在りし日に:テレビ番組のための対話⑩
【過去の記録◆2022年2月26日 No.1】
香取さん(K)「前って、(COGYのサイズは)MとLしかなかったじゃないですか」
Clara(C)「そうなんです」
K「2年くらい前か、140センチ未満というか、病気や障害のあるお子さんが乗れるようなSSもできたんですよね」
C「良かったですねぇ」
K「だから、まあ、どうですかね。お子さん……そういう、病気や障害のあるお子さんとかに、可能性として、これ乗ったら、どうだとおもいます?」
C「障害はひとりずつ違うから、どうや、ゆうのは言えないですけども……重度障害を持っている方がおっしゃってたんですけどね。子どもに重い障害があるときね、リハビリをさせようとしないでください、って」
K「ほ、ほぅ……?」
C「それよりも、その子がやりたい、ということを」
K「ああ、はい」
C「みつけてください」
K「はい」
C「やりたいとおもうこと、するのは、なによりのリハビリやから、って。」
K「ふぅぅん」
C「だから、これは、障害のないお子さんでも♪乗りたいとおもいます~~♪♪」
K「そうですよね。結局、リハビリって、辛いおもいしてやるのがリハビリみたいになってるんですけども」
C「ああ」
K「そうじゃなくて、普通に、お子さんだったら楽しいことじゃないとやらないし」
C「そうですよ」
K「できないから、これ、普通に楽しく乗ってる間に」
C「そうなんです」
K「乗って、リハビリにも、まあ、当然なるよね、っていう、そういう感じですね」
◇写真は、2020年にテレビ放映されたドキュメンタリーの撮影中。考え込むときは真剣で、COGYが走り出すときには常に笑顔の香取さん~特定非営利活動法人『希少難病ネットつながる』理事長《2021年12月26日まで》◇
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