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「舞台裏は大騒ぎ!」

沖なつ芽さん御出演
A.R.Pstudio公演「舞台裏は大騒ぎ!」
6/19~6/25 全9公演

※サムネの画像は仲良くさせて頂いているTwitterのフォロワーさんから頂いたものです。あまりにも綺麗だったので。

100数文字のTwitterで感想を残すのはいつも難しいと思っていてnoteにでも書き残してみようかなと…ちょっとやってみます笑。

自分が大ファンにして唯一推している役者さんの沖なつ芽さんがほぼ一年ぶりにお芝居の世界に帰ってくるということで(別にどこかに行っていたわけではない)、告知があった時は嬉しすぎて涙を流すほどでしたね。

無事全公演を終えて、とても幸せだったこの期間を勝手に振り返りたいと思います。

祝初日公演

告知があった日から

告知があった5/26は動揺して何が何だか笑。沖さんにお祝いリプなのか感謝リプなのかよくわからないリプを送ったり、日程確認して「よし!全通いける!」と喜んだり。
ちょうどその約一週間後に沖さんが御出演されるイベントがあったりしたので、少しでもたくさんの人に来て頂けたらなーと一ファンながらRTは積極的に。何故かイベントで僕自身がお話させていただく時間がありマイクでアピールしてみたり、毎日ツイートしてみたり。ただ全部義務ではなく楽しかったのでやってました。
僕が思う沖さんの一番の魅力は「舞台の上」「スクリーンの向こう側」「画面の向こう側」でお芝居をされている姿だと思っているので、それを皆さんにも知って頂けたら嬉しいなという思いで、でもそのおかげで楽しい3週間を過ごせました。

予約完了した時のツイート超嬉しかった

観劇をして

「ドタバタほんわかコメディ(出演者の柏崎さん曰く)」
沖さんのコメディ作品は何作か見たことあるので安心感もありつつ今回はどんな人物の生き様(大袈裟)が見られるのかわくわくしていました。
出演者様各々の感想はこの後個別で詳しく書かせて頂くとしまして、初日見た後の一番の感想は「面白い!」この一言に尽きます。単純に笑えて楽しかったです。
そしてコメディ作品にありがちな「役者さんの素が出てきてそれで笑いを」というような瞬間は一秒もなく、常に劇中の登場人物同士のやり取りで笑いをばんばんとっていたのが印象的でした。
役者さんが急に役と関係なく素を出して笑いを取り出すとその人のファンは楽しいのかも知れないけど、それだと自分は非日常の空間から急に現実に戻されてしまう感じがして嫌だなと思ってしまうのですが、そんな瞬間は本当に皆無でコメディ作品として初日から完成されていて素晴らしかったです。
「ペッチョリー」の件も沖さんがいじられているのではなく要さん(沖さんが演じる人物)がいじられていて要さんが恥ずかしがっている。台本が破けなかったことに焦る清水さんをいじるのではなく、何故か台本を破りにいった作家の高橋さん(清水さんが演じる人物)をいじって笑いをとる。
どの瞬間もあの劇団の舞台裏が本当に覗けて笑える。そのおかげで毎公演のめりこみ過ぎて、座長の里中さん(タカギさんが演じる人物)が要さんに頭をペシッ!と叩かれるシーンで毎回スカッとしたし、無事にコントがうけていくシーンはマネージャーの井村さん(柏崎さんが演じる人物)と作家の高橋さんと一緒にいつも心の中で喜んでいました。

その後もどんどんブラッシュアップされていき公演ごとにどんどん面白くなっていく様子も楽しめました。なにより出演者の方々が各々の人物の世界を楽しんでいらっしゃったのが印象的でしたね。

初日カテコこっち見て下さる沖なつ芽さん🌱

この後は僕如きが失礼ながら出演者様各々の感想を…

各出演者様を見て

タカギマコトさん(座長里中さん)

一番嫌いでした笑 というのも要さんと橘さん推しなので笑
でも最初の要さんとのコンマ一秒のやり取りで二人の関係性がはっきり見える言葉のタイミングや声のトーン・表情の時点でもう安心。
どんどん変更を余儀なくされて、でも座長としてすべてに対応していく様子はカッコ良かったです。そして最後のシーンにつながるように時間の経過とともに納得いかない・なんか違うなっていう表情・心情が隠せなくなっていく様の表現はやっぱり流石でした(拍手)
千秋楽要さんのペッチョリーを横から見てくれてありがとうございました。おかげで真正面から拝見できました笑
前説やTシャツをいじってくださったり本当に楽しかったです。ありがとうございました。

タカギマコトさん

須田拓也さん(劇団員保坂さん)

ペッチョリーの生みの親笑。実際のお笑い芸人さんだというのは知っていたのでこのコメディ作品の肝になる方なのかなと最初思ってましたが中心からは少し引いたところの立ち位置から。
でも見た目もあって存在感抜群だし、井村さんにお祝いもらった時や無い言葉を出し合うシーンでツッコミを入れる際に出てくるワードはいつも面白くて笑わせてもらいました。
座長を除く唯一の男性団員なのでなかなか女性陣が言えないところを座長に伝える役目で劇団の頼れるお兄さん的ポジションなのかな?座長と違い好きです笑。
コメディ作品に芸人さんがいらっしゃるという意味で実際にも頼りになる存在に見えました。表情豊かで決める所、笑いをとりに行く所、劇中でもいかんなく発揮されていました。
楽しかったです。ありがとうございました。

須田拓也さん

野良のりオさん(劇団員三崎さん)

一番想像に近い役柄でしたけど、たくさん笑わせて頂きました。最初劇団の新人っぽい吉村さん(森脇さん演じる人物)に講釈を垂れるシーンだけでもこの人物のこの後は面白そうだなと思いました。そしてそのすぐ後に座長からの駄目だし連発は笑いました。
その後も何かというといつも最初に三崎さんにふられていてあたふたしている様も面白かったですね。
顔芸に頼りすぎと劇中では言われていましたが、皆さんそうですが特に表情豊かな方で逆に顔芸はお手の物といった感じでコメディ作品なんかではいてくれたら本当助かるみたいな方なのではと思いました。
ペッチョリーTシャツもありがとうござました。楽しい想い出と一緒に飾らせて頂きます。

野良のりオさん

柏崎絵美子さん(マネージャー井村さん)

劇団のマネージャーさん。第一印象は言葉が軽くてお気楽主義な感じに見えましたが、自分はなんだかこの人は常に劇団の事・皆の事を考えて即座に決断して常に口から出てくるのは前向きな発言ばかりで大好きですね。
(ヤバめ重めな雰囲気の時に弁当食べ始めるのもあれも空気を変える為にわざとなのでは…)
頼りがいあるお姉様的な。実際の楽屋でもそんな感じなのかなと想像してました笑。
局員の方に超速で頭下げたり髪をかき上げる仕草がなんかイイですよね。
目に涙をためて座長に訴えかけるラストシーンは涙ものでした。
終演後もみなさんに気さくに接してくださっていて、本当にありがとうございました。

柏崎絵美子さん

鳥川仁菜さん(AD橘さん)

この劇中では一番の推し!めっちゃ好きですね!登場から元気で明るくて。
しかしそのすぐ後に上は簡単に言うけど本人たちには言いずらいことを言わなきゃ伝えなきゃいけない…そんな葛藤が…なかなか言葉に出せない…服の裾を握り締める…そんな所作に込められていて凄い応援したくなるADさんでした。
あと大好きなのが日々進化・オーバーになっていく「わたし!陸上やってたんで!」たまらなく好きでした。
この方を見ていると元気になれるそんな人。沖さんも笑顔を見てるだけで浄化されるとおっしゃっていましたし御本人もきっとそういう人なんでしょう。(シャボン玉一緒にやりたい笑)
ラストのシーンも凄い好きで、肩を震わせながら懇願する姿、それを見つめる要さんの眉の角度・瞳・表情、そして柏崎さんの涙をためながら「あんた!ここまで」のコンボに毎日僕の心は打ちぬかれてました。最高!
毎日元気をくださってありがとうございました。

鳥川仁菜さん

清水凱さん(作家見習い高橋さん)

実はめっちゃ好き。作家さんだしいつも冷静に状況を見つめて方向性を都度修正されていたりしてました。
僕はこの人のあの「…たまんないな…」がたまらなく大好きで!あそこお気に入りなんですよ。
実際の作家さんなんかもきっと、たたき上げの台本段階をチラッと見られただけであんな風に言われたらこんな気持ちになるんだろうなあ…っていうのが表情と声のトーン・間から凄い伝わってきました。
千秋楽は台本破れなくて、ガチで大慌て!で必死に破りにいってて爆笑しました笑。
いつもモニターを見つめるシーンで高橋さんと井村さんと一緒に応援してました。ありがとうございました。

清水凱さん

森脇里奈さん(劇団員吉村さん)

なつ芽さんの相棒。立ち位置は劇団新入りの役者さん。
コメディ初めてっておっしゃっていましたが、台本の変更を余儀なくされた後毎回いろんな言葉をみんなで出し合う時、すぐさまやり始めるあのタイミングと間に毎回笑わされてました。
横領内容の詰め方も毎回面白かったです笑。
要さんの「ペッチョリー」がクローズアップされがちでしたが、吉村さんの「ピチョンピチョン(最後はぺニャンぺニャン)」「ホワンホワン」そして「ペッチョリー」も僕は毎回楽しみにしてました笑。もとから可愛いお二人は何してもやっぱり可愛いからは逃れられないですね笑。
いつも沖さんと仲良くレスくださってありがとうございました。尊かったです。

森脇里奈さん

沖なつ芽さん(劇団員要さん)

最高!
(沖さんは単体で次に書きます笑)

沖なつ芽さん

沖なつ芽さんのお芝居を久しぶりに見て

自分が沖さんの舞台を観るのは去年の7/10以降じつにほぼ一年ぶりでした。
いやでもね…最高でしたよもうさ…
最初ソファーに座って登場してその姿を見ただけでなんかこう…こみ上げるものがありましたね。
一つ一つの台詞も表情も「あー沖さんだー」って感じでもうさ良いのよホントに…今回の公演は劇団員の要さんとして僕らの目の前にいましたけど
「何浮気してくれてんのよ!」の要さんも良いし
言い返したいけど言えなくて言葉を飲み込む要さんも良いし
座長に詰められてる吉村さんを「がんばれ」って見つめる要さんも良いし
崎陽軒事件で理不尽な座長に食い下がるも「これ負け戦だ…」と諦める要さんも良いし
すぐに前を向いて「チャンスですし」とネタ変更に向かう要さんも良いし
「セコム」って言っちゃってアチャーな表情の要さんも良いし(バインダーで顔隠してすみませんな要さん好き)
横領内容の件で「私の写真でしょ…」な要さんも良いし
「ポフワンペッチョリー」の要さんは最高だし(それでも可愛いは沖さんの事を逃してくれませんでした)
ハラスメントでの橘さんへの共感と座長への決意を示すまっすぐな瞳の要さんも好きだし(ラストへの伏線)
「やだー!」の要さんが可愛すぎてこっちが「やだー!」だし
一通りやってみようと声なしで繰り広げられるシーンの要さんも何をして何を発していてるのか見てるこちらにしっかり伝えてくるのは流石だし
座長のやってやろうぜ!のあとの「おー!」の要さんも良いし
ひきつってる表情の要さん想像したけどやっぱ可愛いし
暗転後のコントがうけたことを吉村さんと喜びあう要さんは尊いし
契約が決まったことを喜びあう要さんには「本当に良かったね…」だったし
語りだす座長を黙ってみつめる要さんの心情は…ね…
肩を震わせ深く頭を下げて懇願している橘さんを目を潤ませながら見つめる要さんにはグッとくるし
最後座長の頭を叩いて「ここはどう考えてもはい!だろ!」の要さんには拍手を贈りたかったです。

天使×2

今まで見てきた沖さんとはまた違う要素が入っていたし、でもそれをしっかり自分のものにされている沖さんは一年前と変わらない自分が大好きな沖さんでした。
これからの沖さんの御活躍が本当に楽しみですね。

千秋楽マチネの沖なつ芽さん

舞台によってはたまに稽古中が垣間見れたりするけどいつでも真剣にメモをとっている沖さんが好きだし、共演者の方からストイックと評される沖さんが好きだし…今回は終演後の面会やチェキ撮影なんかもあってファンの方に優しく接しておられる姿は天使で…先に行われたイベントと合わせてまた一つ沖さんの魅力がはっきりとわかりました。「優しい」という形容詞が擬人化したような御方です。
人に優しく努力家で真面目なこういう役者さんが活躍していって欲しいと心からそう思います。

今回プレゼントがお渡しできるということで、千秋楽に一番お渡ししたかった「青いバラ」をお贈りしました。
花言葉は「奇跡」そして「夢かなう」です。
そして青いバラはもともと自然界に生まれない色でした。過去の花言葉は「不可能」「存在しない」
それが日本の研究者の努力、そしてテクノロジーの発展により誕生したそうです。そして青いバラには今の花言葉がつけられたようです。
花言葉が変化していく過程、人々の努力によって叶った奇跡の青いバラは努力家でいつでも真摯でファンの皆に優しいそんな沖さんにピッタリかなと思いました。
沖さんの夢が叶う事を願っています。

天使

最後に

とっても素敵で暖かくて元気になれてそしてなにより面白い!素晴らしい公演でした。自分の大好きな舞台がまた一つ増えました。ありがとうございます。良い舞台に箱の大きさなんて関係ないですね!観た人がどう思うか…この公演は間違いなく観た人を元気にそして幸せな気持ちにさせてくれたと思います。
自分が初めて生で見た舞台も沖さんが御出演されていてこういう役者さん達の表現力・演技力がメインで繰り広げられる舞台でした。懐かしくもあり、沖さんの魅力がストレートに伝わってきました。
御出演された皆様の御活躍そして沖さんの御活躍心から願っております。

幸せな毎日を本当にありがとうございました。

劇中で着ていたTシャツ出演者様全員のサインを添えて

Haru

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