フワちゃんがくれたもの
数日前のこと。
がんばるんばと先生は、大学に出す志望理由書に書く一つの題材として、ルッキズムのお話をしていた。
先生がきちんと文章にできるようリードしてくれて。
それで、人が顔面を気にすることなく好きに生きるために必要なのは、同じく顔面を気にせず好きに生きている他の誰かの姿なんだろうって話になった。
がんばるんばはまず、フワちゃんのことを思った。
がんばるんばが生きていくのに必要だったのは
不破遥香の、生きる様だったので。
まず、フワちゃんは本当に 超かわいい🌈☆ので、そんな、ルッキズムのお話に勝手に当てはめるようなことっておかしいかもしれないけど、
ぷにょんぷにょん(かわいい)でおなかを出しているのは、フワちゃんの他にいない。少なくとも、がんばるんばは見たことがない。フワちゃんだけだった。
twitterで " フワちゃんの影響か、お腹が出ているのにへそ出しをしている女性がいる "
というような呟きを見た。
続けて気持ち悪い、と書かれていたけど。
好きに生きるために必要な誰かの姿。多分こういうことなんだろう、世界、変えてほしかったなー。
容姿の話だけじゃない。
うまくやれない彼女の全部は、がんばるんばに、そんなふうでもいいんだと見せてくれるようだった。
なかなか治らない遅刻癖に、フワちゃんが自費で発注するロケバス 通称 "おびょうきバス"
ラジオの冒頭、些細なことから起こしてしまう、最長で12分にもわたった "発作"
本当に全部が好き。
8月にあの騒動があった。
がんばるんばは傷ついて、落ち込んだ。それまでずっと聞いていたラジオのパーソナリティが、まるで全然、知らない誰かのように思えた。
えらくない = 死 の方程式も、まずえらくないがんばるんばにとって、すごく怖かったし。
だけど、数日して、謝罪文が投稿された。
読んで、まず、すごく安心した。
これは、がんばるんばの知っているフワちゃんの言動そのものだった。口が悪くて、よくヤフコメ民を馬鹿にしている、フワちゃんのそのもの。
(真意なんて分からないけど、信じていた方がいいので)
あのツイートを受けて世の中は、フワちゃんを批判しはじめた。当然のことだった、あんなの、言ってはいけない言葉すぎるから。
だけど、それから最悪な感じになった。
フワちゃんがサブスクでみんなにしてくれたツイート、いいように切り取られて、反省していないと炎上。
二年前に出した、それもPRのためのインスタライブ風動画を切り取られて、炎上。
果てには、タメ口なのも、過去の失礼な言動も、遅刻も、収録中にスマホをいじってることも、30歳なことも、全部がすこしずつ、じりじりと燃え始めていた。
こんなこと、ファンはみんな知ってた、愛してた。
がんばるんばは数週間、ツイッターをやめた。
できるところはできる、そんなんじゃなくて、フワちゃんは全部本物だったと思う。
毎週おびょうきエピソードを持ってきて、その傾向を所持していると自覚しているがんばるんばですら到底想像に及ばないようなやらかしをして、それでも反省反省精進精進ってしていて、そんなところが好きだった。
大好きなのに、がんばるんば達の好きなフワちゃんを、世の中は好きじゃなかった。
敬語じゃないと、上下関係がきちんとできていないと、普通じゃないと、痩せていないと、年齢相応に生きていないと。
世界、変わんないなー。
だってここまで全部否定されると思わなかった。
いつかのラジオでフワちゃんは、
「あたしまじ晴れだいすき!あたしがこんなに毎日発作起こしてるのに病んでないの、晴れが好きだからだと思うよ!」
と言っていた、ちなみに大好き泣きそう。
今どこにいるのかも分からないけど、フワちゃんの住んでいる街が一日でも多く晴れていますように!
笑えることが、毎日一つでもありますように。
フワちゃんが魅せてくれた生き様で、がんばるんばは日々を笑って生きていたんだから。