ドライブインで楽しむイベントに流行の兆し

新型コロナウィルスよる規制が徐々に緩和されつつありますが、コンサートや舞台などのイベントを、これまでのように楽しめるようになるには、まだしばらく時間が掛かりそうです。

そんな中、日本ではドライブインシアター復活の兆しと報道されるなど（この動きはほかの国でも起こっています）、人との接触を避けれられる「車」に乗ったのまま楽しめるサービスが注目をされています。

今回は各国のライススタイル・リサーチャーから届いた「ドライブイン」に関する情報をお届けします。

【ドイツ】ドライブインシアターを使ったコンサートや礼拝

新型コロナウイルス感染拡大を受け、ドライブインシアターの人気が急上昇する中、ケルンのロックグループBringsがドライブインシアターでケルン大学病院のための慈善コンサートを実施しました。

8月まで大型イベントの中止が決定となったことで、映画だけにとどまらないドライブインシアターの利用というトレンドは今後も続きそうです。デュッセルドルフではドライブインシアターでヒップホップライブが行われてもいます。また、イースター祝日の際には、ドライブインシアターで礼拝も行われました。

【デンマーク】車で楽しむドライブイン・コンサートが大盛況

集会が禁止されているなか、デンマーク国内では初の大規模なドライブイン・コンサートが開催されました。車ごと会場に入って楽しむコンサートで、約500台の車を集めてコンサートを開催したのは、デンマークの人気シンガーソングライターMads Langerです。

通常大規模なイベント会場付近には、駐車場を作る必要があったり、駐車の問題が付き物ですが、駐車場でそのままイベントを開催できれば、スペースを有効活用できるという意見もあり、今後もコンサートやイベントをドライブインで行う事が残っていく可能性もありそうです。

写真出典元：
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