「こうすれば必ず人は動く」に学ぶABA
デール・カーネギーさんをご存じですか?
恥ずかしながら、
私はこれまでほとんど本を読まなかったので
彼のことも、彼の本も知りませんでした。
最近、知識を増やすために読書を始めたのですが(遅っ)
そこで出会ったのがこの本でした。
どうしてこの本のことを話したかと言うと、
内容がガッツリABAだったからです!!
ABAは実は賛否両論ありまして、
「動物の調教を子どもにするな!」とか
「子供を従えてる。」とか
「スパルタ。可哀想。」とか
そんな意見もたくさんあります。
私の投稿に興味を持ってくれている方なら
きっとそんなイメージはなかったと思うんですが、
このようにABAって勘違いされがちなんです。
そう。勘違いです!笑
そしてABAを誤って認識して、
実行してしまっている人もたくさんいるように思います。
私も昔はそうでした💦
けどね、ABAの魅力は
”強化して好ましい行動を促すこと”
私はいつも口を酸っぱくして言うのですが、
「やめさせたいこと、無くしたい行動があるのなら
まずは褒めてください。」と言うことです。
話が逸れてきましたが、
カーネギーさんのこの本の中には、
ABAと言う言葉は使われていないものの
強化をして相手の行動を促す方法が
たくさん記されています!
ここでいう強化は、
”相手の喜ぶことをすること”
仕事の部下や上司、お客さん、家族や友人、
まわりの人全てにこの方法は有効で、
相手を喜ばせてあげることで人を動かすんです!
もちろんこれは自分に対しても有効です!
この本の中では、
極悪犯罪を犯した囚人たちでさえも
この方法で更生させることができるということを
実際の体験談を踏まえて記されていました。
間違ってはいけないのは、
”相手の喜ぶことをすること”というのは
何も”相手の言いなりになること”
ではないと言うことです。
相手が好ましい行動を起こそうとするように促すんです。
例えば、
部下に仕事の能率を上げて欲しいなら
今できていることを褒める。
たくさん褒めて、自信を持たせて、
褒めてもらう喜びを感じてもらうことで
自ら頑張るようになる。というようなことです!
これをせずに、
「この仕事がまだできてないじゃないか!」
「どうしてこんなミスを犯すんだ!二度とするな!」
と罵ったところで
この部下は仕事ができる部下にはなりません。
これは、子育てに対しても同じことです🧸
しかし、仕事では割り切れても
家族には割り切れないと言うこともありますよね。
私も子育てでは感情が勝ってしまうことがよくあります😥
そんな時は、まず自分を強化してみましょう!
自分の今を褒めて、認めて、
モチベーションが上がれば、子どもに対しても
余裕を持って接することができるはず🍀
ぜひ、気になった方は読んでみてください📚
感想を語り合いましょう❤️🔥
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