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「星座になれたら」の歌詞の個人的な解釈

ぼっち・ざ・ろっく!12話が本当に素晴らしくて、特に星座になれたらがすごく好きな曲でした。
多くのぼざろファンの歌詞の解釈が「これはぼっち→喜多ちゃんの曲だ!」となっているのですが、「いや僕は喜多→ぼっちの曲と解釈したんだ!!」という想いを一度カタチにしてみたいと思ったので書き綴ってみました。
※自分の解釈こそが正しい!という主張がしたいのではなく、こういう解釈の仕方もあるんだ!!この解釈の二次創作や考察もみたいんだ!!というのがホンネです。
※原作についても触れるのでネタバレに注意してください。

まずアニメ作中の楽曲の設定について。自分の中の楽曲の見方は
①誰が作詞したかという分類
「作中の後藤ひとり」が作詞した曲→”ギターと孤独と蒼い星”
「作中の後藤ひとり」が作詞してるっぽい曲→”あのバンド”
「作中の後藤ひとり」が作詞してるかもしれない曲→“青春コンプレックス”“ひとりぼっち東京”
「作中の後藤ひとり」ではない誰か(アニメ、もしくは「ぼっち・ざ・ろっく!」を見た別時空・未来の後藤ひとりの当て書き的な)→その他の楽曲
②それぞれの楽曲の役割
後藤ひとりのキャラクターソング→転がる岩、君に朝が降る
伊地知虹夏のキャラクターソング→なにが悪い
山田リョウのキャラクターソング→カラカラ
喜多郁代のキャラクターソング→Distortion!!
後藤ひとりを描いた曲→ギターと孤独と蒼い星
伊地知虹夏を描いた曲→忘れてやらない
山田リョウを描いた曲→あのバンド
喜多郁代を描いた曲→星座になれたら

「ギターと孤独と蒼い星」と「あのバンド」は原作にもタイトルが登場していること、後藤ひとりが作詞で悩みながら書き上げた曲だから後藤ひとりが作詞したものと見ています。
そういうわけでぼくの解釈では「後藤ひとりが描いた喜多ちゃんへの想い」であることは必然ではないと思ってます。この曲のMVに出てくるの喜多ちゃんの部屋っぽいし。

さてそれでは本題「星座になれたら」の歌詞を見ていきましょう。

“どんなに探してみても一つしかない星”
→星は後藤ひとりのことだと解釈しました。逆に喜多ちゃんは「一つしかない=特別な何か」が自分にないことをコンプレックスに思ってるので逆の解釈は難しいと思いました。喜多ちゃんが陽キャでキラキラ輝いてるけど一つしかないというわけではないと思うので、こじつけるなら後藤ひとりは学校に友達が喜多ちゃんしかいないからって解釈になってしまいそう。

“いいな君はみんなから愛されて「いいや僕はずっと一人きりさ」”
友達が多い喜多ちゃんのこととも捉えられますが、ギターで人を惹きつける演奏ができる後藤ひとりを指してると解釈しました。後藤ひとりは一人きりでしたが喜多ちゃんは別に一人きりではないので。
ここだけ「」があるのは、ここだけ後藤ひとりのセリフだからかなと。

“君と集まって星座になれたら 星降る夜一瞬の願い事”
後藤ひとり・虹夏ちゃん・リョウと集まって夜空に輝く星座(バンド)になりたいという喜多ちゃんの願いだと思います。

“つないだ線解かないで 僕がどんなに眩しくても”
喜多ちゃんのことを眩しく感じる後藤ひとりさんに対する想い(??)
なんかここだけギャグみたいな解釈ですが・・・

“だから集まって星座になりたい 色とりどりの光放つような”
4人で結束バンドであり、後藤ひとりのためだけのバンドというわけではない。
喜多ちゃん自身もちゃんと輝きたいという願いも

“つないだ線解かないよ 君がどんなに眩しくても”
自分には後藤ひとりほどの眩しい輝き(才能)はなくても、一緒に輝くためにがんばるという喜多ちゃんの決意

という感じでどうでしょう、喜多→ぼに見せてきませんか??

「後藤ひとりの喜多ちゃんへの憧れ」と捉えてる人もいますが、原作を読む限り後藤ひとりは特に喜多ちゃんに憧れてるわけじゃない(×陽キャになって友達たくさんほしい ○バンドで有名になってチヤホヤされたい)と思うんです。
参考までに以下は後藤ひとり→喜多ちゃんの描写のまとめです。
・初見の印象は「あっかわいい…!」
・喜多ちゃんを結束バンドに引き留めたのは努力の才能とバンドへの憧れの気持ちを認めたから
・文化祭の申込用紙を勝手に出したことに関しては結果的に感謝している
・結束バンドのボーカルは喜多ちゃんがいいと思っているし、歌も上手いと思っている
・喜多ちゃんが泊まりにくる週末のことを地獄の週末だと思ってた
・バンドを通じて自分を変えたいと思っていることが二人の共通点だと思ってる
・一緒のクラスになれたことは嬉しい
・学校にいる自分の友達は喜多ちゃんだけ

逆にぼ→喜多の感情はこれからの発展に期待したいなーって思ってます。
喜多→ぼ解釈の二次創作流行れ!!たくさん見せてくれ!!そろそろぼざろロスが効いてくる!!

素晴らしい楽曲を生み出してくださった先生方に感謝して終わりたいと思います。
以上、長文最後までご覧いただきありがとうございました。

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