アザゼルって堕天使なの!?『エンジェリック ライ』に出てくる天使と悪魔
宝塚歌劇団 花組公演『エンジェリック ライ』は、天使と悪魔が登場するファンタジー作品です。主役の永久輝せあさん演じる天使アザゼルは天界一の大ホラ吹きで、天帝の怒りを買ってしまい、人間界に堕とされてしまうとてもお茶目な天使ちゃんです。そんな『エンジェリック ライ』に登場する天使と悪魔について調べてみました。
『エンジェリック ライ』に登場する天使たちは、実在する宗教的・神話的な存在に基づいていますが、作品内ではフィクションとして描かれています。
アザゼル(永久輝 せあ)
主人公で、素行の悪さから天帝の怒りを買い、能力を封印されて人間界に堕とされます。彼は天界に戻るために「ソロモンの指輪」を狙います。
ユダヤ教やキリスト教、イスラム教において堕天使や悪霊として知られています。特に「堕天使アザゼル」は、人間に禁じられた知識(武器や化粧など)を教えたとして罪を犯し、堕とされた存在です 。
アズラエル(美風 舞良)
アザゼルの上司で、天界の秩序を維持する役割を持つ天使です。
イスラム教では「死を司る天使」として知られ、魂を回収する役割を持つとされています。一部のユダヤ教やキリスト教の伝承でも名前が出てきますが、イスラム教での役割が特に有名です 。
ラファエル(綺城 ひか理)
アザゼルの友人で、真面目な性格でありながら、どこか抜けているところが愛らしいキャラクターです 。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教すべてに登場する天使で、「癒しの天使」として知られます。特に聖書外典『トビト書』に登場し、トビトの息子トビアを助ける役割を担います 。
フラウロス(聖乃あすか)
悪魔であり、アザゼルの敵として登場します。彼もまた「ソロモンの指輪」を狙っています 。
フラウロスは、キリスト教のグリモワール(魔術書)である『ソロモンの小鍵』に登場する悪魔の一人です。彼は地獄の72の悪魔の一柱で、未来を予言する力を持ち、ソロモンに召喚され従えられたとされています。召喚すると、最初は恐ろしく力強い豹の姿で現れるが人間の姿も取る。
サリエル(希波らいと)
アザゼルの同僚で、天使の一人として登場します。
ユダヤ教やキリスト教の外典に登場する天使で、時には「死の天使」として、時には「堕天使」として描かれます。彼の役割は曖昧で、善悪どちらの立場でも登場します。
ルーナ(美羽愛)
悪魔の一人で、物語に登場するダークな存在です。
このキャラクターはフィクションに基づいており、神話や宗教的な背景は特に存在しないようです。作品の中で創作された悪魔です。
天帝(紫門ゆりや)
アザゼルを罰する天界の支配者です。
ファルファッラ(初音夢、花海 凛)
天帝に仕える役割を持つ天使です。
イタリア語で蝶々🦋