統計検定2級過去問の解説(統計ソフト, 4回分)
統計検定2級過去問のまとめ
自己紹介
QC検定1級, 統計検定2級を持っています。現在は統計検定準1級の合格を目指しています。過去に合格した統計2級の復習として自分なりの解答を共有していこうと考えています。※解答のみで問題は載せません。今回は統計2級です。
所感
今回は統計ソフトの問題について解説します。統計検定2級の問題はレベルで大きく3つに分かれています。①基礎レベル, ②統計ソフト, ③発展レベルです。
もし①基礎レベルを全て解ければ
を取ることができ、合格点数60%を超えることができます。
ここに②統計ソフトの問題も解ければ、さらに点数を上げることができます。統計ソフトは対策必須ですが、読み方さえ分かっていれば得点源にできます。もし②統計ソフトも全て解ければ
を取ることができます。70%以上取ることができるのでさらに合格に近づきます。
③発展レベルは毎回大問5問ぐらい出るので、上手く見極めて捨てましょう。解ければ解いてもいいです。
今回は②統計ソフトの問題を解説します。
解説
2019年11月の問18(1)
求めるのは解析結果の解釈で最も適切なもの。
このとき「定期収入」が1万円増えると「消費支出」が0.39万円増え、「賞与」が1万円増えると「消費支出」が0.47万円増える。以上より選択肢で最も適切なのは①。
(2)
求めるのは記述Ⅰ〜Ⅲで正しいもの。
(3)
求めるのは記述Ⅰ〜Ⅲで正しいもの。
2019年6月の問18(1)
求めるのは有意水準5%で有意な係数。出力結果のPr(>|t|)の値を読み取る。全て0.05以下なので、全て有意水準5%で有意な係数となる。
(2)
求めるのは適切なもの。
2018年11月の問17(1)
求めるのは分析に用いた国の数。出力結果のResidual standard errorより残差の自由度は52である。β₀を除く回帰係数の個数は2個。
(2)
求めるのは正しい記述。
(3)
求めるのは正しい記述。
2018年6月の問14(1)
求めるのはlog(犯罪発生率)の推定値。
(2)
求めるのは仮説検定の棄却される有意水準。
(3)
問題文が掲載されている書籍
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