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ゲイシャis何?

こんばんは。

近年よくみるようになった「ゲイシャ」というコーヒー。
ゲイシャあります!と主張強めのポップを打ち出しているコーヒー屋さんも少なくないだろう。

そして皆さんは思うはず。
ゲイシャって何だ??

わたしはコーヒーに携わるものとしてはまだペーペーの若造もいいところ。そんなわたしもまだコーヒー沼にハマる前。
当時から嗜好品としてのコーヒーは好きだったので、たまたま見つけたコーヒー屋さんとかにフラッと立ち寄ったりしたりすることは多かったです。

そして見つけた「ゲイシャ水出しあります」の文字。最近ちょいちょいみるけどうまいんかな~と思いつつ入店。
少し高いなぁと思いつつ口に含む。
「なんだかおいしい気がする!」
わたしの人生初のゲイシャとの出会いはそんな程度だったと記憶しています。

今回は「ゲイシャ」をテーマに据えて、執筆していこうと思います!


結局ゲイシャってなんなの?


芸者さんはルーツに無関係なんです…


当時わたしも気になって調べた記憶があります。
つまるところ「ゲイシャ」とは「品種」のこと。

いちごで例える「とちおとめ」とか「もういっこ」とか「紅ほっぺ」etc…

コーヒー豆も農作物である以上「品種」が存在するわけです。とちおとめもひとつの農家が独占してる訳じゃないですよね?なのでゲイシャ種も同じように各国、各農園毎に取り扱っていたり、いなかったりするわけです。


ゲイシャ=おいしいという訳ではない


一概にゲイシャといっても必ずしもおいしいわけではないです。
大前提として、何をおいしいと感じるかは人それぞれですし、品種がゲイシャであっても等級・グレードが低い豆は思いの外存在します。
焙煎度なども好みがわかれるところなので本当に飲む人によって意見がわかれます。


ゲイシャの特徴


必ずしもおいしいとは言えない。
と前置きしましたが、とはいえゲイシャ種のファンが多いのもまた事実。最近ではゲイシャ専門店もできたり、世界的なコーヒー豆の品評会、カップ・オブ・エクセレンス(COE)においては、各国の上位豆のほとんどがゲイシャを占めています。

そんなゲイシャ種の特徴を下記に掲載しておきます。

1.独特な形
2.フルーティーでフローラルなフレーバーを感じるものが多い
3.雑味や渋味が少なくスッキリとした印象

1.独特な形

ゲイシャ種の大きな特徴として挙げられるのがその独特な形。
基本的に細長く、やや丸みを帯びた形状の豆が多い。


ゲイシャ種の焙煎豆


2..フルーティーでフローラルなフレーバーを感じるものが多い

ゲイシャ種の特徴としてはフルーツやお花を感じさせるアロマやフレーバーが多い。

3.雑味や渋味が少なくスッキリとした印象

これはおそらく、上で挙げたものに通ずるところがあると思うのですが、かなり綺麗な味のものが多いです。味が綺麗なので華やかな酸が際立つから結果としてフルーティー・フローラルが突出しやすいのかな‥というのが私の持論です‥。


魅惑のゲイシャ


ゲイシャ種は個性が強いからこそ結構意見がわかれる品種でもあります。
ただ、品評会で上位を取りやすい品種であるのは疑いようもない事実です。まだおいしいゲイシャを飲んだことがない方。ぜひ、色んなゲイシャを味わってみてください。
味わいがクリーンなゲイシャ種なら好みのフレーバーに出会えればきっと忘れられない味になるはずです。

簡単ではありますが今回はゲイシャ種について紹介させていただきました。コーヒーの奥深さや、ゲイシャ種の魅力を少しでもお伝えできていたら幸いです。

では、今回はこれにて!
良い夜を!

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