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足こぎ車椅子②

【過去の記録◆2016年10月8日】

 足こぎ車椅子の利用者には、「脊椎損傷に
よる両下肢全廃」の方もいらっしゃいますが
(それでも漕げるのです)、わたしは両脚の
可動域が半分まで減っていたため、
「ぎりぎり漕げた」という感じ。

 足こぎ車椅子を漕いでいたら脚の可動域は
減らないかもしれない、とおもいました。
 増えるかもしれないと。

 届いたのが真夏だったので、外に出るのは
涼しくなってからと決め、部屋の前の通路を
行ったり来たりして、「ゴーカートみたいで
楽しい♪」と喜んでいたのでした。

 グループホームで踊らせていただいたとき
初めて外で乗りました。
 山中にある高齢者施設は涼しかったから、
約束の時間まで駐車場を走り回ったのです。

 太い柱の周りを回ったり、並んだ柱の間を
蛇行したり……(練習なしでも動かせるのが
足こぎ車椅子の良い所)。

「コントロールハンドル」で操舵輪の向きを
変えるのですが、駆動輪が片方だから左へは
小さく曲がり、右へは大きく曲がります。
 その違いがつかめず、この日はまだ室内の
細い通路をうまく右へ曲がれませんでした。

 介護員さんたちに試乗を勧めると、皆さん、
「ペダルが軽い!」と驚かれました。

 その日の映像を載せておきます。
 気に入る速度で前進して、「速…っ!」と
驚かれています。
 金屏風を壊すといけないから後進するのは
控えたのでした。



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