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日本のマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードを1年間使ってみた

こんにちは、シドニーのホテルから記事を書いております。本日は私の重宝している主要クレジットカードについて記事を書いていきます。

この記事はこれから海外留学をされる方、留学先から一時帰国中の方、卒業後日本へ帰国し生計を立てていく方、既に日本で働いておりクレカを作りたい方、そして日本への移住を検討している方向けに、私の一押しクレジットカード、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムをご紹介したいと思います。

Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード

理由としては簡単に4点挙げられます:

  1. 国内と海外のマリオット系列のホテルで長期滞在している。

  2. 日本で発行されてるカードで一番コスパが良い。

  3. 日本のクレジットカード事情は複雑で、使い分けているのは時間の無駄遣いだと感じた。

  4. 米ドルベースのマリオットポイントを貯める事で円安対策にもなってる。

私が何故年中無休でホテル住まいをしているかについては、また別の記事で取り上げたいと思います。

それでは長所から紹介して行きます。

1: 国内最高峰のマイレージカード

このカードは、国内で発行されている他のマイレージカードとは一線を画す優れたポイントシステムを提供しています。有効期限付きのマイルしか貯まらないJALやANAとは異なり、マリオットのポイントシステムは有効期限が実質永久不滅で使い勝手が良いと感じました。

日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)から発行されているクレカは、貯めたマイルの交換先が各発行元の航空会社に限られているが、マリオット・ボンボイ・プレミアムカードでは、貯めたポイントを上記のJALやANAを含む39の航空会社に移行することができる。通常、3ポイント1マイルの交換割合だが、ユナイテッド航空等の特定の航空会社では2ポイント1マイルで交換できる航空会社もあります。

下の画像は、マリオットからユナイテッド航空へのポイント交換の一例です。ユナイテッド航空へのポイント交換は2ポイント1マイルの割合で交換でき、即時に反映されるのでとても重宝しております。

マリオット側のスクショ
ユナイテッド航空側のスクショ

今回は60,000ポイントを交換して30,000マイルを受け取りました。

その他提携航空会社のポイント交換先と割合です:

  • エーゲ航空 Miles+Bonus3:1

  • エアリンガスAerClub3:1

  • エアロメヒコ クラブ プレミエ3:1

  • エア・カナダ アエロプラン3:1

  • エアチャイナPhoenixMiles3:1

  • エールフランス/KLM フライング・ブルー3:1

  • ニュージーランド航空 Airpoints200:1

  • アラスカ航空 Mileage Plan™3:1

  • アメリカン航空 AAdvantage®**3:1

  • ANAマイレージクラブ3:1

  • アシアナ航空アシアナクラブ3:1

  • アビアンカ航空 LifeMiles**3:1

  • ブリティッシュ・エアウェイズ Executive Club3:1

  • キャセイパシフィック キャセイ3:1

  • 中国南方航空スカイパールクラブ3:1

  • コパ航空 ConnectMiles3:1

  • デルタスカイマイル®**3:1

  • エミレーツ・スカイワーズ3:1

  • Etihad Guest3:1

  • FRONTIER Miles3:1

  • 海南航空 Fortune Wings Club3:1

  • ハワイアン航空 HawaiianMiles®3:1

  • Iberia Plus3:1

  • InterMiles3:1

  • 日本航空 JALマイレージバンク3:1

  • LATAM航空 LATAMPASS3:1

  • Multiplus Fidelidade LATAM Pass3:1

  • カンタス・フリークエントフライヤー3:1

  • カタール航空プリビレッジクラブ3:1

  • サウディア Alfursan3:1

  • シンガポール航空クリスフライヤー3:1

  • サウスウェスト航空 Rapid Rewards®3:1

  • TAPポルトガル航空 Miles&Go3:1

  • タイ国際航空ロイヤルオーキッドプラス3:1

  • ターキッシュ エアラインズ Miles&Smiles3:1

  • ユナイテッド航空マイレージプラス3:1

  • ヴァージンアトランティック航空 Flying Club3:1

  • ヴァージンオーストラリア Velocity Frequent Flyer3:1

  • Vueling Club3:1

その他の交換先はマリオット系列の宿泊先で直接使用することです。私がよく使う裏技は、5日分の宿泊をポイント予約すると5日目の宿泊代が無料になります、The Ritz-Carlton AlmatyThe Ritz-Carlton, Bakuなどの現金で決済するとバカ高いホテルもあるので、ポイント決済が大活躍します。因みに上記のホテルは一泊400-500米ドルしますがポイントで5日宿泊すると約120,000ポイントで宿泊できます。

The Ritz-Carlton Almaty
The Ritz-Carlton, Baku

2: マリオットポイント 0.6米ドルにつき3~6マリオットポイント

米国に住んだことがある人は存じているかもしれませんが、米国アメックスから発行されているアメックス・マリオット・ボンボイ・ブリリアントは持っているだけでプラチナエリートが贈呈されたり、海外利用手数料が無いので此方の方が優っているだろうと思うだろう。ステイタス貢献の価値が高いのは納得だが、基本1ドルの利用で雀の涙の2ポイント、マリオット系列の宿泊で通常運転の6ポイント貯まる。

一方、日本で発行されている此方のマリオット・ボンボイ・プレミアムは、換算レートの恩恵がある。基本100円につき3ポイント貯まり、ドル換算で考えると現在1米ドルは約160円、このカードで決済すれば1米ドルにつき約5マリオットポイントを獲得していることになる。マリオット系列のホテル滞在の際の特典はさらに魅力的で、100円につき6ポイントで、米ドル換算だと1ドルにつき9ポイント貯まっていることになる。

塵も積もれば山となる。

3: エリートステータス、ポイントアップ、15泊分の宿泊クレジット

入会時にマリオットのゴールド会員が贈呈されますが、ゴールド会員限定でプラチナ会員になれるプラチナチャレンジと言う近道が有ります。内容は期間内に16日間の滞在達成でプラチナ会員が贈呈されると言う特典です。

このチャレンジにより、プラチナ会員の特典であるホテルラウンジアクセスやレイトチェックアウト等の数々への扉が開かれ、総合的な旅行体験が向上します。即時にゴールド会員になれるこのカードは、プラチナ修行したい人にとっては近道になることは間違いないです。

ゴールド会員では、滞在中に獲得した基本ポイントに25%が加算され、プラチナ会員ではさらに50%、そしてチタンでは75%が加算されます。

各エリート特典一覧

このクレジットカードを持って6ヶ月後、私はチタンエリートメンバーになりました。

プラチナとチタンステータスの通知

4. 無料宿泊特典

カードの会費は比較的高いと感じるかもしれませんが、様々な無料宿泊特典があるので簡単に年会費を取り戻す事ができます。以下は一例です:

  1. 3ヶ月以内に30万円利用:+1泊無料(39Kポイント、ただし私の招待リンクから申し込んだ場合は45Kポイント)

  2. 1年間で1,500,000円利用:1泊無料(50Kポイント)

  3. マリオット系列で75泊:1泊無料(40Kポイント)

  4. 誕生日:1泊無料(?)

コロナ前は誕生日に無料宿泊特典が貰えたという噂が有りますが、2023年はマリオットのアプリ上でお祝いして貰えるだけで特に何も貰えず、2024年現在では確認が取れていません。

5: マリオット系列で使えるアメックスオファー

アメックスのアプリからマリオット系列で利用できるキャンペーンが確認できるので、頻繁に旅行する方にとっては嬉しいです。以下のスクリーンショットでは、東京エディション虎ノ門とJWマリオット奈良での豪華なご宿泊に対するキャッシュバックキャンペーンや、マリオット系列で50,000円の利用ごとに5,000ボーナポイントを進呈しています。

アメックスJPアプリのスクリーンショット

更新:マリオット関連のキャンペーンは日本国内でのみ適用されることがわかりました。例えば、スクリーンショット内のに2つ目のキャンペーンは、日本国外でのマリオットの滞在をカウントしていません、少し残念です。

続いて短所の紹介です。

1: 海外取引手数料

米国外のアメックスから発行されているクレカに共通することですが、このカードも同様に2%の海外利用手数料が上乗せされます。上乗せされた分のポイントが貯まるのは嬉しいですが、外貨決済の際にポイント2倍などの特典が特にないので、私個人としては少し物足りないと感じました。

2: 比較的高い年会費?

個人的に年会費に関しては全く気にしてはいないが、中には50,000円もする年会費で尻込みしてしまう人もいるだろうと思います。このカードはプラチナカードに分類されるにもかかわらず、プラチナレベルのカードに通常付随する特典は特に提供されておりません。例えばですが、他のプレミアカードはプライオリティ・パスによる空港ラウンジの無料利用やコンシェルジュサービス等付随しているものが大半だと思います。せめてプライオリティ・パスくらいはつけても良いのでは?


如何でしたか?

一年間使ってみて今後も使っていきたいと思いました。個人的にマリオットボンヴォイアメックスプレミアムは、間違いなく国内最高峰のマイレージカードの地位を確保していると思います。マリオットボンヴォイのプログラムと連携したポイントシステム、驚異的なポイント獲得率、そしてプラチナ会員をいち早く獲得できるこのカードは、今後日本国内だけでなく海外に挑戦しようと志す人に向いていると思います。

もしマリオットボンヴォイアメックスプレミアムに魅力を感じたら、以下の招待リンクから申し込むことをお勧めします。マリオット系列で一泊の無料宿泊に値する45,000マリオットポイントが贈呈されます。

この記事から貴重な洞察を得た方は、Noteで私に「いいね!」を押したり、フォローしたりして応援してください、宜しくお願い致します。

それでは、素敵な一日になりますように。