「え、わたしの仕掛け重すぎ!?」って思ったので対策する話
みなさまこんばんは。
今回も有料noteやっていこうと思います。
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さて、今回はタイトルにもあるように、自分自身を省みるお話です。
長年、ちょっと重ための仕掛けが好きというか、まあそれしか吹けないなあなんて思いで楽器をやってきました。
音はやっぱり濃厚で身が詰まっているべきである、みたいなモットーが何故か中学生くらいのときから頭の中にあって、そのモットーに従って仕掛けを選べば自動的にやや重たい仕掛けに落ち着くというわけですね。
人に仕掛けを吹いてもらうと「お、まあまあ重いね」なんて声がほとんどで、それを誇らしいと思っていた時期さえありました。
(重い仕掛けを吹く俺。かっこいい…!)
みたいな感じです。愚かですね。
ただ、ここに来て
(もしかしてもう少しコントロールできる仕掛けのほうが結果的に音も良いのでないか?)
と思うようになりました。
そのきっかけは、3年以上やってきたYoutube。
毎回毎回自分の音を録画で聴いたり見たりしてると、上手くいっている瞬間と、上手くいったと思ったのにそうでもない瞬間があるのに気づきます。
これを単純なノルかソルか、にするのはもったいないと思ったので、この2つの瞬間の差分というのを考えてみました。
そうすると、最初に導き出されたのが仕掛けの重たさです。
上手くいっている瞬間は、まるで楽器が口や腕と一体化してるような自由さがあるのに対して、そうではない瞬間は「楽器を吹いている」感が強いときで、実際に出てる音も重い仕掛けを吹けば厚い音が出そうなのに、なぜか細く貧弱に聞こえていました。
自分の演奏を特にネガティブに評されるときに、
・いいんだけどもっと表現をつけましょう
・真面目な感じがする
・守りに入っている
という意見をいただくことが多いです。
結構本人やってるつもりなんですけどね。
で、天啓来たる。
これ、もしや仕掛けがくっそ重くて、表現がまっすぐ伝わってないんじゃね?
つまり、アウトプットに問題が発生しているということです。
インプットしたものを変換してアウトプットする。
このアウトプットの燃費が悪い。
これなら自分の感覚としても割と一致します。
いくら研究して勉強を重ねたとしても、出力機構でロスってしまうと、大して勉強してないのと一緒です。
演奏は
①音楽を勉強しているか?という研究者としての側面
②パフォーマンスを発揮できるか?という演者としての側面
の大きく2つの要素があると思っています。
出力機構のロスは②の演者としての側面、言い換えるならばスポーツ選手に見られる体の使い方や道具の扱い方みたいな部分が、僕は「なんか下手」ってわけになります。
で、自分を省みると、特に道具の使い方が下手そうでした。
ぶっちゃけ道具あんまりこだわらないタイプだったんですよね。クラリネットはクラリネットだろ、みたいな。
これ今思うと、イキり、だったんです。
芸人とかでもよくあるじゃないですか、練習もせずにバーっと舞台に出て、バッチバチの漫才やって、終わったら涼しい顔で風のように去って、夜はザギンでチャンネーみたいな。
道具?マイクあればいいよ。みたいな。
「仕掛け?こだわらないのがかっけえんよ」
ってイキリ100%で思ってたわけです。お前は弘法か。
もうこれ神に選ばれた天才の振る舞いなんですよね。
で、翻って僕。
ノット天才。パンピー。一般男性。才能なし。
なので、しっかり研究と考察を重ねなきゃいけないんです。
研究を重ねるうちに、道具の選び方はある程度改善したんですけど、最終ピースとなりそうなものが最近やっと掴めてきた気がします。
ということで前置きが長くなりましたが今回は
・重たい仕掛けをどう改善していったのか
・それによって得られた効果
を書いていこうと思います。
今回はほぼ備忘録とも言える内容ですが、感覚がフレッシュなうちに記録しておけば、リアルなフィーリングを共有できるかなとも思うので書いてみます。
よかったらお付き合いくださると嬉しいです。
では、行ってみましょう。
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