
なんで自作メモパッドが4個もある!?
気づいたらどんどん作っちゃってたんだよね。買ったの含めたら5個だよ。
そもそものきっかけ
少し前の記事で書いたけれど、我が家には誕生日プレゼントに頂いた5x3情報カードが文字通り売るほどある。こいつらがバラけず、なおかつどこでも書いてアイデアやメモを書き留められるように試行錯誤しているときにジョッターというアイテムにたどり着いた。
ひとまず廃材で作って試しに使ってみたところまぁまぁ悪くない感じだったので、通販で現実逃避がてら色々と物色してトトノエのクリップボードにたどり着く。革製やミリクロス製のブランド物は数千円を超える中で1000円以下で買えて5x3情報カードが使える! 素晴らしい。
だが手元に届いたトトノエには致命的な弱点があった。
それは……デカいこと!

ポケットで嵩張るのはともかく、メイホウ樹脂ケースに収まらないのはちょっと困る。
じゃあいっそ、作るか!
最盛期は毎週オリジナルの紙飛行機を図面もない状態から作って飛ばしていたので、紙やそれに近い素材なら廉価に自作できる。よしやろう!
要求仕様の策定
5x3情報カードを三点でホールドし、筆記時にずれないこと
予備カードを4~5枚程度一緒に携帯できること
メイホウの樹脂ケースに収まるサイズであること
可能な限り廉価に製作可能であること
見た目がかっこいいこと
試作品を作ろう
というわけで近所の文具屋でレザックとイラストボードを買ってきて適当に作ったのがジョッターMk.2

寸法が適当なせいで情報カードがずれる上に裏面の予備カードのポケットもデザインが適当なので予備カードの角が折れるという欠点が発覚。側面はイラストボードの断面がが丸見えで見栄えもよろしくない。
ほぼ使われることはなかったが、問題の洗い出しという役目をしっかりと果たした。
デザインの最適化とアップグレード
「カードがずれる」「側面がカッコ悪い」「予備カードの隅が折れる」という問題点をポチ袋の構造を参考に改善したのがこちらのMk.3。


予備カードが取り出しやすく、なおかつ側面まで覆う構造になって見た目もスマートになった。これで基本設計はほぼ固まった。
素材を「コルドバ」というラテックス含有で耐水性の素材に変更した実用モデルがこちらのMk.4

手触りも良いため、プライベートではこいつを主力で使っている。
もう少し予備カードを持ち運ぶためにポケットをフォルダー型に変更したのがMk.5。



茶色のコルドバをケチって薄ピンクで作ったが、まぁ実用上は問題ないので仕事服のポケットに入れて普段使いしている。
ジョッターのメリット・デメリットあれこれ
メリット
ポケットから取り出してすぐに書き始められる
コンパクト
破らずにそのままメモを相手に渡せる
デメリット
紙が剥き出しなので汚れる
紙抑えの部分が紙製なので強度面で不安
水に弱い
メリットに関してはやはり破らずにメモを渡せるのはデカい。居酒屋でおすすめの店を書いて渡したり、タスクリストを書いてマグネットでデスク周りに貼ったりできる。
デメリットはもう紙で作ってる以上避けられないので仕方ない。ちなみにトトノエもコルドバ製だった模様。