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BCⅩⅩⅠを吹いた感想や考察

みなさまこんばんは、毎週恒例の有料noteのお時間でございます。
今回はなんとか土曜日中に更新をしたいところです…。


さて、先日ビュッフェクランポンから発表された新機種である
BCⅩⅩⅠ(以下BC21)を試すことができました。

TKWOさんの定期演奏会で来日されているポール・メイエ氏がクラリネットパートに「これ試していいよ!」とおっしゃってくださり、幸運なことに少し吹かせていただけた形です。

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↑エキストラでお邪魔しています。
メイエ氏がスーパーすぎて
「アタイと同じ楽器なんかホンマ…」
ってなったリハ初日の夜にこれを書いています。
ぜひぜひご来場いただけますと幸いでございます。
メイエ氏もすごいし、サンサーンスもすごいです。

ということで今回のテーマは

「BC21を吹いた感想や新機構の考察」

と題しまして、クサノ感覚ですがBC21を吹いてどう思ったのかを書いていこうと思います。よかったらお付き合いくださいますと幸いです。

ではでは早速行ってみましょう!

吹奏感・音色感

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吹奏感は見た目に反して「軽い」。抵抗感も少なめ。
E♭キイが追加されている関係上ゴツくなるのかと思いきやかなりスムーズかつなめらかに息が入ります。

短いベルやカーボンリングを駆使して重量を従来のクラリネットと同様にしたとのことなので

短いベルとカーボンファイバー製のリングの使用により、従来のクラリネットと同等の重量です。 ビュッフェクランポンHPより

トスカ的なゴツさというよりはディヴィンヌのような滑らかさを感じます。

内径の詳細などは明かされていませんが、吹いた感じだと結構細い感じ。
息がフォーカスされるようにガイドされる印象があります。

昔クランポンから「エリート」という機種が発売されていまして、今も根強いファンがいるのですが、その吹奏感に一番近いかも…?と思いました。

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ポスト部分に施された金メッキやベルリング無しのスマートな見た目など、何となく似てる気がします。

近年流行りのでっかいエンジンを積んだスポーツカーみたいなクラリネットというよりはクラシックカーに近い印象ですが、エンジンが現代ナイズされている…という感じでしょうか。

女性的ニュアンス、上品、なめらか、ビロード、レガート、美しいp

そんな言葉が浮かんでくるような吹き心地と音色です。

iPhone音質ですが軽く吹いてみた動画をご参考までにどうぞ。

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