24/4/7- 年末のような
4月7日
好きなだけ寝た。今日の方があたたかい。花見シーズンまっさかりの中目黒駅はハロウィンの渋谷みたいに駅員が乗降口を分散させたりと(出口専用、入口専用など)人の流れを整備していた。
美容室は喧騒からはずれたところに。そのビルから白いぷくぷくデカ猫が向かい側のビルへ戻って行った。
この美容室には藁小屋がある…藁の席に案内された。やったー!すごく良い香り…隣では赤ちゃんを抱っこしたお母さんが髪を切っていて、赤ちゃんはよく泣いていた。赤ちゃんを抱えた女性の前髪を切るために、女性が抱いている赤ちゃんを一時的に覆ったようで、赤ちゃんはわけのわからない事態に大泣き。大変なものだ。
友達美容師Pには前髪を切ってもらうだけだったが、じっくり話したような気もするし、でもあっという間だった。Kさんが、「クララさんとPさんのやりとりが面白くて後ろで笑っちゃいました」と言ってた。なんの話だろう?と探ったら、どうやら私の相槌「ほう」「どうかな」「そうかな」などの冷静な受け答えが新鮮らしく、しかしPはそれに対しなんとも思わず引き続き話を続けているところがなんとも面白いらしい。そうか。自分の新たな客観の視点をひとつ知った。
後楽園へ。おんりさんに買い物に付き合ってもらい、水道橋FtarriでKsayakaさんと遠藤ふみさんのライブを観る。すごく良かった。
4月8日
やはり台湾へ行くことにした。
4月9日
修行。途中から、実質修行という修行がなくてヒャッホー状態であった。退屈で眠くなるということもなく、台湾朋友へのお土産を考えたり、成田空港のフロアマップを眺めたりした。これが終われば春休み!!というノリで後半はソワソワしてた。
会ったことがある人の訃報をツイッターで知る。電車の中で驚く。Xさんが亡くなったのは数日前だけど、なぜか今日Xさんのことをふと思い出していた。Xさんとは面識のないうちに、フォローし合ってたか忘れたけどXさんのブログを読んで、コメントしたことがあった。今考えると少し恥ずかしいけど、当時私には悩みがあって、Xさんも近いことに向き合っていたから、こんなふうに考えている人もいるんだなあと思わずコメントしてしまったのだ。お会いしたのは1度きりだった。もっと会えると思っていた。私が急に今日Xさんを思い出したのは、少し立ち寄ってくれたのかなと都合よく思う…。
今思えば少し恥ずかしいアタックだったように思うけど、不調だった私は大変、その文章や内容に救われるような思いでいた。それにしても、それにしても。
4月10日
とにかく旅支度をしていた。いつもこれでいいんかな、と思いながら。
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