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・【ブルフロッグ】ユーロコープ作戦指令

( ・□・)ゞ
 元々はカルトなゲーム紹介で知りましたが、むかし友人から借りたブルフロッグ社の『シンジケート(スーパーファミコン版)』が面白くて、その友人に譲ってもらう程ハマっていました。
 ブラックユーモア溢れる作戦指令やメガコーポが支配するディストピアな近未来の世界観など、当時の国産ゲームには無い数々の要素に魅せられてエンディングを見る程やり込みました。
 そんな訳で今回は、当時の私が文字データとして残していた『シンジケート』の世界観を記事にしたいと思います。
 Twitterに投稿していましたが、全角140文字の1tweet分に収まらない作戦をカットするのも勿体ないので、此方に載せることにしました。
 先ずは当時の紹介記事でも取り上げられていた、主人公に与えられるブラックユーモア溢れる作戦指令からどうぞ。
(なお作戦指令はアンロックされる順に掲載しています。また古いデータなので誤字脱字を確認する方法も無いのはご了承ください)

ユーロコープ 作戦

【1】
ウエスト ヨーロッパ
<チャンス到来>
おかしくなったアンドロイドがミュンヘンで破壊活動を繰り返し、交通マヒを引き起こしている。
これらのアンドロイドを機能停止させ、武器を取り上げて敵シンジケートに叩き返し、我がシンジケートがこの業界に戻ってきたことを知らせてやろうではないか。

【2】
スカンジナビア
<人形の谷>
オーバーネット・ノードが、誘拐されている裁判官の息子の居所を突き止めた。
市場解放ゲリラに人質にされている。
我がシンジケートに加われば、もっと才能を活かせるとゲリラ達を「説得」せよ。

【3】
セントラル ヨーロッパ
<最強のシンジケート>
プラハ郊外にクローン・ワーカーが配置された。
この施設は我がシンジケートが運営することが相応しい。
クローン・ワーカーを追い払い、施設を明け渡すよう市長パブリックを「説得」するのだ。なお、この地域では敵シンジケートが活動している。

【4】
イースト ヨーロッパ
<サイレンの歌>
政治家に人気のナイトクラブがワルシャワにある。そこの女経営者が協力を拒んでいる。見せしめとなるよう派手にパーティーに乱入し、経営者を「説得」して我が社までお連れせよ。
クラブの用心棒は武器を持っている。また、地元警察の警備は厳重である。

【5】
ウラル
<地球的兵器>
高名な生物学者のウルクハート博士がミンスクでバイオ工学の研究をし、ミュータントのイナゴを開発しているとの情報が入った。
このイナゴは世界農業に多大なダメージを与えることができるらしい。
まことに重要な研究だ。博士を「保護」し研究所をガサ入れして研究文書を入手せよ。

【6】
シベリア(1)
<リンスコヴスカ参上>
世界的に有名なバレリーナ、エマリーヌ=リンスコヴスカ女史が亡命を望んでいるという。
しかし、コーチが一緒でないと金になりそうもない。
愛国主義者のコーチさえ「説得」すれば、女史も来る。
しっかり護衛せよ。二人に何かあれば、君は今後バレーは観られないものと思うべし。
モンゴル(2)
<テイク1はカット>
大物ブロードキャスターのサム=ホーが、我がシンジケートへの宣伝協力を拒んでいる。倫理道徳に反するというのだ。
彼らスタッフを公園へ「ランチに招き」、取り巻きのボディーガードを黙らせよ。
倫理道徳とやらについてお聞きしたいので、ホーさんを我が社へお連れするのだ。
カザフスタン(3)
<物書きの行き詰まり>
我がシンジケートの理念を貶めた外人作家が、カラガンダ市に隠れているとの情報を入手した。
出版社を「説得」し隠れ家まで案内させ、作家を「ボツ」にするのだ。
元ユーロコープのフリーランサーも作家を狙っているが、先回りせよ。
その方が宣伝の成果を期待できるからだ。

【7】
カムチャツカ(1)
<用心棒>
東方にある、我がシンジケート所有の兵器研究所がタオ社に乗っ取られかけている。敵を掃討し、警備を固めよ。
幾つかの敵シンジケートがドサクサに乗じて攻めてくるだろう。
研究所にある試作兵器を使用してもかまわない。
ファーイースト(2)
<ビッグ・ゲーム>
台北で開かれるプラズマボール・カップに我が社のチームが出場する。
我が社のイメージを守るためにも、常に無敵でなくてはならない。
そこであらゆる手段をとってもらう。
その1、もはや不要となったチップ・プッシャーを始末せよ。
その2、審判を「説得」し、我がチームはフェアプレーしていることを理解してもらえ。
その3、敵チームのスタープレイヤーの恋人を「説得」し、我が方に「協力」を依頼せよ。
その4、敵チームのプロトタイプ・サイバーメッド・キットを入手せよ。
チャイナ(3)
<上海サプライズ>
正義感と善意に溢れる一人のビジネスマンが、我がシンジケートに有害なキャンペーンを繰り広げている。
ご苦労にも夜中まで残業し、キャンペーンのための広告を作成している。
この文書を没収し、ビジネスマンに早期退職のお世話をせよ。
イラン(4)
<脱獄>
我が組織の上級会計士が当地の警察に逮捕され、本署からテヘランの冷凍留置所へ護送される。この重武装の護送隊を襲撃し、会計士を救出せよ。
会計士はたぶん、一緒に護送中の相棒も脱出させたいと言うだろう。二人とも死なせてはならない。

【8】
アラスカ(1)
<リスニング・ステーション>
アンカレッジ近郊に世界最新の通信ネットワーク基地がある。
これを我がシンジケートの手中に収めよ。
また通信技師の居所を突き止め、保護下におくこと。
彼女には我がシンジケートが全世界の情報を「立ち聞き」するのを手伝っていただきたいからだ。
本作戦にはSIG社(戦略事業連合)の妨害が予想される。
カリフォルニア(2)
<落ちたスター>
メディア・エンジニアリング界で売り出し中の俳優が、我がシンジケートの宣伝キャンペーンへの出演を拒否している。
この俳優が最新映画のプロモーションのため、ロサンゼルスを訪れている。
彼のスター街道にここで幕を降ろせ。
パシフィック リム(3)
<暗い夜道>
身内にも嫌なやつはいるものだ。「やり過ぎ」で嫌われている、我が社のある幹部が今日東京に出張するのだが、カストリーロ社がそこでこの幹部を暗殺する計画を立てたらしい。
いくら嫌われ者でも、消されるのは困るので助けるが、少し恐い思いはしてもらおう。
暗殺計画が派手に展開する間は放っておき、成功する直前に阻止せよ。敵アンドロイドは全て掃討せよ。
インド(4)
<生命工学入門>
敵シンジケート・TLC(タスマニア解放同盟)が郊外の農場を隠れ蓑に、動物実験をしているらしい。
優れた設備が整っているとのことであり、そのまま頂いて我々の計画に役立てたい。
また新型の冷凍ガンが配備されているとの情報もあるので、このプロトタイプも入手せよ。
アラビア(5)
<メガプレックス>
MVI社(マインド・ウィルス・インターナショナル)が、クローンに愛と平和を培うカルトを育てている。
実にけしからん話だ。メガプレックスからカルト勢力を一掃し、カルト・ネットワークのコンタクトの詳細を記録したディスクを入手せよ。
さらに、MVI社のエージェントがバックアップ・ディスクを持ち逃げするのを阻止せよ。
イラク(6)
<頭を上げるな>
MVI社のチーフ・ハッカーが自分の死を偽装し、我がシンジケートに移りたいと言ってきた。
彼はもっかアル=ルトバという町に潜んでいるが、偶々ここは、我が社の開発した破壊兵器、「ランチタイム・ハルマゲドン」の実験場となる予定だ。
そこでこのハッカーを捜し出し、安全地帯まで同行せよ。

【9】
ノースウェスト テリトリー(1)
<因果応報>
水上警察の署長が抱き込みに応じず、毒性廃棄物を海中に棄て辛くなってきた。
署長が所有している拳銃を盗み出し、奥方のボディーガードに対して「使用」せよ。
拳銃を元に戻せば、楽しいドラマの始まりだ。
ユーコン(2)
<動物園のサイボーグ>
図体ばかり大きくて力の無いある敵シンジケートが、うらぶれた動物園に秘密のオペレーション・センターを有している。
おそらくパンク・チップ・ジャンキーが足繁く出入りしているだろう。
この辺りのアンドロイドを一掃せよ。人材獲得のチャンスだ。
ロッキーマウンテン(3)
<大制圧>
北アメリカでの勢力を取り戻すべく、SIG社が近辺都市に前線基地を設けた。
軍用車両集結所などの施設を虱潰しに攻撃し、敵を残らず撃滅せよ。
本作戦には重兵器装備が望ましい。
コロラド(4)
<同じ穴の三むじな>
政治家も、ギャングも、産業資本家も、高級住宅地のご近所様としては最適だ。
が、我がシンジケートとしては、三人とも恨みがある。
ちょっと立ち寄って、奥様方にお悔やみの挨拶をしてきてくれ。
インドネシア(5)
<またとないチャンス>
バンコックの金融街は再開発されたが、相変わらず無防備のままだ。
そこで地元の企業に残らずお伺いし、犯罪増加の著しい現状では、我が社のセキュリティ・サービスと「契約」するのが得策だとお勧めするのだ。
タオのエージェントもこの機会に参入してくるとの情報を入手した。注意せよ。
ケニア(6)
<マスター・ブラスター>
当地では全国のモノレール・ネットワークが次々に爆破され、交通は大混乱、莫大な経済損失が発生している。
爆弾犯人はプロの女テロリストで、トップ・エージェントの素質が十分ある。
我が組織にスカウトするべく、彼女を探し出す任務を指令する。
カストリーロ社や警察も彼女をマークしている。心してかかれ。
スーダン(7)
<赤字対策>
スフィンクス社が、自分達の犯罪を、我々に擦りつけようとしている。
このままでは、新任の銀行支店長が、我が社の資産を凍結しかねない。
目障りなスフィンクスの連中は消し、支店長をお招きして無利子のローンの話でもしよう。
リビア(8)
<マッチポンプ>
年若きテロリストが重税反対デモを市中で繰り広げている。
そこで地元の知事から、ひと騒動起こすよう頼まれた。
アンドロイド・ポリスを破壊し、騒ぎを誘発すれば、デモの参加者は「今週の悪党」というわけだ。
スフィンクス社の工作員が活動中との報告があるので注意。

【10】
ノースイースト テリトリー(1)
<北の島々>
石油会社の生き残りが互いに小競り合いや対立を繰り返すなか、島民が我がシンジケートに保護を求めてきた。
領土を拡げ市場を開発するベストチャンスだ。
極地一帯を縄張りとするTLC社のエージェントも、この機会に気づいているはずだ。
敵が島民を捕らえないよう注意せよ。
ミッドウェスト(2)
<正義の青二才>
当地に新しい警察署長がやってきた。もっかの仕事は「汚職の取りしまり」だという。
しかし事実は、我々の合法的な企業活動を、不当に妨害しているのだ。
彼の言いがかりを止めさせ、その任務を「一時的なもの」にせよ。
サザンステート(3)
<産業スパイ>
SIG社が驚くべき性能の新型車を開発した。
このガンマ型試作車を奪取し、製造に関わったメカ・クローンを全員始末せよ。
試作車はダラス南西にあるテスト・コースで厳重に守られている。
SIGはこれが他社の手に落ちるよりは、自ら破壊してしまうかもしれない。
メキシコ(4)
<不思議なカクテル>
我が社の化学工場が整備不足のため薬物漏れを起こし、近辺に住むクローンに中毒が出てしまった。
問題を解決するには、莫大な資金がかかる。
かといって、彼らを放置し、毒が広がるのは防がねばならない。一帯を浄化せよ。
ノーザン テリトリー(5)
<我らが未来>
ケアンズの研究所を獲得したが、防御が手薄だ。
増援部隊が到着するまで、この施設をタオ勢力から守ってもらいたい。
ウエスト オーストラリア(6)
<コップ・アウト>
我が研究開発部門が新型のハイテク・レプリカント・コップの開発に成功した。
新型は、我がエージェントの発するコントロール信号に従うよう設計されている。
ところが警察は、旧型でも十分と考えているらしい。
売り込むべきである。
パース・セントラルのアンドロイド警官隊を撃滅し、思い知らせてやるのだ。
その後は、我がセールス・チームの出動だ。
モザンビーク(7)
<家庭内の問題>
ある独裁者が人民の怒りを買い、彼の家族は処刑を免れるため、バラバラになって隠れ家に潜んでいる。
この独裁者の最愛の家族を探し出し、国境の外までエスコートするのだ。
国境にはヘリコプターが待っている。より安全な他国へ飛び、感動の再会へと持って行く計画だ。
ザイール(8)
<栄光の四輪車>
ある会社役員が車を愚連隊に盗まれ、乗り回されていると苦情を言ってきた。
この不届き者達をギャフンと言わせ、取り上げた車を持ち主に返すのだ。
ナイジェリア(9)
<スカイノード1号>
ナイジェリア・オンライン・ニュースはかねてより目の上のコブだったが、同社の編集長が明日未明に社有飛行場に到着する、との情報が入った。
滑走ルートを一時占領し、彼の仕事場である飛行機を爆破せよ。
敵シンジケート・スフィンクスのエージェントの妨害に注意せよ。
編集長が我が組織について知っていることは、スフィンクスにとってノドから手が出るほど欲しい情報だ。
アルジェリア(10)
<有毒パーク>
我が社の毒性廃棄物焼却施設の周りに住む学生らが、反対運動にとどまらず、施設の破壊計画を立てているという。
これを阻止せよ。手段は問わない。
この忌々しいクローン達を援護するため、地元警察がアンドロイド警官隊を投入している。
そいつらも懲らしめてやるがいい。
モーリタニア(11)
<現状報告>
元大物政治家、そして今はレプリカント革命家のマーサ=ムガベが、自分自身を製造したアンドロイド工場を乗っ取り、自給自足のアジトに仕立てた。
ここに立て籠もって独立を宣したうえ、愚かにも全てのクローンに避難所として保護を与えるという。
工場に乱入して、この企てに関わったレプリカント全員を焙り出して破壊せよ。
ただしムガベだけは生け捕りにして本社に連行すること。

【11】
グリーンランド(1)
<動くもの全て>
この町に招かれざる者が吹き溜まっているという。
「動くもの全てを掃除してくれ」と地元の議員が金を積んできた。
この自由人達を都市から掃討せよ。
その後は、我が組織に対しつまらぬ仕返しなどが来ないよう、議員達も始末すること。
ニューファンドランド(2)
<マカリスター博士の脳>
人工知能の権威マカリスター博士の脳を移植されたアンドロイドが制御不能となり、いま地球を脅かしている。
世界中の防衛システムに仕込んだウィルス「サイバー爆弾」を発動するというのだ。
これは全てのシンジケートにとって一大事だが、同時にチャンスでもある。
一早くこのアンドロイドを捕らえた組織こそが、サイバー爆弾を手中に収めることになるのだ。
ニューイングランド(3)
<サボタージュ>
近くのアンドロイド再生センターを空襲するのに先立ち、センター内に設置された全自動対空砲を叩き潰せ。
開発中の兵器があれば、ついでに奪取せよ。
コロンビア(4)
<アンダーカバー・クライシス>
我が組織の地下エージェントが、コロンビアでの秘密指令遂行中に消息不明となった。
彼は消される前にブツをユーティリティー・ベルトに隠しており、そのベルトは兵器庫051Bにあるとの情報が入った。
ベルトをただちに回収せよ。
当地では敵シンジケート・SIGが活動中との報告もあるので注意。
ニューサウスウェールズ(5)
<適材適所>
世界的な建築家の、フィリス=メイ女史がキャンベラで公演会を開く。
彼女の夫は我が組織の工作員だが、我々を裏切り、敵であるカストリーロの一員になるつもりらしい。
いつもの方法で彼との契約を解除し、代わってメイ夫人に我が社に入ってもらうよう「お頼み」せよ。
サウス アフリカ(6)
<90年代の精神>
災いなるかなバビロン。
目の眩む石油利権、乱立する独裁者、そして腐った自由思想主義。この伏魔殿にスフィンクス・シンジケートの魔の手が伸びた。
やつらはよりにもよって、我が社が売った兵器の力で、この国に非常事態令をしいたのだ。
組織の威厳にかけて、スフィンクスとジャーナリストを撃滅せよ。
むろん、我が陣営は暗殺者の手から守らねばならない。

【12】
ベネズエラ(2)
<つり銭払い戻し>
我が陣営の政治家の秘書が、MVI(マインド・ウィルス・インターナショナル)に捕らえられ、洗脳された。
MVI一の尋問のプロが彼女から聞き出した情報は、我がシンジケートに大きなダメージを与える恐れがある。
この尋問官をなんとかせねばならない。
ただし秘書の方は連れ戻すこと。残った記憶を引き出せばまだ色々と役に立つ。
ペルー(3)
<目には目を>
リマには厄介な連中が巣食っている。ネオ・ラッダイト・チップフォーブなるチップ破壊主義者達だ。
この組織が我が社に挑んでくるようだ。
兵器庫を襲撃し、武器弾薬を残らずぶんどれ。まあ弾の方はすぐに「お返しする」ことになるが。
やつらの防御はローテクだが、スケールはでかいので侮り難い。

【13】
ブラジル(1)
<観光ブーム>
サルバドール・シティのクローンクリニックが異常をきたし、過剰生産に陥っている。
これが国内経済を脅かし始めており、当地の我がグループ企業も非常に心配している。
今回の任務は、町に溢れたクローンの整理である。
パラグアイ(2)
<クローン投入プラン>
この地域に住むクローンは低賃金の労働者として最適である。
うまく段取りをしよう。生まれたてのエセ民主政権を潰すのだ。
対立する保守派勢力にテコ入れしておけば、権力がそちらに移った時には、我が組織に協力を請うてくる、という段取りだ。
アルゼンチン(3)
<不動産投資>
地球上最後の汚されていない土地を、我がグループの廃棄物埋め立て地用に入手しておきたい。
そのためには、ブエノスアイレス警察の署長を口説き落としたい。
まず署長の妹を探し出して協力を頼もう。彼女から話してもらえば、きっと自分の土地を、我が社に売る契約にサインしてくれるだろう。
TLC社のエージェントや、エコ・テロリストの動きには注意のこと。

【14】
ウルグアイ
<穏便な話し合い>
我が社の経営する「パン焼き工場」からセシウム128が漏れていると、地元住民がデモを始めた。
全くの濡れ衣だが、今回は警察も連中の味方だ。いつもの手を打たねばならない。
その1、報道陣には丁重にお引き取りいただけ。
その2、反対運動のリーダーを探し出し、ことを収めるよう「説得」せよ。
その3、騒ぎを鎮め、工場にデモ隊の立ち入りを許すな。

【??】
アトランティック アクセラレーター(?)
時は熟した
遠い昔、我が社の前身である旧ユーロコープが最後の戦いを繰り広げた場所。
それがこの大西洋上の人工島、アトランティック・アクセラレーターである。
時を経て、かつての海洋資源開発センターは、疲れ果てたこの星の命を保つ、ただひとつの動力源となったのだ。
ついに因縁の戦いが始まる時がきた。いま再びこの「永久機関」を手中に収め、先代会長が成し得なかった世界制圧を実現するのだ。
警告1、施設内の重要幹線に警備ドローンが多く配置されており、これを停止するにはオメガ・キーを用いるよりない。
オメガ・キーとは、所長だけが常に身に着けている「最後のカギ」である。
警告2、ここには全ての敵シンジケートが集まっている。あらゆる妨害を全力で仕掛けてくるはずだ。
これらを留意し戦いに臨め。
大いなるシンジケートは不滅だ。今こそ、この地上に永遠の帝国を築くのだ!

( ・□・)
 全てのエリアを制圧すればエンディングですが、実は“アトランティック アクセラレーター”は最終面ではないので、エンディングを繰り返し見たい場合は敢えて攻略し易いエリアを残しておき、先にアトランティック アクセラレーターを攻略するのもアリでしょう。
 あと蛇足ですがファイルに残っていた武器などの装備品および強化パーツ(サイバーウェア)のデータも載せておきます。最大強化すればロケットランチャーの直撃すら耐え得る(けど車に轢かれると即死する)サイボーグ・エージェントの脅威を感じられたら幸いです。

ユーロコープ 装備

装備品

ピストル
・はじめから装備している兵器
COST:100   AMMO:32  RENGE:2560
ショットガン
・散弾を使用
COST:250   AMMO:16  RENGE:2560
UZI
・中距離の自動小銃
COST:750   AMMO:32  RENGE:2560
ロングレンジ
・射程距離が長いライフル
COST:1000  AMMO:32  RENGE:3072
チーラー
・冷気で攻撃します。射程距離は短いが破壊力は強い
COST:1500  AMMO:64  RENGE:2048
ミニガン
・破壊力が強力
COST:10000 AMMO:24  RENGE:2048
レーザー
・射程距離が長い
COST:35000 AMMO:6   RENGE:4608
メディキット
・生命力を回復させる救急箱
COST:500   AMMO:1   RENGE:0
ロケットランチャー
・3基のロケットを装備したランチャー
COST:50000 AMMO:3   RENGE:6144
シールド
・個人用のバリア
COST:8000  AMMO:64  RENGE:0
タイムボム
・時限爆弾
COST:25000 AMMO:1   RENGE:1536
パーシェイダー
・敵エージェントを説得させる化学薬品入りの弾薬
COST:5000  AMMO:128 RENGE:1536

強化パーツ

レッグ
・V1 COST:6000
メタルレッグ
油圧サーボ駆動。素早い動作が可能
・V2 COST:30000
プラスチールレッグ
メタルレッグより軽くて丈夫。高度な油圧メカとバランスコントロール
・V3 COST:60000
サイバメッシュレッグ
マスルファイバープラスチールコア。高速動作、素晴らしいレスポンス

アーム
・V1 COST:5000
メタルアーム
油圧サーボ駆動。重いアイテムを運搬容易
・V2 COST:25000
プラスチールアーム
メタルアームより軽くて丈夫。ハイレベルの油圧制御システム
・V3 COST:50000
サイバメッシュアーム
マスルファイバーバーチャル触覚コントロール。最高の搭載量

ボディ
・V1 COST:8000
メタルボディ
軽金属コーティング。内部組織を保護する
・V2 COST:40000
プラスチールボディ
メタルボディより軽くて丈夫。機動性も高い
・V3 COST:80000
サイバメッシュボディ
フィールドジェネレーター搭載。強力なパワーシールド

ハート
・V1 COST:4500
スタビハート
呼吸と心拍数を正常にコントロール
・V2 COST:22500
ハートアクセラレーター
ホルモン一時的に促進し、心臓と肺機能を倍増する
・V3 COST:45000
サイバーハート
ハイパワーポンプとオーバーライドコントロールで性能3倍

ブレーン
・V1 COST:4500
ニューラルエンハンサ
脳幹の反射速度を改善する
・V2 COST:22500
ニューロCAS
脳本体に代わり、素早い迎撃を可能とする自立反射コントロール
・V3 COST:45000
マルチプライヤー
コンピュネット接続ポート搭載。作戦情報網に一瞬でアクセスできる

サイト
・V1 COST:4500
ビジョンサイトエンハンサ
簡易ズームと夜間暗視能力を持つ
・V2 COST:22500
サイトレンジファインダー
ロングレンジ、ワイドエリア、AIターゲット識別機能
・V3 COST:45000
ネオサイバーニューロサイト
超高精度AIターゲット。完全暗視能力と危険予測探知機能

( -□-)
 開始直後だとエージェントは無改造(それでも一般市民より遥かにタフですが)で武器もピストルやパーシェイダーくらいしかありませんが、終盤には資金に困ることも無いので、全てのパーツが強化Ⅴ3(ヴァージョン3)状態に至ったサイボーグ・エージェントがミニガンをブッ放してゴリ押し出来ますが、そんな恐るべきサイボーグ・エージェントも車に轢かれると即死します。
 ……だって車から降りた直後に追突されてサイボーグ・エージェントが全滅(=作戦失敗)したことがあるんだから、車を警戒するのも仕方ないじゃん!w

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