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「米アニメ」ディズニー MOANA 2(2024)

現在映画館で上映中
上映終了後、ディズニープラスで視聴可能



ストーリー ★★★
映像美 ★★★★
音楽 ★★★★
おすすめ度 ★★★★



こんにちは。
名古屋住んでいる朴です。

今日は映画紹介です。ついに!登場しました。モアナ2 〜 モアナ1の音楽とアニメーションがとても面白かったので、見ないわけにはいきませんでした。しばらくモアナ1の音楽を口ずさんでいたため、周りから注意を受けたこともありました。もっと早く見たかったのですが、時間がなくて無理やり時間を作って行きました。



韓国語で読みたい方は下記LINK
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★ディズニーマニアにはおすすめ
ストーリー、音楽はモアナ1には及ばないものの満足
モアナ3を予感させる終わり方



公開    2024.11.27
年齢制限  
全年齢鑑賞可
ジャンル  
アニメーション
国     
アメリカ、カナダ
上映時間  
100分
配給
   ウォルト・ディズニー・カンパニー・コリア主な登場人物主人公



モアナ (Auli'i Cravalho): モトゥヌイ島の娘で、映画の主人公主要な脇役
マウイ (Dwayne Johnson): モアナを助ける強力な半神半人のキャラクター

トゥイ族長 (Temuera Morrison): モアナの父親でモトゥヌイ島の族長
シナ (Nicole Scherzinger): モアナの母親
タラおばあちゃん (Rachel House): モアナの祖母で、マンタの霊として登場新しいキャラクター
シメア (Khaleesi Lambert-Tsuda): モアナの3歳半の妹
ロト (Rose Matafeo): モアナの航海チームのメンバーで、賢く独特な職人
ケレ (David Fane): モアナの航海チームに属する気難しい農夫
モニ (Hualālai Chung): モアナの航海チームのメンバーでマウイのファン
マタンギ (Awhimai Fraser): ナロの執行者でコウモリを操るその他のキャラクター
ヘイヘイ (Alan Tudyk): モアナのペットのオンドリ
タマトア (Jemaine Clement): 巨大なココナッツカニで、中間クレジットシーンに登場

※映画をまだ見ていない方にはネタバレになる可能性がありますのでご注意ください

SYNARIO


「いつも別の道はあるわ。」




マタンギ「モアナ2」のストーリーは前作よりもさらに深みと複雑さを増しています。モトゥヌイ島で平和な日々を過ごしていたモアナは、ある日、先祖たちから予期せぬ呼び出しを受けます。これは単なる個人の冒険ではなく、部族の運命がかかった重大な使命として迫ってきます。

今作の主要なキーワードは「継承」と「つながり」です。モアナは先祖たちが成し遂げられなかった課題を完遂しなければならない重荷を背負うことになります。これは単なるヒーローの旅を超えて、世代間のつながりと文化の継承というより大きなテーマへと拡張されます。

特に注目すべき点は、嵐の神ナロの呪いがかけられた古代の島モトゥペトゥを探し求めるモアナの旅です。この過程でモアナは自分の限界を超え、新たな挑戦に直面することになります。前作で海に向かって進んでいったのに対し、今回はさらに広く深い海へと進んでいくモアナの姿が印象的です。


REVIEW



「モアナ2」は前作の魅力をそのまま引き継ぎながら、より成熟し深みのある物語で観客を魅了します。モアナ1を見た方なら待ち望んでいたかもしれませんが、マウイも戻ってきます!華やかな映像と感動的な音楽は言うまでもなく、キャラクターたちの成長と複雑化したストーリーラインは、子供から大人まですべての年齢層が楽しめる作品に仕上がっています。特にモアナの成長過程は非常に印象的です。

前作で自分のアイデンティティを探し求めていたのに対し、今回はより大きな責任感を持って共同体のために献身する姿を見せます。これは現代社会における個人の成長と共同体に対する責任のバランスを考える私たちに多くの考えるべき点を提供しています。

ただし、一部の観客はこの作品が「モアナ3」のための橋渡し役を果たしていると感じるかもしれません。モアナの旅が完全に終わらず、より大きな冒険を示唆するエンディングは、若干の物足りなさを残すかもしれません。しかし、これは同時に次回作への期待を高める要素でもあります。


POINT

選択


人生を生きていると、しばしば選択の岐路に立たされます。AとBの中でAが正解のように思えて選んだのに、時間が経ってBの方が良い選択だったと感じたり、またはCという別の選択肢が見えてきたりすることもあります。常にその連続のようです。映画でもモアナが選択の岐路に立たされ、悩んだり躊躇したりします。守るべきものが多くなったモアナだからこそ、そう見えたのかもしれません。しかし、選択は最後の終点ではなく、ただの通過点に過ぎないのでしょう。通り過ぎたら次に降りて、降りても再び乗り込んで、心配よりも前進することが答えのように思います。

視覚的要素と音楽

毎回驚かされますが、本当に音楽と映像は素晴らしいです。ディズニーの得意分野である美しいビジュアルと感動的な音楽は、今作でも輝きを放っています。ポリネシア文化の豊かな色彩と海の広大さがスクリーンいっぱいに広がり、観客を幻想的な冒険の世界へと導きます。音楽も前作の魅力を引き継ぎ、耳を楽しませてくれます。ポリネシアの伝統音楽と現代的なポップの調和は、映画の雰囲気をさらに高め、観客の心を捉えます。

テーマと メッセージ

「モアナ2」は単なる冒険物語を超えて、深いテーマ性を持っています。伝統と革新の調和、自然との共存、そして個人の成長と共同体に対する責任など、様々なメッセージを伝えています。特に注目すべき点は、女性ヒーローの物語をさらに強化したことです。冒険家としてだけでなく、リーダーとしてのモアナがタウタイの称号を受け継ぐ過程は、既存の男性中心のヒーロー物語を覆すと同時に、女性のリーダーシップと勇気を強調しています。ENDND


END

「モアナ2」は単に一つの完結した物語ではなく、より大きな物語への中間地点として見ることができます。映画のエンディングはモアナの旅がまだ終わっていないことを示唆し、「モアナ3」への期待を高めています。

モアナが真のヒーローとして成長する過程、そして彼女が直面するさらに大きな挑戦は、おそらく次回作で展開されるでしょう。ポリネシア神話のより深い側面、モアナの能力の真の意味、そして彼女が導く共同体の未来など、まだ解決されていない多くの物語が待っています。「モアナ2」はそれ自体で素晴らしい作品ですが、同時により大きな物語の一部であるという点で特別です。これは単なる続編を超えて、壮大な叙事詩の一章を展開しているような感覚を与えます。

結局、「モアナ2」は私たちにこう語りかけているようです。「これは終わりではなく、新しい始まりだ。モアナの真の冒険はこれから始まる。」だからこそ、私たちはモアナと共により広い海へと進む準備をしているのです。「モアナ3」が私たちにどんな驚くべき冒険をもたらすのか、今から期待してもいいでしょう。

「モアナ2」は単なるアニメーション映画を超えて、私たちの時代の重要な価値観を込めた作品です。伝統と革新、個人と共同体、自然と人間の調和など、現代社会が直面する様々な課題を美しい物語として紡ぎ出しています。この映画を通じて、私たちは自分のルーツを忘れずに新しい挑戦に立ち向かう勇気、そしてより良い世界を作るために努力する情熱を学ぶことができます。

モアナの旅は私たち全ての旅でもあります。私たちもモアナのように時に恐れ、苦しむこともありますが、それでも前に進む勇気を持たなければなりません。「モアナ2」はそういう意味で、単なる娯楽を超えて、私たちの時代に必要なヒーローの姿を示す作品だと言えるでしょう。


ここまで朴でした。

写真出所:NAVER


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