【ドズル社】コロナ禍ですさむ社員たちの心にしのびよる悪魔的な福利厚生が登場した件
お疲れ様です、pontaです。
ドズル社に転職してはや4年。
「YouTubeの仕事をしている」と友人知人に言うと、「何ー?巨大なゼリーとか買ってるのー?」とか聞かれます。
そんなことは…していないっす。
「やっぱり、乳首ずもうとかやるの?」
それは演者のやることですわ。というかそれ昭和のバラエティじゃねーか。今は令和だぞ。
みんなが想像しているYouTubeの会社というのは、良くも悪くもそういった面白いをつきつめた、日常のタガが外れた、バカな面白会社なんでしょう。
商社だのメーカーだのに勤める彼らの想像を絶したバカげたことでお金をもらっている私、というかそういう世界があってほしいという中年男子たちの夢を、ふわっと押し付けられることが多々あります。
それはそれでいいんですが、ただいっぽうで、ドズル社の会社の体裁が整ってくるにつれバカげたことからの距離を感じるようにもなってきました。
とくに私はクライアントビジネス側にいるので、KPI(数字目標)とか、レポーティングとか、各種の調整とか、そういったことを常日頃やっております。
まったくもって友人たちの会社とやっていることはニアリーイコール。日本語でいえば、「だいたい同じ」ってやつなんですよね。
扱っているのが車のシャフトか、派遣人材か、ぼんじゅうるかの違いくらいなものなんです。そこに大きな差はありません。
いや…あるのか?ぼんじゅうるだぞ…?(論旨のぶれ)
とはいえ、乳首にちょうどいい洗濯ばさみを選別するたぐいの仕事は、絶えてなくなってしまったのが寂しいです。
まあ…昔からそんな仕事はなかったんですが。少なくとも2年前はぼんさんを世界に飛ばすための罰ゲームの国旗をニヤニヤしながら切ったものでした。
つまり、会社の体裁が整っていくたびに「フツー」が近づいてくるのです。
馬鹿やってくれよ、ドズル社長。
富士山頂に上ったその夜に撮影をし、新入社員の入社その日に「眠れません」企画のために放送部屋から出てこなかった。そんな狂気とクレイジーの狭いボンネットの隙間に迷い込んだ冬の日の子猫、それがドズニキだったはずじゃないか…。
失わないでくれよ、狂気。
それでもやっぱり、面白い俺たちでありたいよねというエゴが会社側からにじみ出ることがあります。
そんな弊社に、変わった福利厚生が生まれました。
その名も、ドズル社イーツ!!!
以下、概要。
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1名につき3か月に1回、5000円までの食事代をサポート
■運用方法
利用したい方は、食事の写真や感想などをkintoneで申請する。(ドズル社イーツで申請)管理部へ食事のレシートをデータで送り、金額、請求日を確認後、給与にて振込をする。
5,000円以上であれば、5,000円支給。5,000円以下であればレシート記載の金額を支給。同日にいくつかの店舗で支払をした場合は、合算してもよい(2月9日A店で2,000円、B店で3,000円はOK)
■採用までの思い
コロナの状況下、家族サービスにつながる福利厚生を作りたい。
普段自分では買わないプチ贅沢なものを食べてモチベーションを上げたい。
仕事以外の話題がスラック上で見られ、コミュニケーションの活性化につなげたい
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ボクはこういう、ものでボクの心を釣ろうとするやり方はどうかと思うんですよね…。
こういうのにすぐに飛びつく人間は卑しいというか、ちょっとぼくの美学からは真逆のところにいる気がします。
私が、社内の申請第一号でした。
早かったねー。サイレンススズカの大逃げより早かったわ。
3500円のトロ(1枚約600円)と、2700円のイクラ!
妻と長女が同じ誕生日なので、お祝いに、ふだん絶対買わない伊勢丹で買ってみました。
ありがとう!ドズル社!
うまい刺身に、最高に合う料理を作ったらあ!!!!
いろいろあってピザと刺身という、とんねるずとダウンタウンなみに共存しづらいアサインとなってしまいましたが、ほんとうにほっぺが落ちるほど美味しかったです。
何より、「お父さん、いい会社に勤めているね」と長女が言ってくれたのがなんていうか…。
例えるなら娘から「お父さん、いい会社に勤めているね」と言ってもらえたくらい嬉しかったですね…。
ドズル社もちゃんとすべきところはちゃんとしつつ、こういう少し変わった面白いところは大事にしたいし、大事に残っていったら嬉しいなと思いました。
以上、よろしくお願いいたします
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