和道とクレイと②
私のサロンでは「和道トリートメント」と「クレイパック」の2種類を融合してお届けしています。
今日はそのうちの「クレイパック」についてお話します。
クレイパックは「クレイセラピー」の中の1つの方法です。
クレイセラピーとは天然の土に含まれる粘土鉱物を使った癒しのこと。
よく粘土の造形物を作るセラピーと間違われてしまいますが、
サロンでの施術は、乾燥したパウダー状のものを水で溶いてペーストにしたものを顔や体に塗って作用させるといったものになります。
「クレイパックって知ってる!スキンケアには最適よね。」
と言っていただくことも多いです。
もちろんスキンケアには最高!
でもそれだけではありません。
私のサロンでの「クレイパック」位置づけは、
身体の循環を促進するための方法として取り入れています。
その結果スキンケアにつながることはありますが、
フェイスパックもスキンケアより眼精疲労や頭のモヤモヤ、肩こりなどを意識して施術しています。
実は、薬がなかった古代から「クレイ」は私たち人間を癒してきました。
毒を抜いたり結核やコレラの蔓延を防ぐために使われたりと様々なかたちで私たちの助けとなってきた文献も残されているのです。
このことはクレイセラピーのお勉強をした人以外はなかなか知る機会がありませんね。
私がサロンでお伝えしたいことの一つに、
「自分には体を整える力が備わっている」
ということがあります。
クレイパックもそのための施術なのです。
クレイパックにはペーストを塗布した後「待つ時間」というのがあります。
この「待つ時間」にクレイとの対話を無意識レベルであなた自身が行っているのです。
整えているのはあくまでも施術を受ける人。
だからクレイパックの反応も人それぞれになります。
実際にこの施術を受けてくださった方からは
「体が軽くなった」
「よく眠れるようになった」
「デトックスを感じた」
など、多くの変化を感じていただいています。
いろいろなご感想があってとても興味深いですよね。
古代の人はどんな反応を感じていたのか?!
実際に塗布して聞いてみたいものです。
直観力の鋭かった古代の人々はクレイを使って何を感じたのでしょうね。
天然の土の力を使ったクレイパック。
古代からの恩恵を体感できる施術です。
ご購読ありがとうございました。
次回は両施術の融合についてお話します。