『ClassQ卒論・卒論計画発表会2023』を実施しました!
こんにちは!ClassQ QBsの小澤太己です。
2月13日(火)に帝京大学霞ヶ関キャンパスで行われました、『ClassQ卒論・卒論計画発表会2023』の模様をご報告します!
ClassQ所属の4年生1名による卒論発表と質疑応答、3年生4名による卒論計画の発表と質疑応答を行いました。
卒論発表 小林才貢「フリーライダー発生のメカニズム」
ClassQゼミ(Qゼミ)生の小林才貢(法学部4年)が卒論報告会を行いました。
ClassQで3年間学ぶ中で、様々なチームワークを経験し、どのチームにも必ずフリーライダーが発生していることに関心を持ちました。
企業での労働者を対象としたフリーライダーの研究はなされている一方、大学における学生のフリーライダー問題に対する研究は多くありません。
そこで、大学の講義(質問力を磨く)でのチームワークにおけるフリーライダー発生のメカニズムに着目し、インタビュー調査を実施。卒論にまとめました。
事例調査(インタビュー)から見えてきたのは、以下の6つの原因と対策です。
①新規履修生はフリーライダーになりやすい
②新規履修生のフリーライダー化はQBs(複数期履修経験のある学生)に問題がある
③チーム内のモチベーションの差がフリーライダーを生む
④フリーライダーに対するアプローチ
⑤役割分担によるフリーライダー対策
⑥チームワークは再生できる
結論として、フリーライダーの発生要因は、組織の構成員に関する要因が大きく、フリーライダーを防止するのも構成員各自の取り組み方に左右されることがわかりました。
また、チームワークを重視する本講義(質問力を磨く)ではその差がより大きいものになったと考えられます。
質疑応答では、企業と大学におけるフリーライダーの定義は違うのかといった質問や、フリーライダーになった側の学生にもインタビューを行えたらより良いものになったのでは、という提案がなされていました。
卒論計画発表 3年(新4年)4名
卒論報告会に合わせ、来年度、Qゼミに関わりながら卒業論文を執筆予定の3年生4名も、研究計画書を発表しました。
テーマは以下の通りです。
(あくまで現状のものとなります)
・「長久手市における市政選挙での政治参加を増やす」久保田大智
・「沖縄県の中小企業におけるマーケティングの現状と課題」村岡和春
・「過去と現代におけるチームワークの比較研究」佐藤一平
・「帝京大学生は学費をどう認識し、どう使われるべきと考えているのか」小澤太己
来年度は、上記4名が卒論発表をいたしますのでご期待ください!
平日にも関わらず、ご出席くださいました社会人の皆様に、厚く御礼申し上げます。