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QC検定1級合格体験記(実際の計画, 勉強法, 実績付き)

自己紹介

 QC検定1級, 統計検定2級を持っています。現在は統計検定準1級の合格を目指しています。まずは統計準1級ワークブックを進めています。そこで自分なりの解答を共有していこうと考えています。今回はQC1級の合格体験記です。

実際に立てた勉強計画

計画のポイント

 ポイントは主に3つ意識しました。
 1つ目はアウトプットとして、過去問に時間を使おうと決めていました。6〜8月の3ヶ月を過去問に設定しました。
 2つ目はインプットとして、問題集を1冊仕上げようと決めました。始まりが4月なので、前半2ヶ月を問題集に設定しました。
 3つ目は公式の暗記を単語帳アプリを使おうと決めました。1日3回を5ヶ月で約500回反復しました。

目標値の設定

 QC1級はおおむね70%の正答率で合格になります。100%満点を狙う必要はありません。目標値として
   手法編→70%
   実践編→80%

の設定をしました。全体で75%の正答率です。

実際の進め方

4〜8月(公式の暗記)

 新しく取り入れた勉強方法として、公式の暗記を単語帳アプリを使いました。毎日反復することで圧倒的な暗記効率がありました。1日3回として5か月で約500回の反復をしました。例として単回帰分析はこんな感じです。

もちろん自分で単語帳作っていました。アプリはwordholicです。実際に使ったデータセットをリンクで貼っておきます。

4〜5月(問題集)

 Amazonのアソシエイトとして、このアカウントは適格販売により収入を得ています。

 問題集は上の問題集を使いました。結局この問題集と過去問しか使わなかったです。この問題集は17章で79問あるんですが、9割の72問を解けるようにしました。100%完璧を目指すと、良くない問題もあるので判断して捨ててました。
 次に解けるようにする勉強方法です。まず初見の問題は解いてみる。復習では、合ってても間違ってても自分のロジックで解答を作成しました。どんな解答を作成していたかは他のnoteの記事に具体例たくさんあるので見てください。あとはそれを暗記すればその問題は身についていることになります。
 次に期間です。4, 5章の検定と推定, 9章の実験計画法が重たいです。それ以外の14章を先にやります。1日1章で2週間で14章終わらせたいです。その後4, 5, 9章を1週間1章で3週間かけて進めます。問題集には2ヶ月取ってあるので、余裕が3週間あります。遅れを取り戻しても復習に使ってもいいと思います。

6月(過去問1冊目)

 過去問の基本的な進め方として
   1回目解く(日曜)
    →復習(平日)→2回目解く(土曜)
をセットにします。各正答率は絶対にメモするようにしてください。1ヶ月で4回分を解きたいので、1週間1回分を目安に進めます。4〜5月の問題集がインプットできていれば、5割は取れるはずです。僕の実際の初見の点数の推移を示します。
   第35回 : 56%(手法編46%)
   第34回 : 66%(手法編72%)
   第33回 : 60%(手法編48%)
   第32回 : 74%(手法編73%)

7月(過去問2冊目)

 6月と同様に進めます。僕の実際の初見の点数の推移を示します。
   第31回 : 57%(手法編58%)
   第30回 : 68%(手法編56%)
   第29回 : 欠番
   第28回 : 69%(手法編58%)
   第27回 : 72%(手法編67%)

8月(最新の過去問)

 最後の1ヶ月は最新の過去問を解きます。あとは今までの過去問の総復習もします。1番力を入れないと行けないです。しかし、僕は2週間海外旅行行ってその間は一切勉強していませんでした。帰国してから最新の過去問解いてみました。第36回はまずいかなって感じてました。第37回はぼちぼち取れました。僕の実際の初見の点数の推移を示します。
   第36回 : 57%(手法編50%)
   第37回 : 67%(手法編67%)

9月1日(受験本番)

 結果として合格することができました。自己採点の結果を示します。
   第38回 : 78%(手法編76%)

所感

 今回の受験は運が良かったというのが正直な感想です。論述はほぼぶっつけ本番でした。次に第39回を受験して合格するかは分かりません。今回個人の合格体験として記したので真似して合格した人がいたら教えて欲しいです。論述対策もまた別の機会に書きたいと思います。

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