見出し画像

るんるんの履歴書〜インタビュアー紹介〜

はじめまして!筑波大社会工学専攻修士1年のるんるんです。
突然ですが、就活をもや〜っとした気分のまま進めている人はいませんか?

私は今、まさにモヤモヤしてます。自分の専門性を生かせるような仕事に就こうと6月から就活を始めたものの「何か違う」と思うことが多かったんです。だって、それが自分に合っているかもよくわからないまま四角い型に嵌め込まれに行っていると感じたから

ただしんどさもある一方、恩恵があるのも事実で…色々考えているうちによくわからなくなってきて、それなら、一般的なレールから外れた人たちに成功も失敗も聞いてみたい!と思い立ちました。

この記事では、なぜ就くばキャリア図鑑を立ち上げるに至ったのかを紹介していきます。私のモヤモヤに共感して興味を持ってくれた方、むしろ全く理解できない方も、お茶うけ程度に読んでいってください。


プロフィール

モロッコで初雪

名前:るんるん
出身:京都
好きなこと・もの:絵を描くこと、占い、ジョギング、食べること、海外、納豆
座右の銘:楽しいと楽は対極(甲本ヒロト)
性格:矛盾も楽しむ


私の履歴書

ターニングポイント① 高校の短期留学でのカルチャーショック

ロンドンの夏は涼しかったです

人と接することが好きだったものの人見知りがコンプレックスでした。
「そんな自分を変えたい!」
と高校1年生で思い立ち、両親に頼み込んでイギリスの3週間のサマープログラムに申し込みました。人見知りなくせに、なぜかこういう瞬発的な行動力はあるタイプでした。

元々英語は得意だったので、向こうでの暮らしは余裕だと思っていましたが、それは間違いだということにすぐに気づきました。私より英語ができない人でも、積極的に話しかけていたり認められる特技を持っていたりするとすぐに馴染んでおり、海外で楽しく過ごすには、日本以上に英語力よりもコミュ力が必要だとわかったからです。

またそのプログラムには世界中から人が来ていたのですが、他国の人とは教養が全く違うということもカルチャーショックでした。授業に出てくるギリシャ神話といった題材に馴染みがなく、英語力があっても全く意見を言うことができませんでした。

クラスの集合写真(※全員えげつない変顔のためぼかしてます)

初めの1週間は、そんな色々な衝撃でホームシック極まっていました。
しかし落ち込みが底に達したときに、ふと「あと2週間は帰れないんだから、なんとか楽しむしかないのでは?」と切り替えられました。
そこから、とにかく頑張って積極的に手をあげたり話しかけたりしました。

すると徐々に言葉が通じなくても認められるようになり、堂々と意見を言うことが得意になっていきました。最終的には友達もでき良い思い出が沢山できました。

一番驚いたのは帰国後、緊張して自分から話しかけることが苦手だったのが嘘のように、人と自然に会話できるようになっていたことです。

またそれだけでなく海外の人ともっと対等に自然に話せるようになりたいという目標もでき、国際系の進路を目指すきっかけにもなりました。


ターニングポイント② コロナ禍という静の期間

やることがなさすぎて、延期になったオリンピックの残滓を見に行っていたコロナ禍

「海外の人と対等に仕事がしたい!」というモチベーションから筑波大学の国際総合学類に入学しました。
最初の1年はとにかくやりたいことになんでも挑戦して、2年生で勉強しつつ色々な国を回って、3年生からは留学をして…と計画を立てていました。

しかし、コロナ禍により大きく狂わされました。
2年生からはそれまでが嘘のように静かな生活が始まり、今までの自分とただただ孤独に向き合う時間になりました。

そうして静かに授業を受ける中で、都市計画という分野に興味を持ちました。自分は「人」に興味があって今の進路を選んだということに気づくと共に、講義の中で都市は人の機能を拡大したものだと感じ、それらの要素を1つ1つ紐解く面白さを感じたからです。

そこで「海外を仕事の舞台にしたい」から「都市計画を専門にして海外で働きたい」と目標が具体化していきました。


ターニングポイント③モロッコ留学

コロナが明け始めた3年生の頃、留学も徐々に再開したので、卒業を1年延期してモロッコに留学することにしました。

この留学は最大のターニングポイントになりました。一番大きかったのは、時間にルーズだったり適当なところはあったものの「余白を大事にする」という価値観を学んだことです。
それまで目的がないと行動できなかった自分にとって、慣れるまでは予想外の連続で疲れたものの、次第にその時々の気持ちを大事にする柔軟性を楽しめるようになっていきました。

気候なのか性格なのか、開放的なカフェが多かった気がします

留学を通じ、白黒つけすぎないことや人に与えたり共有することの大切さ、自由で柔軟な発想を尊重することを学び、気持ちに余裕を持って過ごせるようになりました。そして、自分はこういう全く違う文化や価値観に触れるのが好きで今の進路を選んだんだと再認識しました。

しかし価値観をアップデートして帰国すると、今度は理想と現実のギャップに苦しみました。院試や卒論はなんとか乗り切ったものの、帰ってきて経験を消化できていないうちに就活が始まり、留学先とのギャップを感じたり、華々しく就職した同期の職場への不満を聞いたりしたことで就活へのモチベーションがどんどん下がっていきました。


結論:「仕事」ってなに?

これまで色々な人と話し影響を受けましたが、共通して感じたのは仕事への充実度が幸せに直結するということです。
もちろん仕事以外に楽しみがあって生活の手段として割り切る人もいますが、それも好きなことや幸せに向き合った結果の1つの形ではないでしょうか。

海外の学生やレールから外れた進路の人と接する中でキャリアの話をすると「ギャップイヤーを取る」「海外の大学院で一旦考える」といった進路が珍しくなく、そこには「当たり前」がなく様々な選択肢があることに驚きました。

しかしいざ日本で進路を考えると、
大体が新卒一括採用であるうえ仕事を選ぶ学生側と選ばれる企業側でのある種騙し合いみたいになっていて、真剣にキャリアを考える機会や損得関係なく自分のやりたいことを探る時間・方法って意外とないし知らないなあと改めて思いました。

ですが、これまで出会ってきた人は必ずしも新卒入社のキャリアをそのまま続けているわけではなかったので、
「もっといろんな人にキャリア観や人生観のぶっちゃけたところを聞きたい!レールに乗らない選び方や、失敗談も含めて経験を聞きたい!」
と思い、ふと「インタビューしたい」と社長の堀下氏に漏らしたところ、やっちゃいなよとGOをいただきあれよあれよという間に話が進んでいきました。

ということで完全に自分得の企画ですが、インタビューとして形に残すことで他の人にもヒントをシェアできたらいいな、とも思っています。

2019年 入学したての筑波大学(ループのバス停)

つくばという、都心とも田舎とも少し違うまちを通過してきた人たちのキャリア観。そして、我々しびっくぱわーのインターン生3名(るんるん、ももな、ゆうき)はインタビューを通じてどんな変化をするのか。

我々の視点を通じて、少しでも読んだ人の心に波紋を起こせるようなインタビューを書ければと思っています!

るんるん


いいなと思ったら応援しよう!