24/3/23- 一面だけでなく

3月23日
午前、朝食を食べデカフェコーヒーを入れたらエグみの部分が残ってしまい、最初の3口ぐらいまずくてびっくりした。ドリップバックのコーヒーでも淹れ方で多少の差が出てくることはわかってるけど、こうも失敗するかね、と逆に可笑しかった。

歯医者。2つ隣のなんとかちゃんという小学生は、「それなんですか?」とか不明なものは遠慮なく質問してる。気づけば隣の少年も、「これなんですか?」と上のモニターに写ってる映画を尋ねていた。「インディージョーンズだよ」先生は言う。少年は知らない様子で、隣の衛生士さんが「んーと、冒険物語!…みたいな」とどういうものか説明してた。

なんでか夕食後から落ち込んでいる。つらいほどではない。体が疲れているのかも。なにか泣けるもの見て泣きたいそんな気分でもある。船橋屋のあんみつうめえ…

ジャマイカの葬儀。お祝いみたい。葬儀会社の内装っちゅうか装飾は黒だけじゃないし、参列者には死者の写真を載せた缶バッヂを配布。どれもめでたい感じの派手なデザイン。その人らしさを考えてデザインされる。
棺を運ぶ白い車は飾りをつけ、爆音で音楽を流し(讃美歌のアレンジ?)、街の人に葬儀が行われることを知らせる。葬儀はドラムなどの生演奏が盛り上がる中、棺が登場。親族がスピーチ。スピーチで歌う人も。参列者の格好は自由。

葬儀の文化研究家は言う。

「葬式とは、悲しみとお祝いです。葬儀はその人の死だけを思う日ではありません。その人の人生を思うのです。その人の死だけでなく、その人の人生があったのですから。」





3月24日
喫茶。お客さんの会話の中で「SNSの承認欲求bot」という言葉が聞こえ、話の前後はわからないが、承認欲求からよくつぶやく人のことだろうかと考え、なるほど私のことではないか、と思った。

英語のお兄さんたち。たばこ吸いますか?喫煙席と禁煙席どちらがいいですか?と質問したが、予想しない返答で、わからない。「Avalable」「Any」と短く2ワードを言ってくれた。Google翻訳まで表示してもらっちゃった。どちらでもよい、利用できる方で。なるほ!それから案内はできたものの、この一瞬聞き取れなかったそれだけで、英語への苦手意識というか、ちょっと凹んだ。

明日修行かーと、修行で会う人のことについてまた考える。寝れない。舌がおかしくなっちゃいそうだよ!





3月25日
寝不足。いつも「今日は休みたいな」と思いながら体を起こす。それでも修行に向かって偉い。雨だから電車が遅れたり混んだりしてる。ギュウギュウの急行電車に体をねじ込みたくないから見送った。これで遅れても構わない。実際は間に合った。

プロジェクトXに取り組む。Aさんの説明不足により私が作ったやつがなんか違ったみたいで、Bさんが混乱するし、ボスとAさんにどういうふうに作ったか話し、改めて説明を受ける。最初から言えやー。「まあ説明の仕方が悪かったんだけど、」とボス。私は否定しないで黙って聞いた。そのあと高速で直した。ボスが「速いね」と思うくらいだった。今日は一人でイライラしちゃったな。そんな一日だったが、春の台湾の予定について考えたりして癒される。

ふとツイッターで無痛分娩の漫画を読んだ。"無痛"とか言うけどギリギリまでめっちゃ痛いのか。なにげなく読んでたけど、赤ちゃんが生まれた描写で泣いちゃった。イライラしたりシクシクしたからか喉の奥がチョリチョリする。胃に負担をかけてしまったかも。

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