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衆院小選挙区アダムズ方式導入シミュレーション(定数減少県)

🔵宮城県

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1区 534,277人 自民 土井亨
2区 545,936人 立憲 鎌田さゆり
3区 336,376人 自民 西村明宏
4区 281,480人 自民 伊藤信太郎
5区 290,923人 立憲 安住淳
6区 292,850人 自民 小野寺五典

区割り案

宮城区割り案

1区 463,107人 太白区(本庁管区)・青葉区(本庁管区)
2区 476,698人 青葉区(宮城総合支所)・泉区・宮城野区
3区 476,784人 岩沼地区・仙南地区・若葉区・太白区(秋保総合支所)
4区 458,356人 黒川地区・塩釜地区・石巻地区
5区 406,897人 大崎地区・栗原地区・登米地区・気仙沼地区

分割自治体 (2→2)
・大崎市 5・6区 → 5区
・太白区 1・3区 → 1・3区
・青葉区 1区   → 1・2区

現行1~3区はギリ格差2倍以下なので、実際は変更しない気がする。
そうすると、分割自治体は1減。

🔵福島県

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1区 473,185人 立憲 金子恵美
2区 417,160人 自民 根本匠
3区 307,416人 立憲 玄葉光一郎
4区 275,498人 立憲 小熊慎司
5区 346,845人 自民 吉野正芳

区割り案A

福島区割り案

1区 462,896人 県北地域
2区 423,637人 県央地域(岩瀬地区を除く)
3区 449,207人 会津地方・県南地域・岩瀬地区
4区 484,364人 浜通り地方

区割り案B

福島区割り案B

1区 462,896人 県北地域
2区 478,302人 県央地域(除 石川地区)
3区 429,699人 会津地方・県南地域・石川地区
4区 449,207人 浜通り地方

分割自治体 0→0

ほぼ人口が等しい石川地区と岩瀬地区。どちらを2,3区にするか難しい。

🔵新潟県

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1区 518,060人 立憲 西村智奈美
2区 328,070人 自民 細田健一
3区 343,407人 自民 斎藤洋明
4区 356,109人 立憲 菊田真紀子
5区 324,578人 無  米山隆一
6区 315,348人 立憲  梅谷守

区割り案

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1区 431,256人 新潟市(中央区・東区・江南区)・佐渡
2区 472,393人 県央地域・新潟市(西区・西蒲区・南区)
3区 444,098人 下越地方・新潟市(北区・秋葉区)
4区 400,402人 上越地方・十日町地区・柏崎地区
5区 437,423人 魚沼地区・長岡地区

分割自治体 4→0
・北区  1・3区   → 3区
・江南区 1・4区   → 1区
・南区  2・4区   → 5区
・長岡市 2・4・5区 → 5区

別案としては、4・5区そのままで、こんなところか。
1区 新潟市北部4区
2区 新潟市南部4区・燕地区・佐渡
3区 上越地方・三条地区

🔵滋賀県

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1区 387,365人 自民 大岡敏孝
2区 311,530人 自民 上野賢一郎
3区 341,133人 自民 武村展英
4区 344,890人 自民 小寺裕雄

区割り案A

滋賀選挙区

1区 482,990人 大津市・草津市
2区 474,457人 北江地方・東近江地区
3区 427,471人 甲賀地区・湖南地区北部・蒲生地区

区割り案B

滋賀選挙区B

1区 387,365人 湖西地区
2区 520,003人 東近江地区・湖東地区・湖北地区
3区 477,550人 甲賀地区・湖南地区

分割自治体 1→0
・東近江市 4・2区 → 2区

実は元々、3区構成だった滋賀県。区割りはちょうどこのB案の形であった。ただ、この区割りだと一票県内格差が大きくなる。一方で、3区の形が綺麗に生活圏がまとまるのも確か。今後、2区域の人口が減少することを考えると、案外B案が有力か。

🔵和歌山県

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1区 353,999人 国民 岸本周平
2区 278,133人 自民 石田真敏
3区 284,976人 自民 二階俊博

区割り案A

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1区 466,072人 和歌山市・那賀地域
2区 451,036人 紀南地方・紀中地方・橋本地域・海草地区

区割り案B

和歌山区割り案2

1区 428,563人 和歌山市・海南市・有田市
2区 488,545人 紀南地方・御坊地域・那賀地域・橋本地域・有田郡・海草郡

分割自治体 0→0

B案は海南市を地盤とする自民・石田氏に配慮したバリバリ忖度ver.。有田市を新2区とする形も考えられる。公正な区割りとなることを願う。

🔵岡山県

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1区 452,130人 自民 逢沢一郎
2区 340,475人 自民 山下貴司
3区 313,444人 無  平沼正二郎
4区 455,499人 自民 橋本岳
5区 300,629人 自民 加藤勝信

岡山選挙区割り案

1区 453,809 北区(除 5中学校区)・加賀郡・備中地方(除 倉敷・早島)
2区 496,232 岡山地域(除 北区・加賀郡)
3区 430,384 北区(建部・御津・香和・岡北・京山)・東備地区・美作地方
4区 481,752 倉敷市・早島町

分割自治体 6→1
北区   1・2区 → 1・3区
南区   1・2区 → 2区
東区   2・3区 → 2区
吉備中央 1・5区 → 3区
真庭市  3・5区 → 3区
倉敷市  4・5区 → 4区

わんさかあった分割自治体も1つに抑えられる。中心に人口が多い北区があるため、岡山に関しては何パターンもの区割りが考えられる。

🔵広島県

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1区 400,279人 自民 岸田文雄
2区 476,612人 自民 平口洋
3区 430,795人 公明 斉藤鉄夫
4区 375,409人 自民 新谷正義
5区 276,528人 自民 寺田稔
6区 337,961人 立憲 佐藤公治
7区 451,967人 自民 小林史明

区割り案A

広島区割り案

1区 497,730人 中区・東区・南区・安芸区(除 矢野)・府中市
2区 463,635人 広島西地域・佐伯区・西区
3区 430,795人 安佐地区・山県地区・高田地区
4区 514,293人 呉地区・東広島市・安芸区(矢野)・安芸郡(除 府中)
5区 451,967人 福山市
6区 391,131人 備後地方(除 福山)・竹原地区

分割自治体 3→1
安芸区     4 → 1・4
江田島市  2・4 → 4
東広島市  4・5 → 4
三原市 4・5・6 → 6

3つあった分割自治体はいずれも解消されている。一方で、全域が4区域であった安芸区は新たに1区と4区に分割される。ただ、この分割の対象となるのは飛び地の矢野地域である。
今後、4区域の人口が急増したり、6区域が激減した場合、東広島市の一部を移すことで、県内格差が抑えられる設計だ。

区割り案B

広島区割り案2

1区 400,258人 1.461倍 現行
2区 464,151人 1.694倍 縮小
3区 514,149人 1.877倍 拡大
4区 429,945人 1.569倍
5区 497,954人 1.818倍
6区 445,512人 1.626倍 拡大

 江戸時代の広島藩(1~5区)と福山藩(6区)から着想を得た。長大となる3区は芸備線沿線繋がり。

🔵山口県

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1区 421,645人 自民 高村正大
2区 326,450人 自民 岸信夫
3区 295,592人 自民 林芳正
4区 283,175人 自民 安倍晋三

区割り案

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1区 465,754人 山口地区・宇部市
2区 448,008人 周防地方(除 山口地区)
3区 413,100人 長門地方(除 宇部市)

分割自治体
山口市 1・3区 → 1区
周南市 1・2区 → 2区

🔵愛媛県

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1区 461,298人 自民  塩崎彰久
2区 285,467人 自民 村上誠一郎
3区 300,179人 自民 井原巧
4区 276,431人 自民 長谷川淳二

区割り案

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1区 489,164人 松山市(除 旧下浮穴郡域)
2区 448,552人 南予地方・中予地方(旧下浮穴郡域)
3区 385,659人 東予地方

分割自治体 1→1
松山市 1・2区 → 1・2区

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松山市現2区域のうち、旧北条市・旧中島町を新1区に編入。旧下浮穴郡域はそのまま新2区に。

🔵長崎県

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1区 390,792人 国民 西岡秀子
2区 342,919人 自民 加藤竜祥
3区 276,205人 自民 谷川弥一
4区 292,797人 自民 北村誠吾

区割り案A

長崎区割り案A

1区 405,669人 長崎市
2区 458,330人 県央地区・島原地区・西彼杵郡
3区 438,714人 県北地区・対馬・壱岐・五島

区割り案B

長崎区割り案B

1区 475,247人 長崎地区
2区 458,393人 島原地区・諫早地区・対馬・壱岐・五島
3区 369,073人 佐世保地域(佐世保ナンバー域と一致)

分割自治体 1→0
長崎市 1・2区 → 1区

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