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ガーディアンズが補強したらnote書く(オフの動きまとめ)

1.はじめに

「ガーディアンズがトレードで補強したらnoteを書こう」「ガーディアンズがFA選手を獲得したらnoteを書こう」
 そう思い続けて数ヶ月、まさかの補強ゼロでついに開幕を迎えようとしています。信じられるでしょうか。ツインズがカルロス・コレア、ロイヤルズがザック・グレインキ、タイガースがハビア・バイエズ、オースティン・メドウズ等々、昨年ア・リーグ中地区で仲良く4弱を形成していた同志達が揃って大物選手を獲得する中、ガーディアンズは数ヶ月に渡って微動だにしませんでした。
極貧球団とはいえ、昨年のエディ・ロサリオや一昨年のセザー・ヘルナンデスなど、毎年少なくとも1人はレギュラー格のFA選手に手を出していたので、0というのは流石にショックです。
 文句を書き始めるとキリがないので、選手の動向をざっと振り返っていこうと思います。



2.退団した40人枠の選手

・(C) ウィルソン・ラモス (FA→未定) 
・(C) ロベルト・ペレス (FA→PIT)
・(RP) ジャスティン・ガーザ (DFA→CLE3A)
・(RP) ブレイク・パーカー (FA→未定) 
・(RP) アレックス・ヤング (DFA→CLE3A)
・(RP) キャム・ヒル (DFA→CHW→リリース) 
・(RP) ニック・ウィトグレン (FA→STL)
・(RP) カイル・ネルソン (DFA→ARI) 
・(RP) フランシスコ・ペレス (ウェーバー→WSH)
・(SP) スコット・モス (DFA→PHI→DFA)
・(SP) J.C. メヒア (DFA→MIL)
・(OF) ダニエル・ジョンソン (DFA→CLE3A)
・(OF) ハロルド・ラミレス (トレード→CHC→TB)

各選手の詳細はこちら

以前の記事で、退団する選手を予想し、優先度順に紹介しましたが、優先度★に分類した選手までバッサリ切られています。特に太字で示した選手は、放出の可能性こそあれ、おそらく残留するだろうと思っていたので驚きました。ネルソン、メヒア、ペレスといったMLB1年目の若手選手でも、見込みが薄いとなればあっさり切られたところに、メジャーリーグの厳しさと中継ぎ投手の地位の低さを再認識させられた次第です。



3.ルール5対策で40人枠入りした選手

・(C) ブライアン・ラバスティーダ (#12)
・(IF) タイラー・フリーマン (#5)
・(IF) ブライアン・ルキオ (#4)
・(IF) ホセ・テーニャ (#9)
・(IF) リッチー・パラシオス (#18)
・(IF) ジョンケンシー・ノエル (#13)
・(SP) コディ・モリス (#17)
・(SP) コナー・ピルキントン 
・(OF) スティーブン・クワン (#15)
・(OF) ジョージ・バレラ (#1)
 ※()内は球団内ランキングの順位

各選手の詳細はこちら 

 昨年はルール5対象の選手が非常に多く、10人もの選手が40人枠に追加されました。ただ、メンツは以前の記事で予想した通りで、特にサプライズはありませんでした。


4.新規加入の選手

・(RP) トビアス・マイヤーズ (TB→トレード)
・(C) ルーク・メイリー (MIL→FA)

 マイヤーズは昨年2A/3Aで登板していたリリーフプロスペクトです。キャンプで結果を残せず、今季は3Aスタートとなりましたが、まだ23歳と若いので、今後の成長に期待しておきましょう。
 メイリーは31歳の典型的な守備型捕手で、正捕手のペレスの退団に伴い、穴埋めとして獲得しました。控え捕手として頑張ってもらいたいです。
 この2人は一応新規獲得ですが、最低限の穴埋めを行っただけで、到底補強と呼べる代物ではありません。要した費用もメイリーに払う90万ドルのみです。


5.釈明

前回の記事で、「ルール5ドラフトに備えて40人枠を空けるために、ガーディアンズは必ずトレードを行う」という予測をして見事に大外ししてしまいました。
 そもそもこの予測は、40人枠に10人ものプロスペクトを追加する余裕は無く、トレードによってプロスペクトの数を減らすしかない、という考えの下で行ったわけです。
 ところが、上述の通り、若手投手が想定以上にバッサリと切られたことで10人以上の枠がぽっかり空いてしまいました。
 他にも、投手のプロスペクトが少なく、投打の偏りが生じてしまうのでトレードによる整理が必要、という理由付けもしていました。
 しかし、よく考えてみると40人枠の投打のバランスが破綻していても、28人枠内のバランスが整っていればそれで良いわけです。

 以上の理由でトレードは不要となり、僕の予測はハズレました。悔しい、次は当てたいです。


6.総括

 オフの動向のまとめですが、冒頭で申し上げた通りガーディアンズは何もしていません。去年いた選手がそのまま出てくるということで、わかりやすくて良いと思います。最後に、現地4月1日にラジオ出演したクリス・アントネッティ球団編成最高責任者の発言を紹介して終わろうと思います。

We have room within our budget this year. We had the ability to spend more. We were targeted with our approach with acquisitions. We were aggressive in a lot of the offers we made in trades, free agency.


          ???

※後日追記
開幕前日にホセ・ラミレスとの5年1億2400万ドルでの契約延長が発表されました‼️ 
アントネッティ万歳🙌🙌😁😁😁


 今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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