【オルガル】ダメージ計算【青タワー】
オルガルのバーチャルタワー(青タワー)についてのお話です。内容的には初級者~中級者くらいが対象です。筆者は結構エアプで間違いがあるかもしれないので、間違ってたら教えてください。
1. どうやったら青タワーのスコアは上がる?
結論から言います。BOSSに与える最大ダメージを増やしましょう。青タワーの説明では、「行動回数を少なくしよう! BOSSへの最大ダメージを上げよう!」などと書かれていますが、ダメージがインフレしたせいで行動回数の影響が非常に薄いのが現状です。従って、まずダメージを大きくできる編成を組むことが最優先課題です。(もちろん例外はありますが、最初はダメージだけ考えてればいいです)
「どうやったらダメージが大きくなるかわからない」という方も多いと思うので、以下に整理もかねて筆者が知りうる知見をまとめておきます。
2. ダメージはどうやって決まる?
オルガルのダメージ計算はよくわからん、というのはほとんどの人の感想でしょう。筆者もそうですが、私的経験に基づく推論はあります。
まず味方の攻撃力と敵の防御力から基礎ダメージを算出し、次いで基礎ダメージに各種倍率を掛ける処理をしているように思えます。具体的には下に示す式のようになります。
基礎ダメージ × スキル倍率 × 属性相性倍率 × クリティカル倍率 × 聖印倍率
サブキャラクターやチャームシールの扱いはどうやら、メイン1枚、サブ3枚、シール2枚についてそれぞれ別個に上式の計算を行い、最後に6つの計算結果を合計しているようです。また、シールはメインと同じ属性として計算されるようです(要検証)。
ということで、まずは基礎ダメージに影響する効果について説明します。
【基礎ダメージに影響するパラメータ】
①味方の攻撃力上昇効果
・攻撃アップ系 (バフ、リーダースキル、以降LSと略記)
・属性攻撃アップ系 (バフ、LS)
・闘気 (バフ)
上記3種は自身の攻撃力を上げるもので、効果は加算で処理されます。
例えばLSで属性攻撃40%アップ、バフで攻撃40%アップと属性攻撃20%アップがかかっている場合は合計100%アップとなります。
攻撃アップと属性攻撃アップはメイン、サブ、シールで条件を満たすものすべてに適用されますが、闘気はメインキャラのみに適用されます。よく使われる闘気2個付与の場合、攻撃185%アップのバフとして機能し、ほかの攻撃アップ効果と加算で処理されます。
ちなみに185%アップは追加効果の無い単体攻撃の場合であり、効果付きの単体攻撃の場合225%アップのバフになります。よくわかんないですね。
②敵の防御力ダウン効果
・防御ダウン系 (デバフ、特性)
・アシッド (状態異常)
上記2種は敵の防御力を下げるもので、併用可能です。複数使用した場合の処理は筆者もよくわかりません。敵の防御力はマスクデータなので検討が難しいですが、もともと設定されている防御力が高いほど効果的なようです。低層階以外はとりあえず防御ダウンデバフを入れとけばOKです。
以上の①②で味方の攻撃力と敵の防御力を計算し、それを元に基礎ダメージが決定されます。基礎ダメージの計算式は不明瞭ですが、比較的シンプルな式で表されるようです。ここから先は基礎ダメージに掛ける倍率の話になります。
【ダメージ倍率にかかわるパラメータ】
③スキル倍率
要するに攻撃スキルの威力です。説明文に「超越」ダメージとか「神絶」ダメージとか書いてあると思いますが、あの表現はスキルの威力を表しています。本稿執筆時点で一番強いのは「神絶」ダメージです。また、スキルによっては条件に応じて倍率が変化するものがありますが、基本的に説明文通りの挙動をするのでしっかり読んでください。
スキル倍率はスキル毎に固有なので、これをいじることはできません(グランプリ以外)。倍率が高いキャラを使いましょう。
④属性相性倍率
弱点を突いた場合のボーナスです。通常は1.5倍ですが以下のパラメータの影響で変化します。
・有利属性ダメージアップ (バフ、LS)
・敵が〇〇属性の場合に△△属性から与えられるダメージアップ (デバフ)
これらの効果はすべて乗算で処理されます。たとえばLSで有利属性ダメージアップ40%、バフで20%アップの場合、もともとの1.5倍と合わせて約2.5倍になります。デバフも入れたらさらにすごいことになりますね。青タワーの最大ダメージがインフレしていく原因の半分はこの乗算処理です。
⑤クリティカル倍率
急所を突いた場合のボーナスです。通常は1.5倍。現状この倍率に影響するのはリンクフル系のスキル一種のみで、その効果も1.3倍 (1.3×1.5で非クリティカルの1.95倍)と大人しめです。
⑥聖印倍率
敵に聖印という状態異常をつけて弱点属性で攻撃するとボーナスが付きます。原理は謎ですが聖印1個につき10%ダメージがアップします。いまのところ上限が3個なのでそこまでインフレには寄与していませんが、今後併用できる類似品が出てこないことを祈りましょう。
以上③~⑥の倍率を基礎ダメージに反映するとダメージが決定されます。前述の通り、メイン1枚、サブ3枚、シール2枚についてそれぞれ別個に計算を行い、最後に6つの計算結果を合計した値に乱数処理をすると表示されるダメージになります。乱数は「合計ダメージ±nx (xは5以下の自然数、nは合計ダメージに依存する数値)」で表され、11パターン発生します。スコアアタックをするならば最も高い乱数を引く必要があります。頑張ってください。なお、PC版(andapp版)を使用するとダメージがわずかに低くなるという謎現象が発生しているようです。マウスマクロでも使わない限りはスマホの方が周回しやすいので、素直にスマホで周回しましょう。マクロ使用はランキングの公平性を損なう非紳士的行為であり、BANの可能性もあるので厳に慎んでください。インチキして勝ってもうれしくないですよね?第一特訓場もだめですよ?
3. 具体的な編成は?
ダメージ計算の概要を理解したところで、具体的にどんな編成が高ダメージになるかわからんという方も多いと思います。正直フロアごとにケースバイケースですが、大まかな指針くらいは示したいと思います。
まずは属性の弱点を突けるアタッカーを1人用意しましょう。手持ちの中でスキル倍率が最高のものが望ましいですが、説明文中では数値で表現されていないので適当なクエストで試し打ちして威力を確認しましょう。
残り3人はバフデバフ要員になります。リーダースキルは有利属性ダメージアップがあるなら必ずこれにしましょう。無いなら仕方ないので属性攻撃アップでもおいておけばいいです。バフはとりあえず攻撃特大アップ、闘気付与がシンプルに強いので入れましょう。デバフの防御ダウンも低層階以外ではほぼ必須だと思います。ほかのスキルはメガリンクフルが1.3倍、有利属性ダメージアップが各1.2倍、聖印が1.1倍なので、倍率が高いものから採用すればいいです。属性攻撃アップは極大アップ以外はそこまで強くないので、余裕があれば積めばよいかと。
本稿ではとにかくダメージを増やす方法について述べましたが、実際はダメージを優先しすぎるとターン数が膨大になり、スコアが下がるケースもあります。そういうときは最大ダメージを下げてターン数を削減する編成も試してみてください。そういう試行錯誤が青タワーの面白いところです。
4. まとめ
以上、青タワーの基本に関して筆者が知りうることをまとめておきました。冒頭で述べた通り、勘違いなどによる誤情報を含んでいる可能性はあるので、間違いを発見したら教えて頂けると助かります。倍率などは自分で確認してみると楽しいかもしれませんよ。ご参考までに。