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過去に妄想してたボチューンの話

昔の話ですがオーラバトラーを考察する同人誌を読んで、ボチューンのコンセプトを妄想してた事があります。
そんな訳で今回は当時の妄想を文章として書き起こす話です。原則として同人誌や二次創作の影響を浮けているので公式情報ではありません。只の妄想ですw

“聖戦士ダンバイン”で登場時期からアの国のレプラカーンやクの国のビアレスと比較される反ドレイク側のボチューン。ダンバインのデータを基にラウの国とナの国で共同開発されましたが、余り強いオーラバトラーというイメージが湧きません。
特にドレイク陣営では更に高性能なライネックやズワァースが量産されているので、余計にボチューンが非力に見えてしまいます。

まぁショット・ウェポンやゼット・ライトというオーラバトラーの第一人者が居ない事とか、物語や番組上の都合とか、ボチューンが黒騎士専用オーラバトラーのボツ案だというメタ要素は措いといて。当時の私が色々と妄想して最も辻褄が合いそうなのが、ボチューンは“格闘戦を重視した軽戦闘機”なコンセプトで開発されたという話。
以降はダーナ・オシーが(恐らく)ゲドを分析して独自に開発し、ボゾンがドラムロのような汎用機をコンセプトに開発されたという考え(妄想)が前提になります。

エルフ城の攻略戦でボゾン10機を援軍として派遣したにも拘らずドレイクの野望を食い止められなかった事で戦力差を痛感させられた反ドレイク側は、新型機を開発する際にオーラバトラーの技術や操縦者の熟練度で後れを取っている以上は多機能汎用機だと操縦者が乗りこなすのに時間が掛かるので、射撃は最低限に留めて斬り合う事を重視したと妄想しています。

もちろん根拠はありまして、これはドレイク陣営もですがオーラバトラーは生産数やコストの関係で、オーラ力に優れた良家の者か武勲に優れた人物に優先されていました。
つまり初期のオーラバトラー操縦者は大半が名誉を重視する人でした。そして離れた場所から一方的に撃つのは騎士の誉れに反する行為故に、射撃が有利な事は理解していても自分から積極的に撃つのは躊躇われる、そんな人達が初期の操縦者。
TV本編でも、フォイゾン王のタータラ城放棄に反対したプラドンら少なくない人数の家臣が城に残ったので、的外れな妄想ではないと思います。

オーラバトラーの開発や戦いに出遅れたラウの国やナの国なら、その傾向は更に顕著だったでしょう。そういう人達が熟練者で、新型を熟練者に優先して配備するなら、射撃戦より格闘戦を重視する方が一理あったと思われます。
細身のボディで空気抵抗を減らし、コンバーターを横に拡げて高い旋回能力を確保。オーラバトラーは空中戦がメインなので、小回りを利かせて敵オーラバトラーのコンバーターを傷付けるだけでも優位に立てる……筈です。
火器を腕ではなく腰に近い位置へ付ける事により、剣を構えたまま射撃を行ったり、腕を失っても戦闘を可能にすること以外にも、砲身を操縦席に近くする事で命中精度を上げる効果が見込まれたと思います……たぶん。火器が暴発したら操縦者の危険度は高いでしょうが、オーラバトラーの操縦席にフットペダルあったかなぁ~?

以上の点からボチューンはオーラバトラー熟練者である騎士が扱う事を想定した、“格闘戦を重視した軽戦闘機”というコンセプトの機体であるという妄想でした。
地上人のオーラマシン開発者が居ない反ドレイク側にとってオーラバトラーに搭載可能な火器を開発するのはハードルが高いでしょうし、いざとなればダーナ・オシーやボゾンの銃器を流用する事も考えていたかもしれません。
……と言うより反ドレイク側もゴラオンのオーラ・ノバ砲やビルバインのオーラキャノンやオーラライフルなど意外と規格外な代物を開発しているので、もう少し地上への浮上が遅れたらゲームに登場したゼルバインのようなオーラバトラーが製造されていた可能性や、むしろゼルバインが本命だったのかな?という妄想が捗ります。

なお今回の記事は私がPS版ゲーム“聖戦士伝説”を遊んでいた頃に妄想であり、資料やTV本編などでの裏付けは全くしていない話です。冒頭に書いた通り只の妄想です。記事内ではエルフ城攻略の事も引き合いに出しましたが、ボチューンの開発は何時頃から始まったんでしょうね?

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