クラシコのメンバーは「ミッション・バリュー」をどう捉え、日々働いている?
前回の記事では、クラシコの根幹となる「ミッション・バリュー」について、CEOの大和が直接その想いを綴りました。
想いが詰まった「ミッション・バリュー」に対して、クラシコのメンバーはどう思っているのか ───────
新しいミッション・バリューに変わりおよそ半年が経ったいま、改めて社内で考えてみることにしました。
それは、クラシコの「ミッション・バリュー」を体現する主体が、他でもないクラシコのメンバーだからです。
この記事では、ミッション・バリューに関する社内アンケートの結果を共有します。
ミッション・バリューはどのくらい認識している?
まずは、新しいミッション・バリューについて、クラシコメンバーの認識度を聞きました。
ミッション「医療現場に、感性を。」の認識度
バリュー「顧客から、はじめよう。」「自分が、つくろう。」「チームで、こえよう。」の認識度
結果は、ミッション・バリュー共に「認識度の高い※」メンバーが9割以上を占めました。また、「認識度の高い」メンバーのうち約半数が、「日常の業務でミッション・バリューを意識している」と回答しています。
※「覚えている」「理解し意識している」を選んだ方
回答時のコメントには、「業務を進める際、常にこのミッションを頭に置いて行動している」という、「ミッション・バリュー」のあるべき姿をすでに体現しているメンバーも。一方で、「ある程度覚えている」「覚えていない」と回答したメンバーからは、「まだ自分の中では完全に落とし込めていない」「もう少し具体的に理解を深める必要がある」といった声が挙がりました。
今のクラシコはミッションをどれくらい実践できている?
続いては「クラシコが掲げているミッション・バリューを、会社自身がどの程度実践できていると思うか?」という質問。
結果は「実践できている or ある程度実践できている」と回答する方が多い一方、「まだまだやれることがある」という声も一定数ありました。
「商品開発やサービスにおいて、ミッションに沿った新しいチャレンジをしているけれど、まだ十分に浸透していない部分がある」「顧客に感性を届けるという点では、まだ道半ばだ」という厳しくも前向きな意見も見られました。
日々の業務でバリューをどう実践している?
最後に、「3つのバリューについて、日々実際の業務中に取り組んでいる内容・実践するために意識していることを教えてください。」という質問に対して、多くのメンバーが具体例を回答してくれました。各バリューごとにいくつか抜粋してご紹介します。
「作り手にとってはマスト作業ですが、顧客目線でのコンセプトメイキングを言語化しチームで共有、販売までの販促に使えるようチャレンジ中」
「顧客の率直な意見から始まったクラシコなので、顧客の声に耳を傾け、初心を忘れない」
「お客様から頂いた意見で、もっとこうして欲しいというものはチームの会議で積極的に出して、改善できないか試みています」
「売り上げデータのみではなく、その商品を使った人の言葉を集めて分析する。定性・定量のバランスを見て未来を作る」
「業務上の依頼者の要望だけでなく、それを通じた顧客の立場を想像して自身の制作物を客観視するよう心がけている」
「上手くいかないことを周囲のせいにして責めたりせず、自分に何ができるかから考える」
「誰もボールを持っていなさそうな、曖昧になっている事柄は拾うorアラートを出すようにしています」
「自分のタスクだけでなく、フローの可視化だったり、横断での情報共有や意思決定の目線が合うよう、動くよう心がけています!」
「まだまだ未成熟な会社なので、ルールなどが揃ってないことは当たり前。自分で作っていく」
「おかしいと思うことは声をあげること、今のクラシコには必要ないかもしれないですがより高い接客力をつけるための勉強をしたりしています」
「業務の範疇を超えていても、医療者や患者様にいいものを早く、たくさん届けるために必要なことは臆せず提案。人を巻き込みながら、まず自分が実践する」
「部下に思い切って任せ、成果を出すようサポートする」
「自分の所属部門だけでなく、全体への影響を考慮して、時には所属部門の意見とぶつかるようにしている」
「チームメンバーが業務負荷になっていたらすぐにサポートできるように目配せをしております」
「私の仕事はすべて、他の部署やメンバーのみなさんと一緒に進めないといけない仕事=全体最適をとる仕事になるので、 ご依頼する場合も相手の立場にたつ・常にリスペクトを持って接することを意識しています」
「通常運転がそもそも個人プレーができない。ここは本当に重要視しており、そのためのコミュニケーションをチーム全員で心掛けている」
アンケートを通じて、クラシコメンバーの熱意や努力を改めて感じるとともに、一人ひとりが新しいミッション・バリューを意識して業務に取り組み、それぞれの役割の中で具体的な行動に移していることがわかりました。
しかし、まだ改善すべき点があるという声もあるので、これらをしっかりと受け止めながらメンバー全員で力を合わせ、今後のクラシコの活動に活かしていきたいと考えています。
おわりに
クラシコでは様々な職種のメンバーが働いています。役割や立場は違えど、同じミッション・バリューを意識して日々の業務に取り組んでいます。「理解し意識している」フェーズのメンバーがもっと増え、より濃くなるように会社として何ができるのか、会社全体で向き合い、世界中の「医療現場に、感性を。」を今後も届けてまいります!