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0.2秒で引きつける。Z世代を虜にする伝わる資料とは?

自然農園の噺家・プレゼンテーションクリエイターの澁谷です。
今回は採用資料についてのおハナシ、です。

採用活動は企業の未来を形作る重要なプロセス。その中心にあるのが、学生にとっては最初のタッチポイントも言える「会社説明資料」です。
私自身、さまざまな企業さまと共に会社説明用資料制作のお手伝いをしているのですが、こんな声をよく耳にします。

●とりあえずパワポは触ったことあるから自分なりにまとめてみた。
●どう作っていいのか、正直わからない…
●大丈夫、テンプレート手に入れたから。あれ?なんかうまくいかない。
●上司に「もっとかっこいいイメージで仕上げて」と言われ困ってる。
●要するに中身だから、デザインって関係ないでしょ。
●え?今の学生ってデザインまで見てるの?

多くの採用担当者や人事担当者は、あれこれやってみるものの、結局どのように資料を作ればよいのか困惑している、さまざまな嘆きの声。

本記事では、デザイナーとして20年以上の経験を重ね、現在はプランナーとしてプレゼンや企画書、機能する会社説明会資料デザイン制作などを中心に活動してます澁谷が、悩める採用担当者のため記事にまとめました。

この記事を読み進めると、今までの考えが一変し資料への取り組みの意識が変わること間違いありません。記事の最後には大切なご案内もありますので、ぜひ最後までお読みください!

Z世代の視点を理解する

TikTokは若者のもの。興味なし。Instagramはやらない。XだかTwitterだか知らんけどSNSは一切やらない。好きなバスケのプレイ集はYouTubeで見るけどね…

いやいや、ダメです!

SNSをやりましょう!ってわけではありませんが、資料作りの前に、まずはターゲットとなるZ世代を知らなければ話が前に進みません。

今の時代を生きる学生、特にZ世代は情報を瞬時に判断します。TikTokやInstagram、X(元Twitter)といったSNSに慣れ親しんだ彼らは、最初の0.2秒で興味を持つかどうかを決めます。
実は会社説明会資料も、この「最初の印象」が学生にとって非常に重要なのです。

スマホネイティブな世代の情報感度は高すぎくん

学生の情報収集方法、知ってますか?

学生が企業を検索する際、最初にマイナビやリクナビなどの情報サイトから自分に合う企業を探します。そこから興味を持った企業をピックアップし各企業のwebサイトへアクセス。
学校側からは求人サービスを勧められることが多いのですが、マインドの高い学生は合同企業説明会へ足を運びます。

最近ではオンラインで行われる合同説明会もあります。わざわざ足を運び企業を深堀したい学生のマインドは高い。直接やりとりできる場面、つまり最初のタッチポイントとなるのが合同企業説明会の場です。学生たちが企業のパンフレットや担当者の立ち振る舞い、会社説明会資料など、企業のイメージに直結するこれらのアウトプット成果物にアンテナを立てていることは間違いありません。

学生にインタビューをした際に聞いたお話をしましょう。

学生が興味ある企業のwebサイトにアクセスしてみました。
「あら?webサイトが古い、更新をしていない。」

すると学生が次にとる行動は…

そんな企業は候補から外しちゃいます

衝撃ですね…
採用するのは企業側なのに。それ以前に学生から選ばれない結果につながってしまうのです。

古いwebサイトやデザインが整っていないwebサイトの何がいけないの?その答えは単純で、

webサイトが企業イメージに直結する

からです。
たとえその企業が、最新の技術や感度を持って世の中に素晴らしい価値を提供していたとしても…です。

では、学生にとって初期段階のタッチポイントとも言える会社説明会資料はどうでしょう?

何を言いたいのかわからない。洗練さを感じない。文字だらけで見づらい。知りたいのはこういうことじゃない。というか、なんか古い。なんかダサい。こうなると、学生はどう感じると想像しますか?


結論。あなたの会社は選考から外れます(衝撃)


いやいや、何度も言うけど選考するのは会社でしょ!とやっぱり思うかもしれません。ただ、本当に有能な人材を確保したいのなら、企業側がしっかり受け皿を整えないと、欲しい人材も来てくれないのです。

いやデザインがすべてではないでしょ!
中身が重要じゃないか!
これは言わずもがな、私自身も同感です。

しかし、Z世代のハートを掴むために少しだけデザインを整えることで、今の資料からより学生に伝わる、届く資料に変わるとしたらどうでしょう?

内容に自信がある、過不足なく完璧だ!それならば少しデザインを整えてみる。学生の心に届くよう組み立てから見直したい方は、スライド資料の作り方のコツを学ぶ。
会社のミッションとして採用活動している担当の方は、今すぐ実践すべきことかもしれません。

採用資料の作り方。相手の心を“秒”で動かす 伝わるスライドの法則

ただ、何から手をつけていいかわからない。そんな方へ。
弊社ではこのようなお悩みに応える、会社説明会資料デザインのコツ、伝わる資料を作るためのコンテンツを準備しております。

約100スライドの内容盛りだくさんの資料

●やってはいけないスライド資料 3つの失敗
/どこがダメなのか、どう改善すべきかを考える

●スライドデザインで大切な3つの心得
/広報資料を作る時に必要な考え方

●令和における説明会資料のカタチ ストーリーのある構成
/会社案内と会社説明会資料の違いを紐解く

●伝わるスライド7つの法則
/自分の資料を今すぐ見直したくなる。資料制作で抑えるべきポイント


やってはいけない資料を眺めながら、どこがダメなのか、どう改善すべきかを見たり、学生に対して自社の魅力を伝える方法や、学生に伝わる資料の構成のつくり方、デザイン経験がなくても伝わる資料になる実践編など、ボリューム満点のコンテンツをご用意しております。

この講義資料はあくまで「採用担当者のスキルアップ」のためのコンテンツです。ノウハウを身につけ実践することで、自身で作った採用資料が学生に届くものになる「採用担当者が成長する」ためのコンテンツです。

もちろん弊社でも構成からデザインまで学生に届く伝わる会社説明会資料は制作いたします。
制作を丸ごとお願いしたい、学びながら一緒に制作したいなどなど、ご相談があればお気軽にご連絡ください。
また、このコンテンツのセミナーを開催して欲しい!といった方も、ぜひご一報いただけると幸いです。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。今回は採用資料についてまとめましたが、弊社での取り組みや、私自身が取り組んでいる教育関連の活動、AIやweb3についてなど、クリエイティブな視点で記事を発信していきますので、ぜひまた遊びに来てください!

自然農園 澁谷でした。では、また。
#採用資料の作り方   #会社説明会資料デザイン   #Z世代採用戦略