企業アンケート担当のつぶやき
成熟したシビルエンジニア活性化小委員会 企業アンケート担当のキートスです。幹事長の“しぶさん”の投稿から、期間が空いてしまいましたが、最近の小委員会の活動状況を少し紹介したいと思います。
私は2021年12月から前任の担当から引継ぎを受け、本小委員会に参加しております。当時はコロナ禍の影響もあり、オンラインのみで小委員会が開催されていました。現在は幹事長の“しぶさん”のご尽力により、対面とオンラインを併用したハイブリット開催となっております。本小委員会は,分野も世代もバラバラで普段仕事をしていて関わることのない人たちが集まっていますので、可能な限りリアルなコミュニケーションに努めています。新たな気付きや新しい価値観を知ることが出来ることに楽しみを感じながら、本小委員会に携わっています。
本小委員会では、シニア土木技術者が担うべき役割や期待されている役割を把握するために、2007年から5年毎に企業アンケート調査を実施しています。
土木学会員数の多い企業約200社を対象に調査を行い、2022年アンケートでは120社から回答を得ております。2022年の企業に対するアンケート(定年退職後の技術者の雇用に関する実態調査)では、企業はシニア技術者に「能力・経験」や「教育」の役割を期待しており、技術の伝承を求める面も大きいことを示しています。(※アンケート調査結果は、リンク先のHPをご覧ください)
アンケート調査結果を踏まえ、定年退職後の技術者のモティベーション向上施策を進めることやシニア技術者の技術を継承する取組みを継続する必要があると考えています。2027年に予定している企業アンケートに向け、高齢者が長く働ける環境づくりとして、世の中で取り組まれていることや長寿社会に対応した社会インフラなども、勉強していきたいと思います。まずは、本委員会を通じて、世の中のよい取組みを水平展開する方策などを模索していこうと思います。
2024.10.4 キートス