違和感
急に世の中が腐って見えた。
何があった訳でもない。唐突に。
今から言うことはとっても、心底、最低な話。
この世界は適応能力がものをいう世界だと私は思う。
友達のそこそこくだらない話に相槌打って、あなたの話くだらない、なんて笑って。でもやっぱ最高だな、なんて言って。
心にも無い言葉
このノリを中高時代に培ったおかげで、誰1人知らない土地に行ってもそこそこの人数の話し相手はできた。
でも、やっぱりそこまで。
深い話をできる人は当然できなくて、簡単な相談もできる人もできない。一体自分は何を目指して、誰1人知らない土地に足を向けたのか。
そんなことは過去の自分の思考回路を辿れば分かるはず。でも、そんなことを思い出す時間だけが過ぎて、肝心な部分なんか全然分からない。
自分への期待?可能性?
どちらにせよ、そんな希望なんて崩れ落ちた。
そんなの今の自分を昔の自分が見たら一目瞭然。
さあ、明日からどう生きよう。