
②の通信教育
と私は考えています。
オンライン教室は未知ですが、
みんなが億劫に感じる「作品をプロに評価してもらう。」
という作業がとっても重要だと思います☺️。
勇気が要りますが。
私もまだまだ道半ばですから。
一緒に頑張りましょう☺️。
よーくわかったよ!って方は、
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