【とっても簡単!】ドイツの健康保険加入のあれこれ
こんにちは、Claraです.
ドイツでの就労・長期滞在には健康保険への加入が必須となります.この健康保険はドイツ国内で有効なものであり,旅行保険等は対象になりません.
私の学位授与式は3月後半,渡航も3月後半,任期は4月1日から.さらに契約締結のために人事から健康保険番号を求められていたので,日本にいる間にドイツの健康保険に加入する必要がありました.
①健康保険選び
人事から別段保険会社の指定が無かったため,保険会社選びから始めました.ドイツには数多の保険会社が存在するそうですが,私は初めから大手に絞っていたので比較はできません.私の第1候補はTKという保険会社でした.ドイツ留学経験のある私の知り合いの多くがこの保険に入っていたためです.
しかし私にとってTK加入には少し問題がありました.申請自体は簡単で,最低限の個人情報を記入したのみと記憶しています.意気揚々と申請を済ませ,確認画面を見ると…
「そのうち手紙が届くので,詳しい情報を記入して送り返してね」
というようなことが書かれていました.その時既に2月.杞憂だったかもしれませんが,契約に間に合わないという最悪のケースを避けるためにTKの加入を断念しました.
そこで第2候補に上がったのがDAKです.なぜならオンラインでかなり簡単に申請が済ませられるからです.これは事を急ぐ海外在住者にとってはありがたいことです.
②DAK加入申請
正直,DAKの加入は特筆すべきことがないというくらい簡単でした.こちらのページにある「Get covered」から加入の申請を進めることができます.
回答内容を以下に示します.
メールアドレス
名前
生年月日
性別
ドイツの住所があるかどうか
職業(学生か,雇用されているか等選択できます)
見込まれる月収
ドイツで働くのが初めてかどうか
雇用主
職名
勤務先の住所
契約開始日
旧姓
出生市と国
国籍
年金を受け取っているか
他の人(子供や配偶者など)もカバーしたいか
このページはfeatherという保険まとめ会社(語彙)のものです.もしかしたら上述のTK等も同様にfeatherを介して申請ができるかもしれませんね.サクサク回答できるUIで個人的にはかなりお気に入りです.
回答完了後に確認メールが届き,さらには申請状況を個人ページで見ることができます.後日featherから再びメールが届き,雇用担当者のメールアドレスを返送するとそちらで申請手続きが進むようになりました.あとは保険証用の写真を個人ページを介してアップロードしたくらいです.3月中に大学から「保険証が届いた」と連絡があり,現地に赴いた際に秘書さんから保険証を受け取って終了しました.
③渡航から契約日までの保険
私の場合渡航日と契約開始日に5日ほどのズレがありました.DAKは契約期間をカバーするだけのようだったので,契約開始までの滞在をカバーする保険にも入ることにしました.
私が加入したのがHanseMerkurという保険会社でした.10ユーロほどで10日程カバーできた覚えがあります.
こちらの申請もかなり簡単だった覚えがあります.
ちなみに日本でドイツのビザ申請を行う際には,保険加入証明等は求められませんでした.渡航当日はドイツの家に着くまで念のため保険加入証明書をコピーして持っていましたが,思い返せば保険関係のものをこれまでに提示したのは,雇用契約締結時と滞在許可証申請の時のみです.
それにしても保険料って高いですね.これだけ払っているのだから,いつか恩恵を受けたい気もします.健康が一番ですけれどね.