可愛さでノーベル平和賞を狙えるリリアちゃんのルームウェア姿を味わおう
新年あけましておめでとうございます。
リリアちゃんの今年のバースデー、カードイラストとパソストが最高だったのでここで感想と考えを垂れ流します。
ここからはオタクの〝狂い〟です。考察とかではない。もしかしたら見えないものが見えている。すべてに「知らんけど」が付きますよ！！！
※「リリア くつろぎマイルーム」のパーソナルストーリーやグルーヴィー画像とホームボイス、およびメインストーリー７章チャプター６くらいまでのネタバレを含みます。
人生のボーナスステージがずっと続いていてほしい
ストーリーを読み終えて受けた印象ですが、とても「人生の時間が足りない」ということを示唆されていたような気がしました。
やりたいことをやりきるには夜は短すぎる。欲しいものがいくらでもある。今充実して、幸せで、満ち足りていると思っていても、周りを見ればまた次の欲が出てくる。
しかし現実として、リリアちゃんには寿命が迫っています。自分自身もそれを自覚し、希望する人生の締めくくりかたを定めつつあります。
背景を知らなければ、リリアちゃんの日常は夜更かしして遊びまくって部屋を散らかしまくってるだらしない学生だという感想を抱くでしょう。
でも、もはや終活を始めているおじいちゃんだと思うと途端に切なくなります。
だらしなさすら、「成長の余地」ではなく「生きてきた結果」なので、別の見え方をしてしまいます。
余命いくばくかと言いつつも妖精なので、今すぐにどうこうなってしまうというわけではないのでしょうけれど、「死なないでくれーーーー！」とクソデカい声で叫びたくなっちゃいますね。
今、リリアちゃんの人生はたくさんの幸せが降ってくるボーナスステージみたいなものなんでしょう。できる限り、長く続いてほしい。そう思わざるを得ません。
何気ない日常がこんなに可愛くて笑えてほほえましいのに、なんでこんなに切ないんだ……。
かわいこぶりっ子の謎
全世界のリリアちゃん推しが感情を揺さぶられたであろう寝起きのシーン。
若かりしあの頃を思わせる粗野な口調で、昇ってきた朝日に「うざってぇ」とぼやき、そのあとすぐに可愛く言い直します。
それにしてもすべてが良い絵ですね。
これは何故なのか？ いろいろ考えちゃいますよね。
リリアちゃんが自身の可愛さを肯定的に捉えて惜しげもなく発揮している理由は、「可愛さで得をするため」であることが去年のプラチナジャケットのパソストで判明しました。
つまり、リリアちゃんにとって可愛さとは外に向けてアピールするためのものと解釈できたわけです。
しかし、このシーンを見ると、リリアちゃんがかわいこぶりっ子する理由ってそれだけではないんじゃないか？ と思わされるわけです。
「可愛いリリアちゃん」が完全に外向けの営業であれば、誰も聞いてない状況で可愛く言い直す必要ってないですよね。
荒っぽい口調が素で、そっちのほうが楽だというのならばなおさら、ひとりでいるときは気にしなくてもいい。
今の時点でははっきり言い切れないのでもちろん妄想なのですが、リリアちゃんは可愛さで得られるメリットの享受以前に、そもそも可愛い自分でいることをめちゃめちゃ気に入っているのではないか？ と思いました。
これまでの言動を見てれば「そう」であることは分かるんですが、確信に至ったというわけです。
毎朝鏡を見て「今日のわしも最高に可愛いっ☆」っていうノリで生きてる感じがする。
ある種自分を他人として見ていて、自分自身の可愛いガワをセルフプロデュースすることで気持ちをアゲてるような……。特に珍しいことでもないですよね。
だから「いけないいけない！ 可愛いリリアちゃんは『うざってぇ』なんて言わないぞ☆」みたいな思考を挟んで、わざわざ可愛く言い直したのかもしれない。ほかでもないリリアちゃん自身の気持ちをアゲるために。
また、その強さが知れ渡り、もはやリリアちゃんが学園内で可愛さを使って無双することはできなくなったというのも去年語られています。
それにも関わらず、今も可愛い服を着て、可愛いリボンのヘアバンドなんかして、ショートパンツをはいて美しい脚を誇示し、あまつさえちょくちょくハートを飛ばしたりなんかするのは、やはり可愛いキャラでいる自分のことが好きだからなんじゃないでしょうか。
オタクはリリアちゃんのそういうところを可愛いと思ってるよ。
可愛いだけで平和の象徴になる男
それに、可愛くいられる状況って平和でないと成り立たないのですよね。
戦時下ではファッションもメイクも楽しめません。それは遊びであり、贅沢だからです。
それに、小ささや幼さはただの弱みとなります。自分の子供でもないかぎり、その特徴を持つ存在を愛でる心の余裕はないでしょう。
厳しい時代を生き抜いたリリアちゃんにとって、呑気に可愛い装いや振る舞いを楽しめて、それを不特定多数に褒めてもらえる世の中というのは平和そのもの。それだけで尊いことなのかもしれません。
思えばゲームや旅行や音楽やエンタメも、平和で豊かな世の中だからこそ自由に楽しめるものです。
ぜんぶ生きていく上で必要ない余計なもの。それでも、心を豊かにするもの。必要じゃないけど重要で、知能を持って生まれてきた生き物の本能。
そう思うと、リリアちゃんの好きなことに共通するテーマには「平和」があるんじゃないかと、オタクは思っちゃうんですよね～……。
可愛さも彼の幸福な日常を構成する趣味のひとつなのかもしれません。
ということはリリアちゃんの可愛さって平和の象徴なんですよ。可愛さだけで平和を体現してるんです。アラッ！ 尊いですねェ～。
もちろんほかにも語れることはいっぱいあるんですが、そうするともはや全編スクショ付きで実況することになるのでやめました。
せっかくの機会なのでとりあえず最後に言いたいこと全部言っておきます。誰にも言えなくて爆発しそうなんです。
↓
か゛わ゛い゛い゛ッッ！！！！
舌打ちだったり痛がる声だったりいろいろなボイスが聞けてうれしい。きったねぇ部屋をそのままにしておけるズボラさとそれを裏打ちする人格がかわいい。計画性なくいろいろやって結局寝落ちしちゃう人間臭さが実在性を醸し出していてかわいい。「そうだ、太鼓を叩きながら踊ろう」と思える思考回路面白すぎるから見せてほしい。朝からこんな美少年に出会えるモブ君は幸せを噛み締めろよ！？ 寝ぐせが５ちゃい児♡すぎてかわいい。何回見ても生脚はありがたい。かわいさとラフさとゲーマーっぽさがうまく混ざったお洋服、ほんとうにかわいい。自分の好みをベースにしつつ、かわいく見える格好をちょっと計算して選んでる塩梅が良い。リボンつきのヘアバンド♪っておまえよぉ～。おでこが美しすぎ。ふーん、生え際ってそうなってるんだ。世界一かわいいよ。長生きしてね。
どうもありがとうございました。推しが同じオタクとハグしてこの喜びを分かち合いたいです。