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#001 変化の種類|変化①|ワンポイント講座

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こんにちは。

今日はシンボリック・モデリングのプロセスについて、特に「変化」にフォーカスしてお話しします。

この講座の理由はこちら↓

「変化」のシリーズでは、主にファシリテーターさんが・・・

  • 変化が起きていることに気づける。

  • 変化に対応できる。

そのための知識を中心にシェアしていきます。

____________________

では、さっそく、本日のメニューから。


👀まずは変化について大切なポイント

💡押し付けない

大事なことは、ファシリテーターが無理やり変化を押し付けないこと。

それは、卵の中にひよこがいるとき、外から卵を割ることができないのと似ています。ひよこ誕生を望むなら、じいっと待つしかないのです。
 
ファシリテーターは、クライアントが自然に変わるための「準備の空間」(同時にそれは、クライアントが望んでいる結果を表現している空間)を自分の力で作っていくのをサポートします。
 
準備が整えば、クライアントは自然と変化し始めます。
それも自発的に、無理なく。

その結果がどうなるかは、実際に変わってみないとわかりません。果たしてクライアントにとって好ましい結果になるのか、どうか…それは現実と同じですね。変化の後に何が起きるのかは、全くもって予測不能です。
 
大切なのは、クライアントが「自分のタイミングで」「自分の望む形で」「自分の望む形に」変化するということです。このプロセスには、「何かを乗り越えなきゃ!」とか「無理に勇気を振り絞らなきゃ!」というプレッシャーはありません。

もちろん、頑張りたい人は頑張ります。勇気を出したい人は勇気を出します。そして、私のように「まずは魔法使いになって、それから魔法の力を借りる!」なんて、ちょっと変わったアプローチを取る人もいます(笑)。ちなみに、「魔法使いになる」ほうが大変だったけど、自分には合っていました。「頑張るよりも魔法使いを目指しましょう」と私に教えてくれた人は、自分以外にはいませんでした。

💡クリーンなスタンスをキープ

クライアントは、自分にとって無理のないペースで、自分が望む形に変化していきます。だからこそ、ファシリテーターが誘導的に質問を使って無理に変化を起こすのは避けてくださいね。クリーンなスタンスをキープ!します。

あなたのリードで変化が起きたとしても、それは「あなたが側にいて誘導すること」が条件で起きるもの。現実の世界には「あなた」という条件がありません。そのため、その変化が起きる可能性は低いです。

💡起きている変化に気づく

クライアント側にとって、変化をファシリテーターにクリーンにサポートしてもらえるのは、経験的にも「ありがたい!」と思えるものです。ただ、それを実現するために、ファシリテーターにはあるスキルが必要になってきます。

それは「起きている変化に気づけること」です。

💡質問の組み立て方を変える

そして、一旦クライアントが変化し始めたら、その変化をさらに豊かに広げていくために、質問の組み立て方を少し工夫する必要があります。シンタックス(構文)の使い方も変わります。
この「変化を広げる質問の組み立て」ができるかどうかも、非常に重要なポイントです。

というわけで、「変化」を取り上げます。

まずは、基本中の基本からスタートしましょう。

本日は、「そもそも、この場合、どういうことに変化というラベルを貼っているのか?」について考えていきます。クライアントの変化の兆候(インジケーター)を見つけて、起きている変化に気づけるようになるためです。

まずは、あなた自身の「変化」のモデルを振り返る簡単なワークから始めましょう。

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