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リガチャーが寿命かどうかを判断するクサノ的基準

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さて、今回はちょっとニッチ目ですが、リガチャーの寿命について書いていこうと思います。
マウスピースの寿命などはちょいちょいYoutubeでも取り上げていましたが、リガチャーって意外と少ないなということで今回の記事になります。

皆様、リガチャーってどのくらい使ってますか?

まだ買って数ヶ月の人もいれば、いつ買ったか覚えていないくらいの方もいるんじゃないかと思います。
クラリネットの仕掛けを判断する時に真っ先にやり玉に挙がるのは、もちろんマウスピースです。
僕的には音の6〜7割くらいはマウスピースで作られるとも思っています。

そうなると、どうしてもリガチャーは
「好きなやつ使って吹きやすければいいんじゃない」
となることが多いです。

実際そうであることは多いと思います。
ですが、先日あることがありました。

生徒さんのレッスンをしていたのですが、どうも調子が悪そう。
アドバイスも実行されてるし、説明も十分理解していただいている様子なのに、何故かレビューが思ったよりも良くなかったのです。

あーでもないこーでもないと試行錯誤していたところ、どうやらリガチャーが原因っぽいぞ?とわかりました。

その方は今のリガチャーを5年ほど使っていたらしく
「正直いつ買ったか覚えてない」
とのこと。
ピンと勘が働き、僕の予備のリガチャーを吹いてもらったところ、ドンピシャ。
劇的な音と吹奏感の変化がありました。
一気に色々なことが改善され、正直そのレッスンでは言うことがあまりなくなってしまったのを覚えています。

5年選手のリガチャーは、見た目には非常に綺麗に使っていたので、僕も
「リガチャーはまだ大丈夫な気がします」
なんてことを言っていましたが、どうやら違ったようでした。

予備のリガチャーはモデルが違うので一概には言えないと思いますが、5年以上という歳月は、少なからずそのリガチャーを変質させ、いわゆる寿命というものに近づいていたのではないかと感じます。

簡単に言うと、
寿命のリガチャーから変えたら一気に音も演奏も良くなった
お話でした。

ということで今回は、クサノ的な
「ここが気になったら寿命かも?リガチャー編」
をお送りしていこうと思います。
好評でしたらマウスピース編も改めてやろうかななんて思います。
いくつかのチェックポイントを考えましたので、自分の手持ちのモデルと照らし合わせてご判断の参考にしていただけると幸いです。

では行ってみましょう!

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