2024/11/29(金)急な発熱
8時半起き。今日も晴れてるね。私の出身地新潟県は雨続きで、来週あたりからそれが雪に変わる予想らしいけど、本当に東京は冬の気候に恵まれた町だと思う。正直言って一度この雪のない冬を体験してしまうと二度と日本海側に住もうという気は無くなってしまう。朝から晩まで追われる雪かきだったり、1ヶ月に1日晴れるか晴れないかの常に薄暗い陰鬱な空気だったりはやはりメンタルにも良くないと思う。思えば私も高校時代から冬季うつの症状が出始めていたし、やはり北陸や東北の日本海側の県の自殺率が高いのは長く過酷な冬のせいだと思う。でも、じゃあ沖縄で太宰治が生まれるかといえばそんなことはないと思うし、雪国育ちにはその人にしか分からない感性だとか人生観ってものがあると思うので私も雪国にアイデンティティを持つものとして細々と活動していきたいと思う。みなさんは雪が降りそうな気候の時にほのかに漂ってくる「雪の匂い」って分かりますか?私は分かります。これ東京でも一冬に2,3回するときがあって、決まってその日は雪が降るのですが、このことを非雪国人に言っても誰も分からず「これ雪国育ち特有の能力なのか」と思った記憶があります。
朝ごはんを食べてまた今日も『あさきゆめみし』を読み進めていたら「コンコン」と咳が出るようになった。オヤオヤ?ちょっと良くない咳だぞ、と思っていたらあっという間に痰が絡んだ咳になった。そのあとあまりにも天気がいい様子なので近くの公園まで散歩に行ったら寒風に凍えてしまい、帰ってきたら悪寒がするようになったほか、なんとなく足の裏や顔がぽかぽかとして体中が妙な熱を発し始めたので熱を測ったところ37℃だった。やっぱり!と私は思った。急な発熱である。しかし、熱を出しても私には看病してくれたり薬や食料品を買ってきてくれたりするパートナーがいないので、全て自分でやらなくてはならない。まだ熱は出たばかりなので今のうちに薬局とスーパーを回らなくてはと私はすぐに家を飛び出した。薬局で風邪薬、咳止め、解熱剤、麻黄湯、ユンケル黄帝液とOS-1を半ダース買い、スーパーでうどんやらカップスープやらゼリーやら熱が上がっても食べられそうなものを買って帰ってきた。
帰ってくると、家を出る前より体がぽかぽかしてきて熱が上がってきたようだ。最近ウイルスをもらうようなところには行ってなかった気がするけど、半袖のTシャツで夜まで外にいた日もあったから、それで免疫力が落ちてしまったのかなと反省した。ちなみに私は一度熱が上がりだすと突発的に40℃まで行ってしまうことが子供の頃からよくある。2年に一度くらい智歯周囲炎(親知らずの腫れ)になって40℃を出すし、インフルエンザでもやっぱり40℃まで上がってしまう。また今回も40℃コースなのかな?それは嫌だなあとベッドに潜りながら祈っている。40℃ってのは出したことのない人もいるかもしれないけど、これ結構辛いんだよね。何重にも毛布と羽根布団を重ねた布団に寝ていてもブルブル悪寒は止まらないし、トイレに行こうにも意識が朦朧としてしまっているし息も絶え絶えで歩くのもやっとだ。人は42℃まで体温が上がるとタンパク質が凝固してしまってDeathになってしまうようですね。ちなみに私は最高で41.5℃くらいまで行った記憶がある。もうすぐ死ぬとこだったじゃんね!もしかしたら今でもすっかり半熟になった細胞とかが身体のどこかにあるかもしれぬ。19:30に夕飯を食べて薬を飲んで生の生姜をかじって寝ます。おやすみなさい