ディープタイム
ディープタイムとは人間の計画や想像を超える時間の事です。
100年だと短いですね。
かと言って明確に何年前っていう定義も無いのですが
ネイティブアメリカンには「7世代先の事を考えよ。」という教えがあるそうです。
彼らには所有の概念はないので、地球に頂いている(借りている)恵みを7世代先の子孫に残す為に行動するという事です。
7世代というと約500年です。
長い時間を越えて残るというのはそれだけで価値があります。
以前、地元の神社の祭頭祭というお祭りに囃子人として参加する事になりました。
発祥は奈良、平安時代と諸説ありますが、文献としては1204年にその開催が確認されていたようです。
祭り囃の歌詞は「♪〜いえーとーほーよーとさ〜♪」
漢字にすると、「礼豊穂 善豊穂弥」
800年前も同じ言葉で祭りに参加していた祖先がいると思うととても感慨深いです。
人智を超えたディープタイムを感じてみてください。
寺社仏閣や樹木、巨石は悠久の時を超えてきています。
800年後の世代を想像すると行動も変わってくるかもしれません。