日中ツーリズムサミット2021レポート|基調講演:地域観光デジタルの新未来
新たな「地域共創」の場づくりを目指す一般社団法⼈⽇中ツーリズムビジネス協会(東京都新宿区 代表理事 王璇、以下CJTC)は、オフラインとオンラインのハイブリッド形式で12月21日(火)に第4回目となる『日中ツーリズムサミット2021』を開催しました。フォーラムの部の登壇者に、観光カリスマ山田桂一郎氏やあ村山慶輔氏等計20名の専門家・業界有識者が豪華集結するほか、当日表彰を行う「地域Challenge大賞」※「地域魅力大賞」※の候補に、全国から35地域企業・団体の参加も決まりました。
【日本ツーリズムサミット2021・オンデマンド動画視聴について】
【視聴期限】 2022年1月31日(月)まで
【費用】無料
<視聴方法>━━━━━━━━━━━━
・ステップ1:JCD Event Platformアカウントを登録
https://jcd-ep.jp/member/register?user_type=1
※すでにご登録いただいている方は不要
・ステップ2:イベントページからお申込
https://jcd-ep.jp/search/detail/1133
※アカウントを登録しただけでは、イベントに参加することはできません。
※アカウント登録とイベントページからのお申込み両方が完了した場合のみ、視聴参加することができます。
※申込イベント管理ページより当該イベントの「入室」を選択
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日中ツーリズムサミット2021の基調講演として、株式会社やまとごころ代表取締役 村山慶輔氏より「地域観光デジタルの新未来」をテーマに、ご講演いただきました。
以下は講演抜粋となります。
株式会社やまとごころでは、「インバウンドツーリズムを通じて、日本を元気にする」というミッションをもとに、2007年から地域共生やコンサルティング、メディアなどの事業を進め、様々な形で発信をされています。
◆新たなデジタル技術は手段、取り組みの全体像が大切
まず始めに、新たなデジタル技術が大切である一方で、デジタル技術はあくまで手段であり、「何のために活用するか」「取り組みの全体像を持つ」ことの重要性を伝えています。
外部環境への変化、日本で直面している人口減少・少子高齢化といった課題を踏まえ、受け入れる地域の意識として、いかに効率的に付加価値を高めていくことが大切です。
◆観光客のニーズの変化に対して、多様性への対応が不可欠
1回の旅の価値が向上するなど、観光客のニーズが変化していることを踏まえ、多様性への対応が不可欠であると述べています。
その対応方法として、デジタルを通じて効率的に付加価値を高めて、地域をアップデートしていくことが重要と捉えています。また全体像として、効率性を高めることと、付加価値を上げるという観点から、施策と効果について、主な例をまとめられた一覧を共有されました。
様々な施策を実現していく上で、シームレスなサービス提供による利便性の向上の結果としての効果や、省人化した上で付加価値を維持・向上できるかという視点も重要であると述べています。
◆観光DXの課題
最後に観光DXの課題として、DXが「目的化」されていることを挙げられました。
DXは、「戦術であり手段」。そのため目的やビジョンを明確にした上で、達成するためにはどのようなテクノロジーを選択するのかという観点が重要であると述べています。
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