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「好酸球性副鼻腔炎日帰り手術」の記録5

4月からデュピクセント注射開始へ

手術後鼻の通りは良くなったものの、一番困っていた嗅覚障害は回復しない。先生に聞いてみたところ今回の日帰り手術では篩骨洞のポリープを取り除くのは視神経に近いため行わなかったとのこと。
今まで通り頓服的にステロイドを飲みつつ経過をみることになった。

年末年始は風邪に気をつけていたが、とうとう春に風邪をひいてしまった。

副鼻腔炎をおこしていたので、先生が「もう注射しようか?ね?! 」と。
私も定年前の経済的に余裕のある間に始めたかったので同意し、4月から1回1本、月2回の注射がはじまった。

注射後の体調

初回注射後お腹を壊す。4回目もお腹を壊した。
薬剤師さんが仰るには下痢の副作用の報告はないとのこと。
5回目は口内がとても乾いて、この症状はしばらく続いた。
こちらも副作用の症例としては報告がないとのこと。
その後口渇も治まり現在は(17回注射)何かの症状がでることは無くなった。
嗅覚については2回目から色々な香りがはっきりわかるようになり、毎日が楽しくなった。

治療費について

難病認定を受けているため毎月1万円負担だったが、認定更新の際自己負担1万円の月が直近1年間に6回以上あったため、手続きをし5千円の負担となった。非常にありがたい。

デュピクセントについて

  • 毎月2本注射(1回1本隔週、好酸球性副鼻腔炎の場合)

  • 注射は冷蔵保存し、使う日に常温の状態にしばらく置く

  • 薬局から受け取るときは保冷バッグを持参し入れて帰る、この保冷バックと保冷剤はサノフィ社からの貸出しのようで自分で用意する必要なし。ただし保冷バッグが大きくデザインも今ひとつなため、私は保冷バッグごとエコバッグに入れて使っている。

  • 注射の日に忘れないよう製薬会社からのお知らせメール配信サービスを利用することができる。


注射をはじめて8ヶ月、鼻の通りも嗅覚も一番ひどい頃とくらべると、格段に快適になった。ただし右側はまだポリープあり。
左右比べた時に右は比較的状態が良かったため、日帰り手術の際左をしっかり除去したとの事、先生はいつの日か右をもう1度手術したいらしい( ;  ; )

いつまでデュピクセントが効くのか、初めから効かない患者さんもいらしたとのことで、先生にもわからないとの事。
でも、その時はまたステロイド使ったり、再手術したり、その時に考えましょう、と。
その頃には好酸球が増える原因が解明されるなど、研究が進んでいると良いなと思う。




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