2024/3/5- SNS
3月5日
「お客様のお荷物が挟まったため処置を行なっております。」
ズコーッ
「この電車29分頃の発車です」
めっちゃ遅れるやないかっなんでやねんとなった。で今度は前を走る電車が次の駅でお客様対応をしてるとかでさらに遅れ…色んなことが起こるねえ。
ちょっと面白いもん見たな、と投稿した自分のツイートにいいねがつきまくり、バズツイートとして成長していった。もうその単位になると誰彼構わずリプや引用リツしてくる、つまりなんか、"FF外失礼します"じゃなくてみんなのBBSみたいな扱いになっていく流れがわかった。おい、ここはBBSじゃないんだぞ!
→夜
バズりすぎ。数百数千だったのが、夕方には8万、夜には10万いいね。数百のうちは他人からリプライなんてない。数千になると徐々にそれが増え、万単位になれば烏合の衆。素敵ですね、アートだ、こんなの見つけたら一日嬉しい、秋だ、指摘が詩的に…など微笑ましく思われている感想ばかりだったのはまだいいが、この単位のバズりが初めてで慣れず、そんなつもりはなかったのに…と、毛布にくるまり存在を小さくしたい気持ちになった。数が膨れ上がれば、インプレッション稼ぎの青いバッジのアカウントもたかってくる。うまいこと言った人のリプをそのままパクってリプしたり、組み合わせてリプしたり、同じこととにかくつぶやいたりだ。元々全世界の人が見れるツイートではあるのだが、個人の投稿が大衆化した感じ。慣れもあるんだろうけど、なんだか嫌だ。私は大衆化に向いてない性質かも、と思った。これを利用してバズったので宣伝します!つー人もよくいるけど、そういう人の気持ちが私にはわからない。うまく説明できないけど。
ゲンナリというか落ち込んだ要因の大きな一つは、そのリプの中に、子どもの写真があったこと。アカウントはどこの人かわからない、見る勇気がなかったがとにかく、生後7ヶ月のこの子はイスラエルによって殺されたということを主張した内容だった。。本当にそういう主張であると思い、多くの人に広めようとこの場を使われたことに、その現実を突きつけられ、気分が悪くなりそうになった。それはどんな人物からのリプかわからない。当事者でないかもしれない。その場合インプレッションを稼いでるアカウントである可能性もある。どちらにしても、ガザでそれが起きていることは事実。安全な場所にいるこちらのゾーンに不意にその事実を突きつけられ、なにか急に責任を感じた。それで落ち込んだ。
そんな中、私がつけたALTに対し、"ALTのお手本みたいなツイですばらしい"という旨の引用リツを見つけ、それに共感するリプもあり、救われた。気づいてくれた人がいる。ALTの使い方がいまいち認知されてないと思う。そんな中、目的を正しく使用したものがバズってまだよかったなと思った。
3月6日
修行、ボスの指示内容がわかりにくくて混同。ちょっと、わからなくて、わかるようにもう一度説明してもらえますか、すみません、と言ってしまった。本当にわかりにくいんだもん!わかったあとはもうビュンビュン作業し、終業時間少し過ぎたがマストなことは終えた。やりがいがあった。
白杖をついている盲者の人にはどうしたらいいかわからずいつも避けてばかりいる。どういう対応をしたらいいのだろう!調べたらその方法が書いてあった。今度見かけたら手を差し伸べよう。そう思った日の帰りの電車のホームで見かけたけど、私も、周りの人も、避けるばかりであった。私には勇気が足りず……盲者の人は一人で電車に乗ることはなかなか緊張ものだと書いてあった。ああ、助け慣れたい。電車で席を譲ることすら、ちょっと恥ずかしいぐらいだ。でも当然のようにできるようになりたい。
3月7日
喫茶。休憩のとき、好きなものなんでも作りますよ!とのことで念願のカフェオレ。やった!その上、ケーキの仕入れの店からスコーンが差し入れられ、頂いた。美味しかった。
通りに新しくできた棚出店できる本屋、オープンしてたからふらりと入ってみた。最近こういうスタイルの本屋は多い。良いと思うけど、その店はうーむなんだか上滑りしてる感じがした。2階にあがる階段には大きなパネルで、"写真撮影OK"、"SNSに投稿大歓迎"的な主張があった。内装といいパネルといい、なんだか安っぽい…そんな感触。
「20年ぶりに来ました。近くに用があったから、そしたら変わってなくて…」というお客さん。嬉しいな。すごいな。
ここに来店する若い人はみんな優しい。この店だからなのだろうか?
50〜60代のおっちゃん2人、席が空くのを待ってる間に冷蔵庫のケーキを見て、どういうのがあるか私に聞いてきたから話した。食べ終わった後も、美味しかったよ、おすすめしてくれてありがとう、と伝えてくれた。客層があまりに良くて、今日も優しい人が多くて、それがよく沁みた。
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