こだわりの展示会場は、ほぼ手作り
山陽小野田にて初となる展示会 <最終日 8月31日(水)>も、そろそろ終盤。時間が過ぎていくのは、ほんとうにいつもあっという間です。
今回の記事では、ガラスアート作品の制作と並行して、ほぼほぼ手作りで準備してきた「展示会場」の話に触れたいと思います。
きららガラス未来館の展示会場は、「この作品のここを見て欲しい」「こういうことも感じてほしい」と、たくさんの思いを込めて形にしてきました。
3月に開催した銀座三越での展覧会のイメージと連動させながら意識したポイントは、作家ひとりひとりの個性と作品の魅力がしっかり伝わるレイアウトと作品数。暮らしに寄り添うタイプの作品とアートピースとしての作品をほどよい数で混在させ、CLASS GLASSらしさが発信されるように構成しています。
最初にほぼほぼ手作り、とご紹介しましたが、工房も自分たちで作り上げてきたCLASS GLASSの作家たちは、本当になんでも自分たちで作れてしまう人たちなんですね。
もちろん施工のプロにお願いした箇所もあるのですが、敷地入口の看板(開催前の記事でもご紹介)をはじめ、作家たちによる製作部分が多いことは、きららガラス未来館を会場とした展示会ならではの特徴ではないでしょうか。看板の他にも、設計から行ったモニターケース、天井に追加したライト、などなど。1cm右、 1mm左と、細部の検証を重ねて開催を迎えた会場は、そのこだわりの甲斐もあって作家一同の思いが募った会場になりました。
これから来場されるみなさんは、ガラスアート作品だけでなく、CLASS GLASSらしい展示方法や装飾にも、どうぞご注目ください!