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神碑入り代行天使でマスター1達成しました【遊戯王マスターデュエル】

前々から使っていた神碑型の代行天使でマスター登頂できました!
ということでさっくり構築の解説をします
レシピはこれ

実は過去に既に解説記事を書いているので、個別カードの解説等はそちらを参照のこと。

概要

前提として、このデッキは基本的には【神碑】ではない。泉でのドローはほとんど狙うつもりはなく、あくまで代行の展開補佐として神碑ギミックを採用している形になっている。

神碑を混ぜると嬉しい点は
1. 泡ヴェーラーうららをフギンが吸い込みに吸い込みまくってくれる。特にヴィーナスへの泡ヴェーラーは代行にとって重いため、誘発ケアとして非常に強力
2. ⭐︎2光属性天使族を召喚権なしで簡単に供給できる。代行天使の、「アース1枚からでは何も起きない問題」を解決できる。
3. ⭐︎2光属性天使族を召喚権なしで簡単に供給できる(2回目)ので、トランスターンでヴィーナスになれる

ということで、2枚初動の組み合わせをぐっと増やした上で誘発への耐性をあげるのがメリットになっている。
エクストラデッキの枠がかなりギチギチな点があるのと、誘発を引き込みにくくなるので後手が弱めになる点は言い添えておく。

前回の記事からの変更点

out 星杯の妖精リース、星杯の守護竜、星杯竜イムドゥーク、ショウエイ
in 朱光の宣告者×2、リンクスパイダー、S:Pリトルナイト

朱光は解禁されたので3枚積むことに。神碑魔法は当然朱光のコストになれないのだが、それでもなおデッキの大半は天使族モンスターであるためコストに困るというほどではなかった。
朱光で後手の勝ちを拾える試合があるのはもちろん、Gに対するカウンターとして先手でも強い。
星杯ギミックは展開力が頼もしいし、フギンのコストにしても割と美味しいのは悪くないのだが、やはりメインの展開を作るのに貢献しない札2枚というのは重すぎて抜けてしまった。
星杯ギミックが抜けたことで展開ルートでエルフを立てにくくなり、強引にモンスター3体からエルフを作るためにリトルナイトが採用された形だ(アース+フギンの展開)。

逆に言うとこれ以外は変わっていない。ルーン魔法の枚数は据え置きで、52枚デッキに対して12枚の神碑速攻魔法というのがかなりしっくり来ている(もちろん1、2枚程度増減しても体感大きく変わらないだろうが)。あくまで代行天使デッキなので代行ギミックに触れなければ意味がないし、増Gを弾ける札は引き込みたいし、でも球体は引きたくない、神碑速攻魔法は初手に1枚は欲しい……というバランスの中での選択でこの比率になっている。
ちなみに、ルーン魔法をもっと減らしたケース(まどろみ、黄金の雫、怒れる嵐out)やもっと増やしたケース(黄金の雫と怒れる嵐増量、解呪ピン刺し)も試したことがある。……が、少なすぎると結局ルーン魔法が引けずに代行本体にに誘発がクリーンヒットするし、ルーン魔法が多いとデッキが膨らんでGを弾きにくくなる上、ルーン魔法だらけで代行要素のないハンドだとフギンの泉サーチに失敗した時点で沈んでしまう。

展開ルート

アース+フギン

ヴィーナス1枚

神巫1枚

実際上のように展開していたかというとそうでもなく、ロードパーシアスのサーチはリソース確保に長けた《失われた聖域》を優先することも多かったし、泉が引けているときはヒエラルキアでの2枚ドローを狙うこともあった。その他各種上振れ要素でウーサを立てることも多い。
ただ、テンパイ相手は失われた聖域よりも朱光の方が強いため、先攻を譲られた場合には朱光を最優先できるようにしておいた。また、ヒエラルキアの2枚ドローは泉があろうが総じて不安定で弱かったので使わない方がいいと思う。でもドローしたい……。気持ちよくなりたい……。ここで3体リリースすれば2枚ドローして穂先とか引いてまたドローしてルーンの妨害も構えられるもんな……。よしいけ3体リリースだ!!!!!!!
Oh…引いたのはブーテンとトランスターン…F***!!!

感想など

なんだかんだ1年以上?擦っていた代行天使でようやくマスター登頂できて満足です。
水フルモンの時よりはだいぶ楽だったなという感覚もあり、(統計はないが体感で)勝率はぴったり5割くらいだったと思う。

当初は朱光3枚を最も活かせそうなワルキューレ混ぜの代行を使っており、ご都合貫通がしやすく手数が出る時は楽しかった。ただ信じられないほど事故率が高く、マスター3までは到達したものの限界を感じて純代行に切り替えることに。

純代行はこんなん。悪くはなかった

ワルキューレ混ぜは貫通力も手札次第でばらつきが大きく、デッキも膨らむためG受けも悪くなるなど若干不満要素が多かった。
純代行は悪くなく、誘発も引きやすいため後手でも比較的希望が持ちやすかった。しかし、誘発で相手の先攻展開を弱めても妥協で残った1妨害+誘発のような状況すら貫通しにくい点は否めず、特に泡ヴェーラーがキツ過ぎて先攻で勝ちきれない問題が非常にストレスだった。
コイントスで表が出ればしっかり勝てるデッキの方が好ましく感じ、前々から使っていた代行神碑に切り替えたところ勝率も高くなった(と感じた)ため、そのまま突っ走っていけた。神碑混ぜの構築は朱光が上手く使えない懸念があったが、いくら神碑魔法が多くとも、天使族モンスターが20枚以上も採用されているデッキでは十分な活躍を見せることができた。朱光制限の時より後手の勝率が改善したのを体感している。

一方、フワロスの存在は代行神碑にとって逆風だった。純代行と比較して墓穴抹殺うらら朱光が引き込みにくくなるのはもちろん、ドロバでGフワロスを弾くプレイも取りにくいためだ。純構築ならドロバを打たれても(ギガンかスプリンドの採用で)ヴィーナス1枚から3-5妨害を構えることが可能なので、そこは神碑構築の弱さを感じた。
実装直後こそ頻繁にフワロスを見かけたものの、幸いにしてしばらく経つとかなり減った印象はあった。やはり後手で腐ることから、使えるデッキはかなり選ぶということなのだろう。
ただいずれにせよ、フワロスGに対して朱光が使えることそれ自体は代行の大きな強みであり評価できる。デッキはやや厚いものの、Gフワロス対策ができる確率はうらら指名者でしか対策できない40枚デッキよりは高いだろう(朱光を有効に使える確率の計算がしんどいので適当な推定)。

なお、デッキタイプ別の比較をまとめると、
・代行ワルキューレ 楽しい。貫通は手札次第で、事故率が高い。誘発は引き込みにくい。
・純代行 誘発を引き込みやすい。Gフワロスを弾きやすい。泡ヴェーラーで死にがち
・代行神碑 泡ヴェーラーうららへの耐性が高い。Gフワロスには弱い。誘発は引き込みにくい。
といったところで、まぁワルキューレ混ぜはちょっと実戦では微妙に頼りきれないなという結論になる。神碑入れるか純にするかはどっちもどっちな気がする。


なんだかんだ愛着があって、紙で触っていた頃から馴染みのあるテーマでマスター1登頂できて嬉しいです。毎月代行天使で登頂している方にも良い影響を受けました。
興味があったらぜひ使ってみてください。フギンに誘発打たれた直後にトランスターンを発動する時の「してやったり」感はなかなか気持ちが良いですよ〜

ではまた。

おわり

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